FGOイベント サーヴァント・サマー・フェスティバル! プレイ日記18(完) 楽しかった、なつやすみ





サバフェス感想、最終回!

サバフェスのメインシナリオに関する感想日記は、これにて完結だ。
できればサブイベントやオマケについても、続けて触れていきたい。延長戦でGO!

 














新刊の印刷部数を決めるために、最後の壁・ゴージャスPチェック!
Pもドルセントもデオンも、夢中になって読んでいる。
嬉しいが、ややこっぱずかしい。















……と、その時ッ!
Pの脳裏に蘇る、“失われた記憶”……ッッ!
ゴージャスPの正体、それは(略)


そんなことよりも、気になったのは「記憶を失わせる方法」。
ピコピコハンマー!?
ピコピコハンマーで記憶喪失になっていたのか!?

ま、まぁ、それ自体も今は問題ではない。
大切なのは、ハワイに着いたゴージャスPを襲った犯人だ。
他人の力を借りて記憶を取り戻そうとはするまい、というところまで考えたうえでの犯行。
Pの人柄や思考を理解しつつ、くだらなくしょーもないやり口ながらもピンポイントに邪魔を防いだこの方法……。















Pの記憶復活というミニイベントを挟みつつ、ともかく印刷OKを貰うことができた。
辛口なゴージャスPとしては、最大級の賛辞も頂けた。

イベント開始して、どんどんやってくる客の中に、当然のように紛れていた黒髭。
今回もいつものように、きっちりと本を買っていってくれた。

何から何まで世話になったな……。
わりとマジで、黒髭が毎回声をかけてくれて応援してくれたからこそ、ここまで来れたと思うよ。
そして最後まで、『1ファン、1買い手』としてのラインを貫き通す姿勢も立派だ。















結果は、完売!
そして、サバフェス人気ナンバーワンの称号と聖杯も、ついに手に入れることができた!

悔しがりながらもきっちりと完敗を認めてくれるメイヴちゃんは、やはり格好良い悪女だ。
直前の悪あがきっぷりも、彼女らしくて面白かったよ。
高飛車悪役お嬢様を経て、最後にはツンツン系ライバルキャラみたいになったけれど……これからも特に改心することなく、そんな感じのメイヴちゃんであり続けてほしいものだ。















サバフェスで優勝できた。聖杯は手に入れた。
しかし、これで全てが終わったわけではない。

向かうのは、“聖杯を使う場所”としてBBが指定していたキラウエア……ではなく。
ペレと対になる雪の女神ポリアフが住まう場所であり、BBが最後に待つと言っていた、マウナケアだ。















推理と答え合わせの時間だ。
絡まっていた時系列や謎、様々なものが、ようやく解きほぐれていく。

カルデアが観測したフォーリナー。
キラウエアとマウナケア。
そしてXXが口にしていた、「第3の邪神」……。















邪 神 降 臨しってた

ペレ、邪神、深淵、BB、虚数……。
色々なものが巧く嵌り、絡まった結果、「これ」が生まれてしまった。

ループもゴージャスP記憶喪失もランスロットチャラ男化もトリスタントリプルゴーグルもハワイの海が青いのも、何もかもBBの仕業だったのだ!!!
ババーン!!!!















この特異点におけるBBの力はあまりにも強すぎる。
スカウターを使っても計測しきれず即ドカンに違いない。

だが……今の俺たちには心強いアイテムと、味方がいてくれるッ!
さあ決戦だ!!
ムーンキャンサーだろうと予想してフレンドマルタ(裁)を連れてきたけれど、フォーリナーだったらちょっと困るなァーッッ!!















!!!ムーンキャンサー!!!
セーフッッ!!!


……いや、実を言えば、そんなにセーフではなかった。
水着BBちゃんの攻撃力がフツーに痛くて、Wルータースタメン+マシュというガチガチ面子でも、それなりに苦戦した。
読みは当たっていたはずなのに! 後衛を適当に組んでいた俺のバカッ!!(毎回)
それでも、最後には殴り倒してくれたから、本当にありがとうフレンドマルタさん。

あと水着BBちゃんの宝具はこれが初見だったけれど、CCC没演出云々以上に、クソデカBBちゃんのセクスィーゾーンがセクスィーすぎて、ビックリしちゃったよ。
最近のネットスラングは使い慣れていないのだけど、これには思わず「エッッッ……!」と呟かざるを得なかった。エチエチやん。















まだまだ元気いっぱいというか、際限なしだったはずのBBちゃんだったが……結局、宇宙警察に御用になってしまうのだった。
ハァ~、もうサーヴァントユニヴァースキャラと絡むのはコリゴリだよ~!

実際問題、サーヴァントユニヴァース関連のあれこれは真面目に考え始めてもキリがないというか、最終的にはコスモとエーテルに呑まれて消えるので脳みそカラッポになって付き合うしかない。















難しいことや複雑なこと、謎や推理やシリアスなどもあったような気もするけれど……もう、わりとどうでもいいかもな!
それこそが邪神の罠なのかもしれないが、とりあえず、まーなんでもええやろ!
BBちゃんの薄い本展開は、原作ExtraCCCのトゥルールートクリア後のご褒美に存在しているので、そっちでヨロシクな(宣伝)。

タイーホされたBBちゃんは、去り際にわざとらしく、本を落としていった。
どうやら今まで主人公たちが作った同人誌のようだが、その中に、何かが紛れていることに気付くジャンヌ・オルタ。
これは……もしかしなくても、ループ展開にありがちなオチ……!?











