FGOイベント 虚月館殺人事件 プレイ日記01 俺にこの謎が解けるか





アポクリファイベント真っ最中だったけど、推理イベントの殴り込みだオラッ!!

何がなんだか俺たちにもわけがわからなかったが、要するにミステリーコラボってことだ。
ヒポぐるみをかき集める手を止めて、恐る恐る確認したところ、ストーリーメインでAPをあまり消費しないイベントだったのでホッとした。
安心してイリアス紙片拾いに戻れた。


犯人発表もイベント最終回も終えた今☆更、「殺人事件イベントのプレイ日記を開始するぜ!」ってのは我ながら道化過ぎて草不可避。
一応、記事のほとんどはリアルタイムで推理しつつ下書きしていたのだが、下書きである時点で加筆修正可能なのだから何の証明にもならない。証明云々とか考えるのも、なんかミステリーっぽいな。ワロス。

順番通りにアップしていたら、結果的にこうなった……。だが、まーええやろ!
しばらくは新規イベも無い(気がする)し、のんびりユルい感じで進めていこう。
 

 












推理小説も二時間サスペンスも好きな私だが、推理力に関してははっきり言って自信がない。そもそもやろうとしたこともない。
俳優や声優、ラテ欄の順番で「こいつが怪しいな……」って読もうとすることくらいしかできない。

なので今回のイベントも、いつも通りエンジョイ勢ノリでやいやい言いつつ楽しんでいこうと思う。
推理も考察も……詳しい人たちに……任せるッ……!!















節タイトルは“ノックスの十戒”、って奴だ。
ふいんきだけは知ってる。聞いたことはある。

探偵がピンスポライト浴びながら語るプロローグ、っていうのは推理系映像作品あるある。
最近だと名探偵コナンのアバン、ひと昔前だと古畑任三郎だ。











目覚めて最初に出会ったのは、ステンノ……ではなく、ステンノのような外見の少女、「ジュリエット」。
口ぶりからして、大学生。裕福な家のお嬢様らしきことも、早い時点で察することが出来る。

主人公のことを“大学のゼミ仲間、お友達”として話しかけてくる彼女いわく、現時点での日付は2017年5月。
実際は2018年5月だが、このズレは単に「去年起きた設定のイベント」だからか? それとも、何か他に意味があるのか。

そしてもうひとつ気になるのは、去年……2017年の5月といえば、とあるイベントが開催されたタイミングでもあるということ。
今回の事象に関りがあるのか否かは定かではないし、たまたまという可能性もあるだろう。
しかし、少し引っかかる符合でもあった。















ジュリエットに続いて、どんどん現れる“登場人物”たち。
新宿のアーチャーそっくりの「ホーソーン」医師に、どう見てもメフィストなのにハイスクール上がりたて設定の「ケイン」。

医師はまだしも、ケインの違和感がスッゴイ……。
言葉遣いが子供っぽいのが、いつものアイツと近いようでズレている。それに、ハイスクールに通う年齢の子の言葉遣いとしても不自然に思えた。

ジュリエット含めて三人が三人とも、外見のサーヴァントと似通った部分がありつつも、明らかに異なる面もある。
異物感というか、混ざりもの感が、どうも不安をかき立たせる。











あ、でもその表情良いデス。
すごく良いと思います。















わけのわからないまま、更にキャラクターが増えていく。
ジュリエットの父らしきアダムスカ、マーブル商会の伍とアン、ゴールディ家のドロシーとローリー母子……。

外見(サーヴァント)と内面の違い、という点では、特にドロシーのズレが激しいように思う。
主人公の知っているマリー・アントワネットは茶目っ気はあれど優しくて、活力的であっても可憐で芯の強い女性だった。
ネックレスが無くなったことで声を荒げ、誰かが盗んだに違いないと苛立つドロシーは、外見こそマリーそのものだが……現時点の印象では、「外見だけマリー」かもしれない。











またも強い違和感を覚える、乱暴すぎるモードレッド。
確かにモーさんは当たりが強かったり、不良っぽかったりする面もあるけれど、こんな風に四方八方に敵意をばら撒くような人ではない。
もちろん時と場合、条件によって……たとえば、騎士王が関わっている状況だったりしたならば平静ではいないだろうが、今回はそうではないと思われる。

モーリスもまた、「外見だけモードレッド」だ。
丁寧に言うならば、「浅く捉えただけのモードレッド」に、現時点では見える。















伍の態度からして、マーブル商会は下働きの元締めのようなものかと思いきや、想像していたよりずっと大物だと知る。
表にも裏にも通じる仲介業者か、企業か組合か……詳しくはわからないが、なかなかヤバそうな連中らしい。
伍とアンのビジュアルイメージがあっち方向なのも、なんとなく納得できた。

……アンの大人しさと普段のジャガーの違和感も凄いはずなんだが、ここはなぜか少し笑える。















双子の入れ替わり、といえば古来からの定番トリック。翡翠と琥珀。
ステンノの外見から、どうしても「その双子」を連想してしまうが、必ずしもそうとは限らない。
とはいっても、まだまだ適当な想像の範囲内の話だ。















男装の女性扱いした結果、モーリスが激怒。
モードレッド本人も女扱い断固拒否の人物ではあるが、この反応はさすがに想定外だ。
どうも、「モーリス」は、見た目はさておき性別は正真正銘の男性、らしい。

憤ったモーリスを鎮めるのは、ベディヴィエール……の外見をした、クリスという青年。
マーブル紹介の一員で、アンや伍よりも更に見習いの立場にある男だった。

彼を用いての、強制的なバトルがここで発生した。
苦戦するような難易度ではないが、予想してなかったので、わりと驚いた。
宝具も使用不可、自鯖も使用不可、というのはクリスもモーリスもあくまでも普通の人間だから、だろうか。











結果として場は収まったが、モーリスが怪我をしてしまった。
負け惜しみで愚痴っているのかと思いきや、それなりに重い怪我でもあったらしいと、後々明らかになっていく。















ネックレス盗難疑惑については、ローリーの悪戯だったということで決着がついた。
外見は愛らしいバニヤンであることから、好意的に見てしまっていたけれど、この件については、あの……その……ローリー、なかなかのクソガkナンデモナイ。

一方で、逆ギレせずに素直に謝罪するドロシーの印象は少し良くなった。
事件発覚の際はヒステリックに怒っていたように見えたので、もっと感情だけで動く女性かと思っていたが、分が悪ければ謝罪して引くだけの度量はある人物のようだ。

……なんて受け止め方は、ひねくれ過ぎかな?
しかしプレイヤーの私としては、「外見はサーヴァントだが、実際は外も中も初対面の別人」を目の前にしては、どうしても彼女たちを信じ切ることができないのが現状だ。一応、ひととおり疑ってかかってしまう。











今回のイベントにおけるストーリーと登場人物は、どこか生々しくて不気味だ。
外見こそ慣れ親しんだ、今まで散々世話になってきた魅力的で信頼できるサーヴァントだけれど、中身は全くの別人で、人間らしいほど人間で、その違和感に強い不安を覚える。

「〇〇はこんなこと言わない」の嵐、ぐだ視点による登場人物設定のブレ、謎めいた舞台設定と時期……。
実にミステリアス。まさにミステリーだ。

どんな答え、結末が最後に待っているのかは、この文章を書いている時点ではまだわかってはいない。
のんびりと物語を楽しんでいこうと思う。