ランス10 プレイ日記18 ゼスの自動解放イベントで全俺が感動





10~11ターン目は色々なことが起きた。
ひとつひとつ順番に触れていくが、タイトルの件で俺は全気力を消耗しきったといっても過言ではない。
もう……本当に、すごかった。ものすごかった。
「鳥肌不可避」なんて、わりと頻繁に口にしてしまうけれど、本気でガチで終始鳥肌が出続けていたのは初めてだったと思う。

なんちゅう……なんちゅうもんを……。ハァ……。











人類減少率はここまでかなり抑えてこれたとは思う。だがそれでも、あと少し足りなかった。
このターンまで大陸で粘れただけで初めてのことだったので、このイベントもこれが初見だ。
なんとも納得しがたい、悔しいイベントだった。

もう少し先、ストーリーの終盤でコーラも指摘しているけれど、結局アリオスの行動は中途半端なんだよな。
矛盾しているし、非情を謳っているわりにはやり方がぬるい。

間に合わなかった愚かで哀れなピエロ、としてしか活躍しきれなかったアリオスには、正直個人的には同情の気持ちもある。
一歩間違えば、あるいは一歩正しければ、もっと良い結末を迎えられたとも思うし。
だけど、まぁ……境遇に同情はできても、許せはしないかな。特にこのイベントに関しては。











そして続く11ターンの冒頭にて、誘拐イベントも発生した。
連続しすぎィ! ってかどいつもこいつも空飛ぶ城に簡単に乗り込みすぎィ!!
続いたのはたまたまなんだろうが、警備ガバガバすぎて若干笑ってしまった。















美樹を、ランス城を守るために全力で頑張る女性陣の姿が格好いい。
CITY決戦といい、色々なキャラクターが実力を発揮して奮闘するシーンは面白いな。
しかし、マエリータ隊の描写に関してはちょっと多すぎじゃないかって気はしなくもない。嫌いではないけれど、このイベントではややくどかった。















マエリータ隊のメンバーはみんなキャラが立っているし、そんなに悪い奴ではない。
以前のクエストでは、たまたまとはいえ協力する機会もあったりして、お互いにそこまで険悪な関係ではなかった。
しかし敵は敵だし、人間と魔物だし、立場もあるのだからこういった結果になるのは仕方がない。
それでもやっぱり、なんかこう……納得は、できないよな。















一方その頃、天界では女神ALICEとクエルプランがなんとも不穏な雰囲気になっていた。
前回のことがあるので、クエルプランには悪い印象はないのだが、ALICEはやっぱり怖いな……。見た目だけならALICEも相当良いのだけれどな……。
神々のやりとりや、クエルプランに生じた変化は今後にどういった影響を及ぼすのだろう。この時点では、まだわからない。











ランスなしでのイベントが色々と終わって、ようやく作戦フェイズ。
リーザスとヘルマンとゼスが解放可能になっている……!
うわぁ……スッゲー嬉しい。滅茶苦茶嬉しい。やっと、ここまで来られた。

ここで一度、深く深く悩んだ。次ターンに行動可能か、現時点ではわからないけれど、残り時間は少ない。おそらく、3つの国全てを解放させることはできない。
魔人を倒し切れていない自由都市は優先支援するとして、解放はどの国にするか……。
悩んで、悩んだ結果。











今回は、リーザスにすることにした!
CP回収のために、後に9ターンあたりからやり直そうとも思っているので、ゼスとヘルマンの解放はその際に見ようと思う。まぁ結局最初からやり直すことになるかもしれないが、4周目はヘルマンを初回二枚抜きするつもりだし……。
ちなみに9ターン目からやり直すのはケッセルリンクを昼に倒すためだ。うっかりロレックスを失った過去を変えたい。















ともかく今回はリーザス! リーザス解放は、チルディメインのシナリオのようだ。
ここまでチルディの出番はわりと少なかったので、これは嬉しい!

チルディはランクエの時からお気に入りキャラの一人だ。
ありがちな「デスワお嬢様系キャラ」とはひと味違い、一見自信家だけど努力の人で、自分に対して一番厳しいところが魅力的。
あとほっぺをプクーっとさせる顔がともかく最高にカワイイ。

しかし、ここまでのプレイではチルディは仲間にできておらず、結果的には強引なシナリオ突破の形になってしまった。
うぐぐ……悔いが残る。八百長に頼らず、どうせならガチで勝ちたかった……。











本気で嫌そうなマリスがかわいい。秘書枠マリスってあるのかな。欲しいな……。最近秘書枠が増えなくて少し寂しい。
伝統あるガールズショーを無茶苦茶にした犯人の調教師、「タマネギっぽいな……」と思ってたら実際にタマネギだったからちょっとワロタ。10でも登場してくれてよかったんやで。















ガールズショーに潜入して、大ボスを仕留めるという作戦を立てるランス。
昔ながらのガールズショーしか知らないチルディは、「おまえなら優勝できる!」と言われてノリノリになる。
素晴らしい女性として他ならぬランスに認められたのだ、と勘違いして、ご機嫌ルンルン気分なチルディが滅茶苦茶カワイイ。機嫌よくなんてなってませんわー、って言いつつ全然隠せてないのも良い。
まぁ、この後不憫な目に合うのだけれど……。















しかし、ここまでチルディをゲットできていなかったことで、結局イベントはゴリ推しルート一択になってしまった。
ぐぬぬ……次回こそはチルディを育て切ってリベンジしたい。

そしてこのあたりの一連のイベントは、セクスィーチルディだったり他の出場者だったりで、まともにスクショできるシーンが無かった。
なんとも締まらぬ結末だったが、リーザスはともかく解放されたから! 解放されたから、オッケーオッケー!















