ランス10 プレイ日記76 ハッピーエンドを求めて





“高難易度”で進めてきた第二部2周目。
10ターン目からはボス戦の連続で、難易度も全体的に高めだ。

「コツ」がわかっていれば対処できるけれど、それぞれそれなりに苦戦するだろう……と、プレイ前は考えていた。
しかし結果的には、フツーに余裕にサクサクと進めていくことができている。
この調子なら、親友実績回収も意外と頑張れるかもしれないな。……かも、しれないな!















これからどうするのか、改めてそれぞれ真剣に考えた翌朝。
魔王に挑戦することを決めたエールに、同意してくれるスシヌ。
弱気なスシヌが、大切な人たちのために頑張ると言い切った時に、「馬鹿ね、そんなに無理しなくていいのに」って微笑んだ志津香の姉度がえげつない。

そして、ここ!
ここのスシヌの台詞、ここポイント!!


「周りの人はなんとか無事だった」、コレですよ!!
つまり皆無事ってこと!! 第二部で登場しなかったゼス勢、ウルザも千鶴子もアニスもサイアスもウスピラもチョチョマンも(中略)キムチさんも無事ってことです!
はい論破!! ファイナルアンサー!!!

(※鬼畜王戦争についてだけの話で、勇者や東ヘルマン等による犠牲者は含まれていない台詞)















リセットの頬を引っ張るザンス、と珍しく乱義。
乱義っていつも冷静で穏やかなように見えて、リセットに年上ぶられると若干イラッとしがちな面があるような気がする。
一応兄なのに、赤ん坊の頃は外見年齢が逆転していて、リセットに世話されていた……というのが少しコンプレックスだったりするのかもしれないな。

そう思うと、乱義の人間っぽいちっちゃさが見えた気がして面白い。
やはりキャラクターは弱みや欠点があってこそ魅力的に見えるものだ。だから二次元の性格の悪い女はサイコーだぜ……というのは単なる俺の好み。

そして、子供たちを母のように姉のように見守りつつ、彼らの父親について思いをはせている志津香。
ここからの志津香、マジメインヒロイン度限界突破。















魔王に会いに行くことは決めた。
しかし、“結局どうするのか”については、まだ仲間の中でも意見が別れている。

リセットは、当然ランスを救いたいと思っている。ビンタをして、元に戻ってくれれば、それだけで今は良いと考えている。
だがザンスの言う通り、5年周期の衝動とビンタをいつまでも続けるわけにはいかないと、リセットとて理解しているだろう。

クラウゼンの手の持ち主であるリセットが寿命で死ねば、全てそこまで。
そうでなくとも、魔王の脅威が取り除かれるわけではない……。











カオスはいつも通り、「魔王を殺せ」と言っている。
しかし、以前のような狂気的な執着心故ではないようでもあった。
続けて口にした「あの馬鹿が魔王に覚醒するとこなんて見たくない」という言葉……。
カオス自身の本能としての殺意より、ランスへの友情故に殺したがっているように聞こえた。















子供たちを見守る謎の美女リターンズ……の人数が増えている。
今回はパステル達も増えていた。授業参観ママたちはカワイイ。リアが表向きはキャッキャしてたり、マジックが真面目にピリピリしてたり、香ちゃんが穏やかに冷静に話していたりする様が、昔と変わっていないのが嬉しくも切なくもある。

兵士が運んでいる謎の“大事なもの”について、パステルが「壊そうと思って容易に壊せるものではない」なんて言っているのが、何気に重要な伏線。











15年かけた“作戦”。
失われたハッピーエンド、ランスたちの幸せな結末を取り戻すために、長い年月をかけてきた。
その間に失われたものはたくさんあって、リアやマジックたちも、苦しみながら必死に懸命に今日まで頑張ってきたのだろう。

……ヤバイな。もう泣きたい気分になってきた。
駄目なんだ、第二部終盤に俺は致命的に弱い……。
落ち着いていこう。まだ慌てるような時間じゃない。















翔竜山を登り始めた子供たちに、最初に立ちはだかったのは、魔人ではなくタイガー将軍だった。
外見は相変わらず、“不敵な笑みが嫌味な感じの大人”を装っているけれど、精神的には既に相当追い詰められている。
もう手遅れ、と言ってもいいくらいかもしれない。
結局前回のリセットの説得も、志津香の言葉も、将軍には届かなかったということだ。残念だけれど、仕方がない。











魔獣化してしまった将軍と、最後の戦い。
やはり、もう苦戦することは無い。

とはいえ、一周目もここで苦戦した覚えはなかったかな。
悲しいかな、既に将軍は子供たちの敵でさえなかった。















長田君のさり気ない一言が、ちょっとハードボイルドで不覚にも格好いいジャンって思ってしまった……。
「全部」ではない、と思いたい。
説得することはできなかったけれど、完全に無駄だったわけではないはずだ。
この後の展開を想えば、尚更きっと、そうだったはずだ。















オーブで扉を開き、アームズに褒められてちょっとウキウキするエール。ここも良いシーン。
冒険を心から愛し、楽しんでいるアームズもまた、エールに大きな影響を与えた人物のひとりだ。

そして、しばらく先で再会したのは勇者ゲイマルク。
今回は傍にコーラの姿は無く、結局最後まで彼を見かけることはなかった。
コーラは今頃どうしているのだろう?















ここで前勇者さんのスクショをピックアップ。
確かに同じ剣、エスクードソードだ。輝いてはいないのは、条件を満たしていないからかな。
もしくは、ゲイマルクがこんな姿である以上、もはやまともに機能していないのかもしれない。











「勇者災害」と、歴史。そして、そこから推測されるゲイマルクの現状。
予測はできても、対処できるわけでもない。ここはひとまず、普通に戦闘することになる。
実質イベント戦闘のようなものなので、やはり苦戦することはない。















2周目エールは、基本的には初回とは違う選択肢をえらぼうと考えてはいる。
しかしここは、前回と同じものを選んでしまった。











ま、そういうことだ。
やったことは最低最悪だし、許せるものでもない。けれど、今のエールならば、やはりこっちを選ぶような気がする。

でもおそらく、3周目では何も感じなくなるのだろう。
それがゲーマーのテキストコンプ欲ってものだ。