ランス6 プレイ日記004 97点のオンナ





ランス6はRPGだ。
作品自体も少し古く、システム的にも「昔ながら」のタイプなので、どうしてもゲームを進めるのに時間がかかる。
プレイ日記も必然的に長くなり、ペースも遅くなってしまうだろう。

……かといって、「プレイ日記のために早く進めなきゃ」みたいな気持ちを優先させたくもない。
ゲームを楽しみ、感想を書くことも楽しみたい。こんな寝ぼけた理想がいつまで続けられるかはわからないが、まだしばらくは、そんな感じでマイペースにやっていきたいと思う。


※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります














ようやく奴隷観察場から脱出できた一行は、アベルトの案内でアイスフレームのアジトに向かう。
出た瞬間は、解放感もあってか、ロッキーと軽く喜びを分かち合う(?)ような雰囲気も無くはなかったランスだけれど、イライラしてくると内心「めんどくなってきた。殺すか」みたいな発想に至りやすい。

うーん、ヤベー奴だ。若さゆえの短気さが、やはりこの頃のランスにはよく見られる。
今になってみると、そんなランスが少し懐かしくも思えてくる。本当に丸くなったよなぁ。











ランスの苛立ちを察したのか、巧く会話の方向性をズラしていくアベルト。
機嫌の悪いランスに効くのは、やはり女性の話題。
「ランスへのご褒美の女性」の話から、アベルトの女性の趣味に関する話になっていく。

“健気な女性”は、アベルトのタイプではない。
アベルトが求める理想は、“凛として、鋼のように強く、鞭のようにしなやかで、どんな事にも負けなくて、艶やかで以下略”……らしい。

7以降の女性に居たりするだろうか?
うーん……ミラクル謙信ホーネットシルキィあたりが強いて言うなら範囲内かな。アム様は精神力はエグいけど「凛として艶やか」は少し違うような気がしないでもない。
だがランスと被った時点で斬り倒されるだろうし、仮定しても無意味かもな。














ようやく辿り着いたアジトにて、最初に迎えてくれたのは孤児院のカーマとキムチさん。
カーマは孤児院の子供の中では一番お姉さんだとアベルトは語ったが、それでも見た目はまだまだお子様。
一方のキムチさんはランスはもちろん、ロッキーさえ「美しい人だす」と感想を漏らすくらい、良い女だ。














今日の献立。わらびもち。たくあん。トリュフ的なもの。

……はさておき、次に建物内で会ったのはアベルトの父・ダニエル。
いかにも面倒くさい頑固親父といった風貌で、ランスと相容れない匂いがプンプンしてくる。
白衣を着ていた外見通り、医者をしているらしいダニエルは、アイスフレームのリーダー“ウルザ”の主治医でもあった。

そして……ついにこの時がやってきた。
我らがヒロイン、我らがアイドル、我らがリーダー……ウルザに、ランスが付けた点数はッ!











97点ッッ!!

このランスの女性格付、どれだけの精度なのかは正直よくわからない。
ランス自身の嗜好を考えると、ロリ系や熟女すぎるとそれだけで点数が下がりそうだし、なんとなく「おしとやかなお姫様」系が好みのタイプのようにも思える。














儚げな美少女リーダー、ウルザの口から語られたレジスタンスの活動内容は、ランスからすれば「へ??」といったものだった。
もちろん小さなことからコツコツ進めるのが悪いわけではないだろうし、ランスが極端に過激思考というのもある。
それでも、まぁ、難しいところだ。本当はウルザ自身も納得しきれていないのではとも思えるが、そのあたりはまだ全然わからない。

今ここにいる弱々しい少女ウルザは、ランスの指摘にすら巧く答えられず、ダニエルやアベルトに助けを求める視線を送ってしまう。
そんな、なんとも頼りない娘だった。














入隊契約書にサインはしたものの、ランスは目標さえ達成したら逃げる気満々だった。
そしてロッキーは、ランスのそばにいたいから入隊と言う一方で、アベルトが語っていたゼス国民の在り方に疑問と使命感を覚えているようでもあった。
真面目で優しい奴だ。確かこの時点では、実はまだ14くらいだったような……。

ロッキーに読み書きを教えてくれた学校の先生、というのは今後登場することがあったっけ? どうだったかな。
一瞬チョチョマンを連想したけれど、たぶん違うだろう。














ウルザの前では若干猫を被っていた(?)ランスだが、アベルトには多少慣れたからか、“ウルザも頂く宣言”を堂々とぶちかます。
アベルトも特別止める気は無いようだったが、父ダニエルの存在について注意を促す。
「殺そう」「息子の前で言う事ですか」の殺伐とした会話はちょっと面白い。














ラドンの悪夢でSPをまた増やしつつ、まず向かったのはキムチさんの元。
既にアベルトからも連絡があったらしく、すぐに用件を察した様子のキムチさん。














慣れた様子で子供たちを遠くに追いやる。
カーマあたりは、薄っすらと察していたりするのだろうか?
結構おしゃまな女の子だし、色々と考えてはいるような気もする。
……おしゃまって、死語か?

そしてここのシーンで初登場したものの、まだ何も喋らない孤児院の女の子アルフラ。
アルフラ周りは、確かすごく良い話だったはず。経緯は胸糞悪くても、最後には明るいものが待っている話だった……ような気がする。
楽しみにしておこう。














当然のことだが、キムチさんは子供たちには知られたくないと思っている。
そして、彼女が出した“条件”の中には、子供たちに手を出さないことも含まれていた。

平気な風に装っているけれど、全てはキムチさんが大切にしているものや人のため……なのだと察せられる。
優しい女性だ。そのやり方が良いか悪いかはさておき、彼女自身は良い人だ。
ランス10のキムチさん食券も良いぞ。というか食券は全キャラ良いぞ。














キムチさんのFR(好感度)はランスの強化に繋がってくるので、大事に慎重に上げていきたい。

キムチさんと遊んでいる隙に、配属されたホワイト隊にて早速トラブルを起こすなどした。
ランスにとっての通常営業だが、今回の件に関しては情状酌量の余地アリと見なされたのか、単純にホワイト隊が皆に嫌われていたのか、サーナキア以外は「あーあ……」みたいな雰囲気。











アイスフレームのメンバーになっていたサーナキアは、ランスとは互いに旧知の間柄。
サーナキアからは、現時点では最悪に近い印象。
ランクエ以降は、苛立ちつつもそれなりに落ち着いた関係にもなっていたので、ここまで敵意をぶつけられるのは久々なようにも思える。
彼女も、6の中で成長していくのだったかな? 追いかけていくことにしよう。

6で成長を見守りたいキャラが増え過ぎて、そろそろ把握もできなくなってきた。
ともかく、みんな良いキャラなので、みんなの活躍を楽しみにしていよう。