FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記04 ヤガでも全裸は引く





大か小かどちらかと言われれば個人的には大派だ。
しかしダヴィンチちゃんがかわいくて格好良くて大好きだということに変わりはない!











パツシィと別れて、シャドウボーダーに帰還。
改めて、仲間たちとアヴィケブロンも挨拶を交わす。
シャドウボーダー修復におけるアヴィケブロンの知識と能力は非常に大きい。
本当に、「まさにこの時この状況、この世界で」必要だったサーヴァントがアヴィケブロンだったわけだ。
すごいぞ! かっこいいぞー!!















メディカルチェックを終えたマシュは、ダヴィンチに己の身体と能力について相談していた。
ここで初めて開示された、マシュの状態や霊基の状況。
……なるほど、と納得できる部分もあったが、不思議な点も多い。

まず、個人的には「彼がマシュを放棄した」というのが解せない。
彼について詳しく知っているわけではないけれど、そこまで無責任な印象はなかったし、何か理由があってのことではないかと思ってしまう。
だがまぁ、少なくとも現在は、彼の力を借りられないという事実に変わりはない。











変えられない過去よりも、大切なのは今だ。
今、マシュ自身が抱えている問題。
表面化しつつあった、マシュの気持ちと彼女の本質。
ダヴィンチの問いかけに対して、この時のマシュは答えることができたのだろうか……?











一方その頃、男たちは状況の確認に勤しんでいた。
薄々気が付いていたことではあるが、このロシアは決して特異点ではない。
IFの時は既に過ぎ去り、そこから今まで続き続けてきたひとつの世界だ。

……この状況を鑑みれば、最後にはどうしたって辛い決断が待っているであろうことはわかってしまう。
おそらくホームズやダヴィンチは既に気付いているし、主人公も薄々は感じていたかもしれない。
だが今は、あえて考えない。考えて、立ち止まって良い段階ではない。











とりあえず、やれることをやっていくしかない!
イヴァン雷帝がキーパーソンであることに変わりなく、彼に関する情報を集めていく方針は間違っていない。
引き続き叛逆軍と協力をして、雷帝に近付くことを目指していく。











ベタなこと言っていいかな?
いいかな? 言うぞ?

「世紀末の魔術師」観たくなってきた。















カドックとアナスタシア。
おそらく二人とも、昔と今とでは変わってしまった。
アナスタシアは歪な召喚で変化してしまったし、カドックもまた、クリプターとして進むことを決めた時点である意味変わってしまったのだろう。
そんな、少しずつ歪んでしまった彼らだけれど、二人の間にある絆だけはとても素直で純粋なものに思える。











こうして見直すと、第一章は改めてカドックとアナスタシアの描写が多かったなとしみじみ思う。
数節ごとにやりとりが差し込まれているし、パツシィ同様カドック視点での内面描写も丁寧だ。
こんなん……どうしたって、感情移入してしまうやん?











再出発を前にして、マシュがナビゲーターに復帰することが決まった。
マシュ自身の選択というよりは、ダヴィンチちゃんからの要請だという。
残念だし、寂しい気持ちも強いが……マシュが悩んでいたことを想えば、今は仕方がないか。















マシュの離脱を知ったパツシィやアタランテオルタの言葉は、厳しいようにも聞こえる。
だが実際は、彼らは彼らなりにマシュを信頼し、心配しているが故の言葉だったのだと思う。















さて、次の目標はもうひとつの反雷帝勢力との接触だ。
それを率いているのは……服を着ていない、サーヴァント……?











ヤガでもそれは引く。















正直不安がえげつないが、サーヴァントである以上は接触しないわけにもいかない。
ああしかしアヴィケブロンが留守番組なのも不安だ。
裸が怖いので付いてきてくださいって言わせてくれ。















子供のヤガとアタランテオルタのやりとりが微笑ましい。
ヤガもかわいいしアタランテオルタもかわいいぜ……。
垂れ耳と優しい笑顔、尊い……。

だがその一方で、暗い感情を胸に秘めている者もいた。
この火種がどういう結果に繋がるのかは、現時点ではまだわからない。















この頃から、パツシィが少しずつ主人公たちの世界に興味を持ち始めている姿が見られるようになった。
多少は心を開いてくれた、のだと思いたい。
サーヴァントたちの力を確信したからか、表面上は強がったり殻に閉じこもったりする様子が減っている。















道中の何気ない会話から、ヤガの生誕に関する深い話に発展していった。
この世界故に生み出されたヤガと、その過去……。
弱者は肉にすらならない基本思想の根源……。
このあたりは、単純な価値観で「そういうのはよくない」なんて言えるものではないだろう。

禁忌に触れる、重たく冷たいヤガの歴史。
汎人類史とは異なる様を聞かされる度に、別世界という印象が強まっていく。
歪んだ歴史だ、なんて軽んじているのではなくて……こう、「全く違う」「ひとつの世界」として、存在感の強さと大きさを噛みしめ始めていく。















目的地に潜んでいたのは、やはりサーヴァント。
この姿形に俺たちは見覚えがあるッ!
だが彼は服を着ていたはずだッッ!















ローラ〇の可能性も恐れてはいたが、さすがにそうではなかった!
ビリーはもちろん、ベオウルフもバーサーカーながら話の通じる相手だ。
できればきちんとコミュニケーションを取りたい。















当然バトルにはなったが、それも含めてヤガたちを納得させるための言動だった。
アタランテオルタも、最初から察していた様子だ。
なんて理知的なバーサーカーたちなんだ……!
言葉が通じるどころか、下手な奴よりよっぽど頭が回る奴らだ!!











お陰で、落ち着いて会話する状況も出来た。
この二人は……出来る奴だ。外見はラフでも、本当に頭の良い連中だ。
なんというか、安心感がものすごい。
このロシアでトップクラスに頼りになる、安心できる相手が彼らかもしれない。















ビリー個人、ベオウルフ個人ならば、信頼できるし協力できる相手だ。
しかし彼らが率いているヤガたちはそうではない。
アタランテオルタが積極的に弱者を守っているのに対して、ベオウルフたちの元にいるヤガはある意味でヤガらしい思想の持主たちだった。
意識を変えるべく、ベオウルフたちも努力しているようだが、根付いた考え方はそう簡単には揺らがないだろう。















ひとまず同盟という形で協力していくことが決まった。
連絡役としてビリーがこちらに同行してくれることになったのはありがたい!
ベオウルフひとりに残ったヤガたちを任せる形になるのは心苦しいが……。















本人は気負い見せず、さらりとこんなことを言ってのける。
こういうところが英雄だよ……。
本当に英雄過ぎて、格好良すぎるだろう。
ベオウルフのこういった側面は今までのシナリオでは描写されきっていなかったので、新鮮かつ嬉しいな。















今後の方針は定まった。
重要視すべきは、雷帝側にいるであろうサーヴァントのこと。
旧種の姿をした皇女、となると……やはり、彼女だろう。