最後の最後に明らかになった、『最初の謎』。
これは、BBのイタズラだったのか?
主人公たちを招き入れるための罠だったのか?

後者の意味もあるかもしれないが、前者の割合の方が大きかったような気がする。
基本、そういう娘だ。















口調もキャラもブレブレになって、わーわー騒いでいるジャンヌ・オルタの精神的HPはもはやゼロ。
黒歴史を思い出したみたいになってしまったジャンヌ・オルタがちょっとかわいそうでスゲー面白い。

ルルハワでの出来事やサバフェスでの経験は、黒歴史に始まり黒歴史に終わったような結果になった。
ジャンヌ・オルタ本人としては恥ずかしいくてタヒにたいくらいの気持ちだろうが、見ている分には、やはり最初から最後まで微笑ましかったようにも思う。

きっかけはBBのいたずらで、恥で、黒歴史認定したくなるような事実だ。
しかし、そこからジャンヌ・オルタが経てきた時間や体験、努力や悩みなんてものは純粋なもので、彼女が彼女だからこそ得られた素敵なものばかりだったように見える。

まさに厨二病にふさわしい夏の思い出が出来たのかもしれない……なんて言い方は、ジャンヌ・オルタにとっては不服だろう。
それでも、やっぱり楽しかった。全部まとめて、キラキラとした楽しい夏だったな。







<イベントシナリオ 感想まとめ>







これにて「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」プレイ日記、無事に完結だ。

ボリュームたっぷりで、去年・一昨年以上の特大イベントだった。
メチャクチャ楽しかったし、語り足りないことだらけなようにも思える……けれど、本当にボリュームが多すぎてネタ多すぎて、キリがない! タヒぬかと思った!!

今回は二部制ではなく、一部+オマケという形だった。
メインキャラ以外を中心にしたサブエピソードも豊富にあって、ポイントに応じて解放されることで「途中でダレる」ことも減らしてくれていたように思う。

今回の仕様、個人的にはとても好印象だった。
イベント終盤は、それでもどうしても“無心で周回するのみ”な時間ができてしまったけれど、私としてはそこまで飽きることもなかった。
久しぶりにポイントも含めて完走できた(300万)。雑魚もクラス統一されていて、そのあたりもシンプルにストレスレスになっていて親切だったと思う。
あとは雑魚敵にワルキューレが登場さえしてくれれば、文句なしだったな!











メインストーリーはヒロインであるジャンヌ・オルタを中心に、水着メンバーが最初から最後まで活躍しまくって、とても楽しくて面白い内容だった。
ツッコミ所が無いではないけれど、「夏だから!」「ハワイだから、ええやん!」みたいなノリで、私はそこまで気にはならなかったかな。

ジャンヌ・オルタは一人のキャラクターとしても、主人公としても、ヒロインとしてもとても魅力的に描かれていたし、共にサークル活動する仲間は言うまでもなく、主にライバル役だったメイヴもとても良かった。
女王として手段を選ばない姿は、間違いなく悪役だけれど「手段を選ばないケルトかっけー……!」と思えたし、珍しい通常クー・フーリンとの共演も興味深かった。
あのシーン、ひとりの女王とひとりの戦士として共闘するのも格好良いし、最後にはグダグダ喧嘩しつつも「クーちゃんの馬鹿! ありがとう!」みたいな感じで半ギレ御礼メイヴちゃんが純粋にかわいくて、ともかくサイコーだったぜ。











後半追加勢のXX&BBちゃんは、“ネタ晴らしが最終盤”という弱点を、少し引きずってしまった感もあったかな。
彼女たちとも、シンプルに遊んだり楽しく戦ったりするだけのサブエピソードが欲しかったようにも思う。けれどまぁ、シナリオの作り的に難しいし、仕方が無かったのだろう。

そして今回何よりも嬉しくて楽しかったのは、水着勢以外の出番や活躍も豊富にあったこと。
ほぼ最初に登場した黒髭は、最後まで“黒髭らしく”面白くて意外と良い奴でたまに怖くて、今までのイベントシナリオでもトップクラスの描写の巧さを感じた。ライターの愛、メッチャ伝わってきた。こわっ(誉めてる)。

刑部姫や北斎といったサバフェスに似合うキャラクターはもちろん、水着立ち絵を貰った円卓に去年一昨年の水着勢に、更にはハワイにもコミケにも似合うとは言い難い柳生やナイチンゲールや他にもたくさん……。
マジで、今回どれだけのサーヴァントが登場したんだ?
ボス枠として配置されていたキャラも含めると、本当にとんでもない人数だった気がする。
考えるだけで発狂しそうだ。ライターのやる気、ありすぎ……!?











どうも、今回は複数ライターによって書かれたシナリオだったらしい。
俺たちはイベントの中で同人誌を作っていたが、ライターたちもまた、イベント用に合同誌を作っていたのだ。
とりあえず、ハワイが楽しかったことはよく伝わってきた。書いてて楽しかったんだろうなっていうのも伝わってきた。
ライターもイラストレーターもシステムエンジニアも……みんな……夏で、バカになってる……!











夏のお祭りだから許されたような豪華さ。
ひと夏の思い出のような華やかさと楽しさと、切なさ。

様々な感情が、ありったけ詰め込まれたような特大ボリュームのイベントだった。
本当に、とても楽しかった!