リーザス解放で、ふたつの収穫があった。
ひとつは、全裸スーをゲットしたことでスーとの混浴イベントが見られたこと。相変わらずちょっと素っ気ないスーだったが、その理由も少し明らかになった。「知識のない女の子に変な事をする男」として認識していたのか……。まぁ、実体験のその後に様々な一般常識を身につけた現状では、そういった感想になっても仕方がないよな。
すっかり真面目なしっかり者になったスーだけれど、その根っこには昔の面影が残っていることも明らかになって、ほのぼのとした気持ちにさせられる良いイベントだった。

そして、もうひとつ。
リーザス道中にて、ようやく使徒メイドが全種類揃った。ファーレン必須なので、昼ケッセルリンクルートではコンプは不可能だったため、無意味に夜バージョンを倒した甲斐があったといえるだろう。











拠点フェイズにて、使徒メイドたちがケッセルリンク復活を請うイベントが発生するようになった。
当然渋るランスだったが、ケッセルリンクの元々の性別を聞いて、許可を出す。
そして……。











女ケッセルリンクキター!!


美しい!
男バージョンみたくロングヘアでもよかったが、ショートでも十分美しい!!
しかも仲間入り! メッチャ強い!! ヤッター!!!



魔人仲間も随分増えたものだ。加入アリの魔人を全員コンプするプレイは、可能なのだろうか?
一度、魔人勢揃いでケイブリスを倒しに行ってみたいよなぁ。アリオスの暗殺もあるから難しそうだけれど、出来たらアツいよな。











さぁ次は12ターン……と思っていたら、このイベントが発生した。
ゼスの、自動での解放。
ランスの力を借りずに、ゼスの面々が己の力だけで大将軍を倒し、国を守るイベントだ。















今までずっと、10が始まっても長い間、リアやランスや他の有能な人材に比べると、甘い部分や弱い部分が見えていたマジック。
真面目で秀才だけれど、他の姫君たちほど器は大きくはない。きゃんきゃん騒いだりイライラしたり、子供を産んでなお、マジック自身もまだまだ幼い部分が多かった。

そんなマジックが、頑張っていた。ランスがいなくても、自分にできることを精一杯やっていた。
その努力と心を、父であるガンジーは真正面から認めた。















今のマジックならば、ゼスならば、英雄なしでも国を守り切ることができるはず。
ウスピラが、サイアスが、千鶴子が、マジノライン奪還に戦う。アニスは余計なことをしない。と思いきやする。















もう……もう、ね。
このあたりは、読んでいるだけで目が熱くなった。

全部、全部が、6に繋がっている。
そして6があったからこそ、今に繋がっている。











アレックスもまた、初めて穏やかな笑みを浮かべていた。
ああ……二枚抜きを頑張って良かったと、改めて思う。

……そして。











最後に立ちはだかるのは、やはり彼女だった。
おいしいシーンを持っていった、なんて、冗談でも言えないな。
ここまで至ったのは、ゼスの皆が努力したからだ。
そして、いなくなった人たちが、かつて居てくれたからだ。

ギリギリで、紙一重で、泥臭くて美しい勝利だった。
本当に本当に、ここまでゲームをプレイしていて良かったと私は思った。















最高、だった。
今はまだ、じっくり語ることもできない。スクショを見ているだけで、胸がいっぱいになってしまう。
とりあえず……10をクリアして満喫し終えたら、次は6をまたやる……。その時は、もしまだ元気があったらプレイ日記を書こう……。







<今日の感想まとめ>







時間が経てば冷静に感想を書けるようになるかなーと思っていたが、まだちょっと無理だった。
機会があれば、このイベントに関しては改めてじっくり語りたい。……けれど、語りすぎないくらいのほうが丁度いいのかもしれない。

私はランス6が好きで、ストーリーが好きで、ゼスのキャラクターが好きだった。最後にプレイしてからそれなりに経っているから、正直うろ覚えなところも無くはない。それでも好きだという感情は色あせてはいなかった。
だから……本当に、本当に、素晴らしかった。10がプレイできて、6を知っていて、本当に本当に良かったと思った。

ちょっと熱が高まりすぎて我ながら落ち着きがないけれど、今日だけは許してほしい。
今回は自動解放イベントだったけど、ランスの関わる解放イベントも楽しみだな。全く別物だろうから、尚更楽しみだ。