ランス10 プレイ日記07 5ターン目! 魔王探しと非情な決断





ランスのツンデレ芸にも磨きがかかっている5ターン目。
もっとも実際は面白がってばかりいられる状況でもない。

毎ターン真面目に魔人を倒しているだけあって、難易度がじわじわと上がってきている。
雑魚はまだしも、中ボスクラスになるとかなり厳しくなってきた。
悩むところだが、まずは準備クエストで防備の薄い地域をフォローして……。
なんて進めている最中、事件は起きた。











デカクナッター!!!!

何が原因なのかは不明だが、雑魚戦後に突然ベゼルアイの成長イベントが挿入!
ベゼルアイ(大)が仲間に加わった。うわービックリした。


ちなみにベゼルアイの☆はまだ1だ。今回がほぼ初参戦で、クエスト内のバトルをいくつか経た際に成長した。

通常バトルリーダーにしていたが、イベント自体は自動戦闘後に発生した。

また、戦闘前かつルート分岐前のデータをロードして、自動戦闘の無いルートを進むと、成長イベントは発生しなかった。
完全にランダム、というわけではないようにも思う。何かフラグがあるのかもしれないが、この段階ではこれ以上はわからなかった。



さて次は作戦フェイズだ。
今回も魔人退治……といきたいところだが、前回からすごく気になっていたクエストもある。











こちら。魔王探索。

どう考えても超重要クエストだ。
何よりも優先すべきだと言ってもいい。

今回は準備クエストで「全地域支援」ができたので、思い切ってこちらを進めてみようと思う。











魔王探索でカギになるのは、リーザスクエでも活躍したクレインちゃん。
私のプレイではこの段階で初めて仲間に加えることができた。支援解除……最高だよ支援解除。











このクエスト途中でのランス宝箱は、ひょっとして確定かな?
本作ではカードの種類が多いランスやシィルは強力になりやすい。
そうでなくても、ランスは魔人戦では欠かせない戦力だ。どんどん強くしていきたい。
そんなランスカードが確定で手に入るとしたら、これは結構重要なポイントかもしれない。















ランスに嫌がらせしている時のパステルは本当に輝いているなぁ。
どうせ後で泣かされて、娘に慰められるのだろうになぁ。


夫婦コントなどを挟みつつ、クレインが得た情報を頼りに魔王を探す。
この霧だらけの山、「1ターンに行動は2回まで」になる解除不可能なデバフが常に張られているのが厄介。

0コストでコンボを重ねる、といった定番の戦略が通用しなくなる。
支援での自動攻撃ならば「行動2回まで」の対象外になるので、そういったスキル持ちが使いやすい。
代表はリア。虎&勝子がコンビで揃っていれば、彼女らも有効。











道中で、前回は手に入れ損ねたメアリーもゲットできた。
しかしメアリー&レイは霧デバフ相手にはやや不利なので、活躍は次回以降になる。











探索の末に、ようやく健太郎を発見!
よっしゃよっしゃ、オレタチトモダチーと近付こうとするが、今回の健太郎はややマジだった。
ここまで、彼らも相当な苦労を経ているのだろう。
ランスたちを信じ切ることができない健太郎は、襲い掛かってきた。ちょっと日光さん、なんか言ってやってよ!!















健太郎戦での大きな注意点はふたつ。


ひとつは、数ターン置きに放ってくる超強力な連続攻撃。

霧の中で手裏剣に頼るのは不安定なので、私はクルックーの魔法バリアで毎回対処した。
ダメージは完全に0になるため、APにさえ気を配れば落ち着いて戦うことができる。


ふたつめは、美樹のバフ。この効果で、HPを半分削ったあたりで健太郎のHPが全快する。

支援解除は可能だが悪手。美樹バフが消えると、混乱した健太郎が超強化されてしまう。毎ターン連続攻撃なんてことになりかねない。
美樹は解除せず、素直にHP1.5倍の敵として倒した方が安定だと思われる。幸い、全快は一回きりだ。



解除不能の霧デバフは、健太郎戦でも続いている。
攻防のバランスを考えて、私は上記パーティーでクリアした。
イージスは他のキャラでもよかったかな。パパイア枠もキムチさんでもよかったか。















勝利したことで、ようやく健太郎とマトモに話ができるようになる。
日光さんが一瞬人間形態を見せたことに、ムキーッとなるカオス。わりと本作でのカオスは踏んだり蹴ったり。















苦労はしたが、目的は無事に達成!
健太郎はあとでもう一発くらい殴っておこうか!

なんといっても、美樹を確保できたのは大きな収穫だった。
どれだけ猶予があったのかは不明だが、わりとギリギリだったようにも思えるし……。
魔軍に捕まってしまえばバッドエンド確定だろうし、とりあえず一息つけた。















薄々わかっていたことではあるが、やはり美樹たちの元の世界は、ミラクルの知る「スチールホラー」と同一だと判明。
ミラクルに頼み込めば、ゲートを繋げてくれるかもしれない。

しかし美樹の魔王としての血が消えるわけではないし、帰るだけでは問題は何も解決しないだろう。
だが一旦避難するだけでも意味はあるかな?
うーん。











……そして。再び、辛いイベントが発生した。
6好きとしては、かなりショックなイベントでもあった。
アレックスのことを特別気に入っていたというほどではなかったが……最後まで頑張って、全力で足掻いて、それでも敵わずに終わった姿を見るのは本当に悲しかった。
無力を悔いて、大切な恋人や尊敬する王に謝罪して、最後の最後に「かつての最愛の人」の名前も呟いて……。あまりにも救われない最後だ。

そして、悲しみだけでも終わらない。6本編で全力で封印に至った、カミーラが解放されてしまった。
これは人類にとって、大きな大きなマイナスでもある。

このイベントを避けるには、ゼスのメディウサ討伐まで終わらせなければいけなかったように思う。
しかし、この時点でまだ5ターン。5ターンだ!
それまでの間に、ゼスでガルティア退治とメディウサ退治をこなせねばならない、というのはかなり難しいように思う。
ゼスにかかりきりでは、他の地域の被害がとんでもないことになるだろう。
それにヘルマンにも行かなければ姉妹も救えないし……。ああもう、どうしたらいいんだ。











ここから6ターン目が始まる。まだ、たったの6ターンだ。
私はこの時点で、ひとつの決断をするに至った。
悩んだり、色々と試してみたり、駄目元でホーネット救出に行ってみたり魔軍陣地を襲ってみたりしてやっぱり失敗したり、ロードしつつ色々とやってみた結論。

1周目では、私はヘルマンとゼスを諦める。

3ターン目までにヘルマン魔人を倒せなかったことで、既に犠牲が出ている。おそらく今後は更に増える。
5ターン目までにゼス魔人2人を倒せなかったことで、既に犠牲が出ている。おそらくは既に手遅れ。

これら現状を踏まえた結果、見捨てるのは第一にヘルマン第二にゼス、と決めた。
好きな作品や好きなキャラがたくさんいる、思い出がいっぱいの国だ。もちろん悔しいし、本当は諦めたくはなかった。だが、仕方がない。もう決めた。

次回、一周目最終回!