FGOイベント Apocrypha/Inheritance of Glory プレイ日記05 ミミクリー狩りのはじまりだった





アポクリファイベントは特攻キャラが多いのが嬉しかった。
個人的にはアイテム特攻より、攻撃力特攻が付くイベントの方が楽しく感じる。
いつもはあまり使わないキャラクターや、ステータス故に決定力に欠けるユニットもガンガン活躍させられるのが楽しくて面白い。

今回の高難易度なんて、スパルタクスが大体やってくれたしな。
まぁスパルタクスは日頃から周回でヘビロテ勢なので、「あまり使わない」というのはやや違うけれど。















俺たちのアヴィケブロン(とシェイクスピア)の危機を救ってくれたのはモーさん&フランの雷コンビ!
助かった! ありがてぇ! しかし無茶苦茶だ!!

何がどうなってそうなったのかよくわからないが、まぁなんとかなったならいいか。
モードレッドの魔力放出はアポクリファ原作でもあらゆることを可能にしていた気もするしな。
魔力放出、という大体なんとかする便利スキル。
なおFGOでは大体バスター強化。















この所業には、フランも言語機能を活動させるレベル。
フランのたどたどしい台詞はここぞという時限定だったはずなのに、FGOでは大安売りじゃねぇか!
まぁ別にいいけど、だがそれでいいのかよ!! ギャグに突っ込んでたらキリねぇけどよぉ!!
カウレスにあやまれ! って思ったけどカウレスも喜びそうだから、結局まぁいいか。

イベントの内容的に仕方がないしどうしようもなかったけれど、カウレスたちアポクリファマスター勢の出番が(例外除いて)全然無かったのは少し残念でもあった。
礼装で新所長の登場もワンチャン期待もしたが、やっぱり無理だよな。
ゴルおじも獅子劫さんも、礼装で触れられただけでも十分に嬉しかった。ジークも会話の中でさり気なく言及してくれたりしたしな。











この時点で、既に黒幕について見当を付けつつあるジーク。
敵側の残りサーヴァントは少ない。
カルナが黒幕というのはまずないだろうし、セミラミスも天草が傍にいない限りは可能性はそう高くないように思う。

ぶっちゃけ天草再来の可能性が一番高い気もするが、今回の状況に限っては天草は「いない」ことが確定している。
このあたりも若干ホロウアタラクシアリスペクト感。















テンションアゲアゲモーさんが格好いいかわいい。
こういうノリ、リアルだとオイラはブルっちゃう。
その点獅子劫さんはスゲェや。
あの人はホントにモーさんの扱いも巧いし相性もいいし、恋愛色の無い男女コンビ・相棒枠として最高にアツいよな。

激戦の中でロープを登り切って空中庭園にやってきたスパルタクスがまたすごい。一番すごいのはロープ。
ロープが切れたり、途中で敵に撃ち落されなかったのはもはや奇跡だ。
ギャグ補正もあるだろうが、スパルタクスなら万一の事態でもなんとかして、結局ここに辿り着いたような気もする。















戦いを終えて、無事にカルナとセミラミスも仲間に加わる。
だがあと一人、足りない人物がいた。
そして、それはイコール、黒幕の正体にも繋がる。
ここに至った時点で、既に物語は最終段階に達していた。

前回も触れたが、カルナたちを加えた後に日常シーンが無かったのは、尺的・ストーリー的に仕方ないにしてもやや残念だった。
セミラミス様がサンドイッチ食べてる様を眺めたいよー、アヴィえもーん!
優雅に紅茶を傾けるヴラド公の周りで駆け回るジャックとか、そういうのが観てぇんだよー!















大聖杯の前に佇む、主人公以外の唯一のマスター。
「願望の介入」、「願いを叶える」ために、聖杯大戦を無理やり再現し、大聖杯の侵食を推し進めていた人物。
今回の事件の、全ての黒幕が明らかになる。











ダーニック。
ユグドレミア一族の当主にして、第三次聖杯戦争にて大聖杯を冬木から奪い取った張本人。
アポクリファにおける聖杯大戦の元凶のひとりでありながら、物語半ばで早くも倒れることになったこの男が、黒幕だった。















彼が犯人だった、というのはわりと予想通りだ。
アポクリファ原作内に黒幕が居るとしたら、彼が最有力候補だった。
原作では元凶の一角でありながら早くに退場した、という背景もあって、登場する理由付けとしても十分でもあった。

口ぶりからして、完全にヴラド公と融合しているか侵食しあっているのかとも思ったが、やや違うのかもしれない。
ダーニックの認識として、そして周囲の感覚としてはダーニックがヴラドを乗っ取り、サーヴァントである立場や力を奪ったような形に見えているが、実際はヴラドに邪魔をされているような形になっている……の、かな。
乗っ取った相手の心や信念が強すぎて逆に侵食を受ける、というのはあるあるパターン。勝ち確。燃え設定。















ダーニックの残留願望である彼は、もはやただの怨霊に近い。
言うまでもなく正義はこちらに有り、なのだが、ダーニックの台詞がストレートにジークの胸を抉った。

へっ、吼えおるわ。俺たちは「来る」って知ってんだよォッ!!
……といっても、それは神視点のユーザーだからわかる未来の話。











更に揺さぶりをかけてくるダーニック。
ジークかダーニックか。生か消滅か。
ダーニックに従えば、サーヴァントたちに第三の生を約束するという。
一方でジークは、己に従うことを強制する気はなく、決めるのは彼ら自身だと受け入れてしまう。

ダーニックの言葉は、確かに耳触りは良い……が、真に受けているのはおそらくジークだけだっただろう。















真面目に受け取っちゃった管理者に突っ込みを入れるアキレウス。
最終盤の貴重なほのぼのシーンであった。















彼らは全員が、一騎当千の英雄だ。
生き方も在り方も、そう簡単に揺らぐものではなく、甘言に乗るほどヤワではない。















格好いい。
どいつもこいつも、最高に格好いい。
















かわいい。











敵の言葉をぶった切って全員協力、決戦だ!
……ってのは、物語の終盤として定番だ。間違いない。
ラスボスはいつだって世界の半分をチラ見せしてくるものなんだ。

だが、それがいい!
王道展開、バッチコイ!!
さぁ……敵を狩り尽くしてやろうじゃねぇか!!

俺は!!!
弓ミミクリーを担当する!!!!

(トゥリファス装備カルナでワンキルできて楽だったため)