FGO 序/2017年12年31日 プレイ日記06 カルデアの崩壊
『序』の段階では謎だった事柄のいくつかは、第一章・第二章で多少明かされた。
しかし、こうして振り返っている現時点でも、まだまだわからないことも多い。
特にコヤンスカヤについては、まだまだ……。
関連記事
「FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記01 彷徨海を目指して」
「FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記01 待望の新章スタート!」
※第二部第一章・第二章のネタバレを含みます
遅れるけどなんだかんだ間に合うのが名探偵
たった一度、短時間の戦闘ですら、今のマシュには大きな負担になってしまう。
苦しそうなのに、無理やり微笑む姿が痛々しい。気持ちはわかるけれど、無茶はしないでほしい……。
管制室のオペレーター・ムニエルは、マシュの現状について「以前の半分も力を出せていない」と言った。
レベルも半減だし、大体合っているのかな。
こんな緊急の場面で、貴重な戦力であるマシュに頼り切ろうとはせずに、彼女の心配をしてくれるムニエルは、なんだかんだで良い奴なのだと思う。
普通のモブならば、できるだけ頑張ってほしいとマシュを頼ってしまう場面だろう。
そのあたり、彼は彼で、人理修復を乗り越えてきた精神力の強さみたいなものを感じさせるシーンだった。
それでも、なおも戦おうとするマシュ……を、止めてくれたのはホームズ!
現在、カルデアに存在する数少ないサーヴァントである彼が、やってきてくれた。
この安心感たるや……!
ありがとう、ありがとう……!
「胡散臭い」とか長らく怪しんでいた過去を今改めて告白し、謝罪させてもらおう……!
……と。 次節が始まる前に、ボロボロになったカルデアの光景と、謎の白い女の姿が場面として挿入された。
人外染みた謎の女は、何も喋らない。
モノローグや情景描写のための地の文のテキストなども、一切表示されない。
なんとも意味深で、不思議なシーンだった。
『カルデアの崩壊』を示すような、通路の壁の大きな傷跡。
室内も銃創や刀傷めいたものでグチャグチャにされている。
背景の小部屋は、単なるカルデアの1個室なのか、それとも主人公のマイルームなのか……。
少し気になったのは、この“部屋”を眺めている(ように見える)謎の女が、微かに表情を変えたこと。
目を伏せたような表情の変化は、“部屋”の破壊を悲しんでいる……ように、見えなくもない。
どういった感情の元での変化だったのかはわからない。
しかし、「何か感じる」余地はあるのではないか……と思えたけれど、それもまだビミョーかな。
ともかく、ちょっと気になる描写だった。
場面は戻って、ホームズからの説明。
詳しいことは不明だが、ともかく謎の軍隊にカルデアそのものが襲われていることに間違いはない。
ゴルドルフ氏も襲撃される側の人間のようだし、敵の正体は一切不明……。うーん、本当にわからないことだらけだ。
地上からの脱出ができない以上、地下に逃げるしかないとホームズは言う。
目指すのは地下の格納庫。ムニエルも存在は知っているらしく、平時は山の麓に荷物を下ろす用のドックになっているそうだ。
地下といっても完全に地中というわけではなく、出口があるってことかな? 崖の側面にゲートがある、みたいなものを想像。
それはそれで、出口側に敵が回っていないか……と心配になるけれど、ホームズの話からして、まだ敵はそちらには気付いていないのだろう。
ゴルドルフ氏と共に管制室に居たはずのダヴィンチちゃんを、放っておくことなんてできない。
ここでホームズ&ムニエルとは別行動をとり、ダヴィンチちゃんの保護に動くことにする。
間違いなく危険ではあるだろうが、ダヴィンチちゃんを救わない選択肢なんてない!
絶対にダヴィンチちゃんも助けるんだ! 絶対に……絶対に、一緒に脱出したいんだ……!
あまり深く振り返り過ぎると早くも気持ちが落ち込んでしまいそうになる。
ショックだったんだよな、本当に……。ハァ……。
制圧された管制室
気持ちを切り替えていこう。
ホームズのアドバイスに従って、L2階段とやらのルートを使い、敵に会うことなく無事に管制室近くまで辿り着いた。
こっそり様子を伺うも、室内は例の黒い兵士だらけだ。
相変わらずカルデアスは白いまま、亀裂もそのまま。
ダヴィンチちゃんは居ないし、ゴルドルフ氏もいないように見える。
そんな中で、唯一機敏に動いている怪しいオンナについて、真っ先に「フォーゥ……!」と反応したのはフォウくんだった。
日本語訳したらきっと「あのアマ……!」って感じだろう。
恨みが溜まってるんだろうな。ちょっとワロタ。
詳しいことはわからないが、コヤンスカヤが“敵”側だったのはまず間違いないだろう。
意図や理由は読めないし、コヤンスカヤと兵士の意思の疎通も正しく成されているのかは怪しいが……。
コヤンスカヤは、『メインミッションはカルデアの制圧』と言った。
そして、『サブミッションはあのデータの奪取』とも。
彼女にとっては、後者の方が重要だったらしい。
先日の尋問行為(通称フォーくんイジメ事件)では、「48人のマスターに興味がある」みたいなことを言っていたけれど、あれはウソだったのかな? うーん、ビミョーだな。
データの奪取(とカルデア襲撃の手助け)だけが目的だったのなら、あの場で主人公に色々と尋ねたり接触を取る必要は無かっただろう。
“敵”も一枚岩ではないようだし、コヤンスカヤにはコヤンスカヤの目的や意向があって、主人公に話しかけたり情報を集めていたようにも見える……けれど、そのあたりもやっぱりまだまだ、定かではない。
そして、もうひとつこのシーンで気になったのは、黒い兵士について『殺戮猟兵(オプリチニキ)』と称していたこと。
その名称について、マシュは聞き覚えが微かにあるようだった。
しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。帰ってからググろう。
工房にて、無事にダヴィンチちゃんと合流できた。
よかった、本当によかった……!
わりと余裕があるようにも見えるけれど、本人曰く、さっきまでは大ピンチだったらしい。
工房は魔術的な何かで隠蔽されていて、“敵”には見つかっていなかったのかとも思っていたが、そうでもなかったのかな。
何にせよ、主人公たちが辿り着くまでは、立てこもりに成功していたのは何よりだ。
もう少しタイミングが異なれば、コヤンスカヤあたりがここに先に辿り着いてしまっていたかもしれない。
管制室で異変に気付いた時のダヴィンチちゃんは、表情が凍り付いていた。
今、主人公たちを迎え入れたダヴィンチちゃんは、再び微笑んでくれている。
冷静に状況を判断しながら方針を定めてくれる姿は、いつも通りの頼りになるダヴィンチちゃんだ。
そんな彼(彼女)は、マシュの武装と体のケアについて語る時だけは、目を細めて少し表情を崩した。
悲しんでいるようにも憂いでいるようにも見えるし、マシュの身体を思いやってくれているようにも見える。仕事の話をしている時とは少し違う、人間味と優しさのある笑みだった。