FGO第二部 Lostbelt No.3 プレイ日記09 トンデモテクノロジー乱舞



第三章のプレイ日記は、全18回くらいに収まる……と、思う。多分。
『intro』の三回分を足しているので仕方がないと考えていいのかはビミョーだな……。

おそらく近々クリスマスイベントが始まると踏んで、プレイ日記のペースを急ぎ過ぎているからか、配分があまり巧くいっていないかもしれない。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





初見の相手はクラスを隠される






敵クラスの表記が『?』になっている。ええい、小癪な真似を……!
北欧異聞帯あたりから顕著に定番パターン化しつつある気がする。
ロシアでもこんな感じだったっけ? うーん、思い出せない。

前回の流れからして、秦良玉と韓信が登場するに違いないと読んで、セイバーメインに組んで挑んでみる。
……しかし、現れたのは、まさかの項羽!
ガチャで排出される以上、登場することはわかりきっていたけれど、項羽も“そっち”側かよ! こりゃキツいぜ……!

歴史的に、項羽はてっきり異聞帯における味方側についてくれるのかな~などと密かに期待していたワイ氏、ちょっとしょんぼり。
あとフツーに、いきなりの敵バーサーカーはしんどい。









ケンタウロスじみた異形。しかし、魔力反応パターンとしてはオートマタに近いとダヴィンチちゃんは語った。つまり機械? 項羽ロボ?
詳しいことはわからないが、ともかく外見同様にとんでもない出力を持っているらしい。
掠っただけでも吹っ飛ぶか、下手すりゃ死にそう。ヒェー! 怖ェ~ッ!!

逃げることも無く戦闘に突入したが、戦闘キャラがまたデカい。画面に収まり切っていない。アイコンと被ってますYO!

そしてここで、主人公のマスタースキル使用可能ターンまで「3ターン」に伸びていることに改めて気付いた。
着実に病状は悪化している、ということか……。


相手は秦良玉だと予想していたので、スタメンはダブルセイバーにフレ孔明状態。
わかっていたならば、フォーリナーを連れてきていたのだけれど……。
まぁ、ランサー予想で実際アーチャーな悲劇よりは、ずっとマシな状況。







せっかくなので項羽と記念撮影しておこう。
ヒュ~ッ、これが噂の“SNS映え”ってヤツだな!
さすがメイヴ先生、いつでもどこでも誰とでも“映え”ちゃうんだよなァ~ッ!





項羽とヒナコ






ワンブレイクで戦闘は終了したが、項羽はもちろんピンピンしていた。
当然のように、蘭陵王の案内でヒナコの陣幕へと去っていく。
こちらの戦力を軽く計っていっただけ、という雰囲気だった。

小手調べとは思えぬほどの超威力だったけれど、本気ですらなかったのかもしれない。
いやー困った。恐ろしい。
勝手に味方になってくれるもんだと、わりとガチめに期待していたので、正直ショックでもあった。


外見や雰囲気、バーサーカーのクラスから考えて、項羽はもっと荒々しい武人か、そうでなくとも言葉が通じ辛いタイプかとも個人的には予想していた。
しかし『計測』だの『数字』だの、使う言葉は知的というか、理系というか……なんだか想像とは随分違う感じだ。
ちょっとバベッジさんっぽい、か……?









陣幕にて、改めて味方同士として会話をしている項羽とヒナコ。
初対面というわけではないようだ。
……というより、ヒナコは明らかに、項羽を特別な目で見ているようにも思える。
愛だの恋だのといった想いかは不明だが、何らかの執着を持っているのは確かな気がする。

異聞帯で出会った後に、“何か”が彼らの間にあったのか?
それとも、出会う以前から、ヒナコは一方的に項羽に何らかの感情を抱いていたのかな?


この時点での、勝手な予想。
私がまず思い出したのは、クー・フーリンに憧れていたバゼット・フラガ・マクレミッツ。
彼女よりも更に強く、更に重く、項羽という英雄に憧れや執着めいたものを抱いているのが、ヒナコにとっての“理由”だったりするのだろうか……?
まだまだ憶測レベルで推理としても雑なレベルの予想だ。実際のところはどうなのか。


あと、これもまた勝手な想像なのだけれど、最初にヒナコが強く希望していたサーヴァント・ライダーは、項羽のことを指していたのかな?
よくわからんけれど、ライダー適性もありそうな気もするし。馬的な意味で。









カルデアの反応についての話題から、「汎人類史における人間項羽」についても話は及ぶ。
詳しくは掘り下げられぬまま、『???』が口を挟んだことで、この話は途中で終わった。

ここで不思議だったのが、『???』がいきなり話しかけてきたこと。
項羽と共に来た、もしくはヒナコの陣幕に既に『???』は訪れていたのか? それとも通信機器の類?

