FGOイベント 神秘の国のONILAND!! プレイ日記06 右も左も悪まみれ




今回はミラーハウス編。
『犯人』自体はわりとバレバレだったが、全体の流れや配役はなかなか新鮮で興味深かった。

幕間などで“わりと雑な敵枠”になりがちなメフィストフェレスが、こういう行動をするとなんとなく嬉しい。
ファントムも良い仕事をしていた。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







脱出! 殺人ミラーハウス!











主人公たちが休憩している間に、パライソちゃんが次のアトラクションの情報を集めてきてくれた。
次に向かうのはミラーハウス。ミラーハウスといえば魔法使いの夜。
まほよといえば「Five」の人気が高いけど、「First star」も好きだな……。更に言うと、静かなところから一気に盛り上がる「蒼崎青子」が1・2を争うくらい好き。


さておき、アトラクションマネージャーの話。
関連性を特に探してはいなかったけれど、『悪属性のサーヴァントのコピー』という共通項があることにシトナイは気付いていたらしい。
私は全然気付いていなかった……。「魔法少女モノの敵役に相応しい配置だな」ってくらいしか思っていなかった。

メイヴちゃんといい黒髭といい、わりと他のイベントでもエネミーサイドに回ることは多いからな。
それもまた、「悪属性は敵側に回りがち」とも言い換えられるか。















ミラーハウスのアトラクションマネージャーが何者なのかまでは、残念ながらわからなかった。
屋内型のアトラクションに入るのは、敵の結界に飛び込むのと同義だ。危険性は高いが、虎穴に入らずんば虎子を得ず。

今までのアトラクションは『遊園地+カボチャ』メインで洋風な雰囲気だったが、ミラーハウスはグッと和風。もしくはちょっと中華風?
カボチャの意匠はあれど、紫や橙といった鮮やかな色合いは東洋っぽい。純和風というよりはちょいハイカラな感じだ。















やはり館には何らかの仕掛けがされているらしく、方向感覚が歪んでいく。
高ランクの対魔力スキルがあれば防げるらしく、ここはシトナイが先導して進むことになった。
さすがハイ・サーヴァント。女神の神核持ちなので、頼りになる。















敵からの奇襲を警戒し、慎重に進んでいる……と、前方から何者かの声が聞こえてきた。
うーん誰だろうとしらばっくれたいところだが、喋り方が独特過ぎてモロバレ。即バレ。
メイヴちゃんに続いて、「アトラクションマネージャーやっていたけどカルデアの本人は元気」パターンだ。















黒髭の口調がわかりやすすぎるせいで、もう一人は逆にわかり辛かったが、すぐに姿を現した。
やや珍しい組み合わせ。黒髭とジキル。主人公のことを「マスター」と呼ぶ、カルデアのサーヴァントたちだった。

このシーン、私は気付かなかったが、黒髭の台詞にきちんと主人公の男女差分があったらしい。
主人公(男)に寄せられて、イケメン扱いされがちなのはFate女主人公あるある。
それはそれでカッコイイ女子としてアリだろうが、たまに女の子扱いされるとやはり嬉しいものだろう。















近付いてくるサーヴァントの反応が不安定だったことから、最初は警戒していたが、ジキルの霊基が元々有している特性のせいでわかり辛かったことが判明した。
マテリアルに書かれている『無力の殻』のことかな。このあたりがFGOでピックアップされたのは初めてだったかな? 前にも触れていただろうか、どうだっただろう。















黒髭たちと会話をしているうちに、またも新しい声が聞こえてきた。
全て男の声らしいが、やはり誰なのかはよくわからない……と言いたいところだが、今回もわりとわかりやすいタイプの声だった。
特に『クリスティーヌ』を連呼する男については、間違える方が難しいレベル。

案の定、現れたのはレジライ・メフィスト・ファントムの三人組。
なかなかバラエティに富んでいるというか、面白い組み合わせだ。















男だらけだが、なかなか愉快な面子が揃ってきた。
このパーティーでどんなことになるのか興味深い……とワクワクしていたが、すぐに解散する流れになってしまった。

狭い通路も多い屋内迷路では、さすがに大人数での移動は大変だし、危険もあるか。
パライソちゃんとジキルの勧めもわからないでもない。
せっかく会えたサーヴァントたちとは、十字路で別れることになる。
ちと残念。このカオスなメンバーで、もうしばらく会話を楽しみたかったな。







ミラーハウスでの殺人











しばらく平和に進んでいると、ミラーハウスに響き渡った悲鳴。
男の声だ! でかい! みにくい!
「男の声1」表記ってことは、先程の面子と照らし合わせると誰の悲鳴なのかは大体わかる。
マサカ……と声のあった方へと走ると、そこには……。










デデーン!










生きてた! しぶとい!

