ランス10 延長戦06 実績:親友は次女と三女





第二部の親友実績回収シリーズ。
今回の相手は次女と三女。
……三女、だよな? 実の話、次女以降の順番は正確には把握していない。
とりあえず「運命の女の順番説」に則って、数えていく。


※延長戦記事では第二部の内容に触れることもあるためネタバレ要注意











分岐はここ。プレイ日記でいうと、「プレイ日記78 最後の友情フェイズにて、親友決定」。
2周目10ターンラストの友情フェイズから、親友実績を回収していく。







<親友はスシヌ>











今回、一人目は次女・スシヌ。
いつものように、まずは残りの友情イベントを見ていく。

スシヌが少女漫画好き、という一面が露になる友情イベント。
ザンスが馬鹿にするのは「らしい」けれど、マジックも少女漫画には苦い顔なのか。
……あれっ、でもマジックの部屋って漫画が置いてなかったっけ?
ランクエあたりで、そんなイベントがあったような気がする。
まぁマジックは委員長気質だから、娘の前では「親ならばこうあるべき」みたいに振舞おうとしがち、なのかもしれない。















そしてラスト友情では……こ、これはッ!
完全に、そういう展開じゃないかッッ!

「友情」はあくまでも友情という括りだからか、どうしてもラブな雰囲気のイベントは少なかった。
しかしスシヌラストに関しては、完全にそうだよな?
甘酸っぱいし、未満って感じもするけれど……これ、完全にデキてますよ。

ただひとつ惜しいのは、今回のエールが女の子という点だ。
女同士でもイイヨネ……と今回はこのまま進めてしまったけれど、個人的にはフツーに男女の方がやっぱり良いかな。
まぁ、性別以前に姉弟なんだけどな。











スシヌ相手だと、ザンスを相手にしていた時以上に甘酸っぱいラブコメ感が出てくる。
ザンスと違ってツンツンしたり誤魔化したりすることもあまりないので、じりじりジワジワと距離が縮まっていく感じが……これは、おばあちゃんじゃなくてもニヤニヤしてしまいますよ。
スシヌはかわいいな。

お弁当イベントは毎回親友恒例行事なのだが、こういう「普通の女の子が作ってきた、普通のお弁当」って空気は他にはない気がする。
中学生同士の恋愛未満かよ。うーん、甘酸っぺぇ。











そして温泉イベント・スシヌ編。
ここまでで十分にイチャイチャしていたので、さすがにここはシリアスな家族風味……と思いきや、今までを更に上回るラブ・展開に俺ビックリ。
ひょっとしなくても第二部の恋愛ヒロインってスシヌだったか……?
もうちょっと後の楽しみに取っておくべきだったかな。















イ……イチャイチャしてんじゃねぇよ!
なに、甘くて酸っぱいラブコメを長々とやってんだよ!!
エロゲやぞ!!

くそー、初めて攻撃しちゃうスシヌはかわいいな。
ぺちんぺちん叩く系女子、俺、スキ。

そしてここの地の文で、「決して離れないと『約束』した」というものがあったので、オッと思った。
うん。やっぱりエールは、きっとエンディングが終わってからも、家族や長田君と一緒にワチャワチャ過ごしているのだろう。







<親友は深根>











女三人でドラム缶風呂キターーーー!!!

今回は女エールだからか、深根のおねだりに志津香もため息交じりに「分かったわよ」と応じてくれた。
ヒャッホー、これだから女エールは最高だぜ!















長田君とハニワ臭い布団で同衾したり、ミステリアスな深根の姿を垣間見たりする。
深根の友情イベントは、彼女の奔放さや甘えん坊っぷりを披露しつつ、最後の温泉イベントに向けてのフラグを積み重ねていくような内容になっていた。
結果的に、深根の背景や物語について知るためには彼女と親友になるのが必須、になっている。
本編中は追加キャラなこともあって、深根の描写は控えめだった分、こういった形で丁寧に掘り下げてくれるのは個人的には大歓迎。











自由で甘ったれに見える深根は、表面だけならばそんな印象で終わってしまう。それはそれで、深根本人も構わないのだろう。
そんな彼女を更に知りたいと思ったならば、友情をつぎ込んで親友にならねばならない……というのは、なんだかとってもギャルゲーチックというか、エロゲーチック。
好感度判定でルート突入、って感じだ。
ザンスやスシヌのような恋愛の色は深根のシナリオには無かったけれど、これもまた良い形。
それとも、男エールだったのなら、もう少し恋愛っぽい雰囲気が出ることもあったのだろうか?















家族旅行での楽しい思い出が、深根の生き方を少し変えた。
それは、深根の家族全員にとって、とても嬉しい結果だった。

このイベントを見るか否かで、深根の印象も彼女にまつわる物語も、かなり受け止め方が変わってくると思う。
深根のことはもちろん以前から好きだったし、かわいいと思っていたけれど、温泉イベントを経て改めて、私は彼女のことがとても好きになった。
軽いようで深くて、それでも軽くて、良い娘だ。独特な魅力があって愛らしい、妹のような素敵な姉だ。

そして妹卒業&「これからは姉だから」と決意を固めてニンマリする深根、メッチャクチャかわいくないか?
ゆるさや自由さや甘えん坊さを残しつつ、志津香やリセットを目指して姉ぶろうとする様が、どこかズレてて幸せそうで、面白くてかわいい。















事あるごとに姉アピールをし始めたり、ちょくちょく巧くいかなかったりする深根がすごく良い。
今までとは少し違う、成長した深根の新しい魅力になっている。
こんな深根と、もう少し旅を続けたいな……。
立派な姉になろうとする深根を、もっと見守っていたい。
どの「魔王の子」にも思うことだけれど、もっと彼らの姿を眺めていたいんだよな。家族旅行を続けたいんだよなぁ。











そして深根実績回収中に、初の第二部リアをゲットできた。
やったぜ! 第二部母親は、これで全員コンプかな?