咸陽で会話していた時といい、話している姿の“シルエット”すら出ないのが、今までの正体不明キャラパターンともまた少し異なる。
その点はスカサハ・スカディよりもイヴァン雷帝より、かな。しかし、夢を見させられていた雷帝よりも、『???』はアクティブなイメージがある。





仙道ベースの超技術






傀儡兵の残骸や戦闘データからの解析・検証結果。
哪吒からの助言もあって、『項羽』の姿形の謎についてもひとつの仮説が成った。
中国異聞帯の科学技術の超進化や、始皇帝の不老不死を成し遂げたのは、失われた仙術を再発見して解明したことにあるのかもしれない。

まだまだどれも仮説や推理の域は出ていないけれど、ぼんやり考えていられる状況でもなかった。
早くも増援が来る気配に、いっそのことヒナコ達の陣幕に奇襲をかけようという流れになる。
無茶が過ぎるようにも思うけれど、時間制限があるからな……。逃げてばかりもいられない。

う~ん、改めて考えても辛い状況。中国異聞帯では、わりとバタバタしている感じがする。
ヒナコがイケイケなのもあって、のんびりする余裕がない。









やっぱり喧嘩腰なヒナコ。
「奴らがこの中華に踏み込んだ痕跡すら残してはなりません!」とまで言い切るなど、終始攻撃的で過激な考え方だ。
本当に、なぜそこまで彼女はカルデア側を憎んでいるのだろう?
そして、憎んでいたというのなら、なぜ今まではクリプターとしての活動が消極的だったのか?


やはり話し合いの余地などないままに、戦闘スタート。
項羽&蘭陵王が並び立っての戦闘だ。この組み合わせとは、今後も数回戦うことがあった。
蘭陵王による援護は困りものだが、バーサーカーである項羽の行動数を少しでも減らしてくれるのはありがたい。
基本的に蘭陵王は放置して、項羽最優先で狙っていくことにした。
幸い、今回もワンブレイクで戦闘は終了する。


項羽は「精神異常無効」が永続バフとして付いている
嫌らしい言い方をすると、対エウリュアレ対策っぽい。
しかし、前章で同じく精神異常無効だったスルトには、“既に心を奪われた相手がいた”というロマンチックな見方もできた。
項羽の場合はどうなんだろう? メカだから無効ってオチだったらズッコケる。









戦っているうちに夜が明けてらァ!
ついにやってきてしまった敵の増援。
万事休すッ……と思いきや、秦良玉は間に割って入り、戦闘の終了を叫んだ。

これにはカルデアどころか、ヒナコもびっくり。
咸陽にいたコヤンスカヤもびっくり。
どうなってるんですか皇帝陛下、と珍しく食いついていた。
ワハハ愉快。慌てている女狐を見るのは愉快痛快よな。な、フォウくん!









多少のトラブルはあれどロシア・北欧異聞帯は共に、基本的にはクリプター側に都合の良いように展開していった。
しかし中国異聞帯は、違う。

環境や情勢が安定していること、人材に恵まれていること、余裕がありながらも隙がないこと……など。
他の異聞帯とは異なる様々な要因の元で、ここの『王』は今までとは違う判断を下そうとしていた。
ヒナコやコヤンスカヤにとっても想定外、決して期待通りではない展開。
カルデアにとっては驚きだが、今はさておき、これからどう転ぶのかはまだわからない。









最初は韓信のビジュアルやノリにドン引き気味だったコヤンスカヤも、彼の眼の良さには驚いていた。
そして『???』は、更に彼女の想定を上回る言葉を吐いてきた。

あっ……そ、その呼び名は……!
タマモちゃん的にはNG!
マズいっすよ、マジギレする奴っすよ陛下!









コヤンスカヤブチギレ案件。
……と思いきや、まさかの 「 素 手 で 止 め る 」 ……ッ!?

衛士長の功夫で、普通にノックアウトさせられたコヤンスカヤ。
やられたフリの可能性も考えたが、どうもマジでやられたっぽい?
こいつは傑作。今回のコヤンスカヤ、ヒナコに負けず劣らず踏んだり蹴ったりの展開とみた。

ロシアに北欧に中国introにと、やりたい放題だったコヤンスカヤに、いよいよ“その時”が来てしまうのか?
何にせよ、とても面白い展開になってきた。

謎だらけのヒナコ、項羽も面白いけれど、異常なまでの柔軟性を見せる『???』やコヤンスカヤの動向も気になる。
あと衛士長の功夫がヤバすぎワロタ。
盛り上がってきたな……!