いや実際、無事でよかった。
この状況で霊核を破壊された場合、黒髭がどうなってしまうのかはわからなかった。

カルデアに退去するだけで済めばいいけれど、そんなに都合よく進むとも思えないし、わりとギリギリだったのだろう。
黒髭には世話になっているし、まだまだ一緒に遊びたいもんな。サバフェスのTシャツ霊衣くれよ。















美少女に心配されて美女神に回復魔術をかけてもらって、ニヤニヤヘラヘラする通常運転の黒髭。
しかし、真面目な話をする時は口調も表情もちょっとマジ。黒髭がちょくちょく見せるこのギャップが彼の魅力のひとつ。


黒髭曰く、ジキルと共に歩いていたはずが途中ではぐれ、一人で立っていたところを背後から奇襲されたらしい。
多少の油断はあったのかもしれないが、黒髭とてサーヴァントだ。彼に気付かせなかったとなると、気配遮断に相当するスキルや技術を持っている相手の可能性が高いかもしれない。

そして気になるのは、急にいなくなったというジキル。
ミステリー的に推理してしまうと、色々と想像はしてしまう……けれど、断定するほどの根拠や理由はまだない。















件のジキルも、そして途中で別れていた男たち三人も、悲鳴を聞きつけて集まってきた。

黒髭が一命を取り留めたことは何よりだが、近くに“犯人”は潜んでいるかもしれない。
まだ見ぬ誰かなのか、それともこの中に居るのかは定かではないが、そうやって疑心暗鬼にさせることも“犯人”の狙いという可能性もゼロではないだろう。
黒髭と仲間の安全を第一にするならば、警戒しつつ穏便に、まずは脱出するべきにも思えるが……。















メフィストフェレスたちを怪しみ、はっきりと口に出して問いただすジキル。
これにはさすがのレジライたちも鼻で笑い、そして怒り出した。

後にレジライも言っていたけれど、ちょっと『雑』だ。
流れが強引過ぎるし、根拠が乏しすぎる。“レジライ一味犯人説”を推せるほどの理由は無いに等しい。















『ミステリーのお約束』はさておいても、ジキルの態度は不自然だった。
そもそも普段のジキルならば、推理するにしても、もう少しまともな理論を組むだろう。
いきなり相手を挑発するなんて、やっぱりらしくない……が、そんなプレイヤー心理はさておき、バトル開始だ!

クエスト選択時のクラスで予想出来ていたが、相手はレジライ・メフィスト・ファントムの三人。
全体宝具×3ってのは、わりと難易度がタカーイ!


ファントムはチャージが短いので早めに処理したいところだが、この面子で最も厄介なのはメフィストフェレス
呪術でこちらのNPを減らしてくるのもイヤらしいが、なんといっても困るのは『道化の大笑』

味方としては貴重スキルとして頼もしい存在だが、敵に回ると本当に厄介だ……。
ターンではなく回数付与なあたり、どうしてもスキルの無駄打ちをせねばならないのがとても辛い。
敵の宝具ターン前にやらかされると、わりと洒落にならない。















挑発を受けてヒートアップした……なんて、単純な理由でもなかったらしい。
戦闘になったのも、あえて反論しなかったのも、策略のひとつでもあったのだろう。
もっともメフィストフェレスに言わせれば『どっちでもよかった』ってところかもしれない。

何にせよ、最後まで主人公を傷付けなかったファントムは格好良い。
そんなファントムを、おそらく信じていたであろう主人公も渋い。地味ながら、ファントムとの信頼関係がとても丁寧に描写されていてアツかった。

そして、ここぞとばかりにテンションageageで“ジキルのおかしさ”を指摘するメフィストフェレスがとても彼らしくて楽しそう。
どこが口下手だ! ノリノリで、メッチャ嬉しそうに話しまくってるじゃねーか! いつものことだけど。















勢いだけで誤魔化そうとしている自覚はあったらしい。
さすがに、ちょっと不自然に不自然が重なっていたからなぁ。

メフィストとハイド(偽ジキル)、という構図は空の境界コラボを彷彿とさせる。
らっきょコラボシナリオ、良かったよな……。サーヴァントの闇や暗黒面に踏み込んでいくシナリオはもっと多くてもいい。
CCCのエリちゃんくらいエグくてキツいのがまた読みたい。







鬼救阿タイム、終了











鬼救阿も登場だ!
特にピンチでもなく、ナイスタイミングというほどでもない。
さすがの護法少女も、色々と手抜きになってきた感がしなくもない。元々飽きっぽい性格だろうし、頑張って付き合ってくれている方だろう。


アトラクションマネージャー『殺人の鬼』との戦闘は、スクショし忘れるくらいサクッと終わってしまった……。
男性バーサーカーはエウリュアレの前には何もできないから……。















元気そうに見えたレジライたちだが、実は外見以上に消耗していたらしい。
先程の戦闘で、ほぼからっけつに陥ったらしい。なら宝具打つなよ! それくらい加減しなさいよ!

アトラクションが魔力を吸い取っていることは序盤から説明されていたが、短い時間でそこまで削られていたのか。
そろそろ他のサーヴァントたちも、異変に気付いていたりするのかな?
カルデアに戻ることも出来なくなっているようだし、なかなか困ったことになった。

……メフィストはさておき、ファントムやレジライもオニランドのアトラクションで普通に遊んでいたのか?
うーん想像できなくはないが、とてもシュール。メリーゴーランドとかコーヒーカップとか乗ったのか……?















今回の敵パート。
ふむ、次はいよいよ観覧車か。観覧車といえば遊園地のテッパンアトラクションだ。俺も藤崎詩織と乗ったことがある。

鬼王朱裸いわく、最後のアトラクションマネージャーは『最も怖い系の雰囲気を持ったマネージャー』らしい。
また、何かを発注していたけれど、間違えて『本物のカレ』に発注してしまった……とも零していた。
カレってことは、やはり最後のマネージャーは男だろう。

しかし最も怖い系の雰囲気ってなんだ?
一般的な感覚なのか鬼王の感覚なのかも不明確だけれど、そんなに怖い雰囲気のサーヴァントっていただろうか……?