ランス6 プレイ日記092 氷・雷・山田




ランス6を遊んでいると、ランス10がまたやりたくなってくる。
ゼス陣営のランス10での頑張りやシナリオを、『ランス6を再度遊んだばかりの今』、また見直して楽しみたい。

もちろん、パットンの影響で9がやりたくなったり、鬼畜王との違いを確認してみたかったり、他にも色々……。
ランスシリーズの再確認とリプレイだけで、しばらく遊べるレベル。永久機関か?
しかしそれはそれ、これはこれで、新作や04リメイクなども待っている。待ち続ける。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







ウスピラをお見舞い











前回、かなり危うい状況から間一髪で救い出せたウスピラ。
かなりの重傷で、今でも入院中の身だ。
ゼスの軍人として働くことは、しばらくは出来ないだろう。やることを許してはいけないくらいの状態にも思える。

ここは……やはり、見舞い!
見舞いをしてあげたい!!

という純粋な好意を、カオルは一刀両断。
「駄目です」の一点張りで、ただの見舞いのひとつさえも許してはくれなかった。ぐぬぬ……。










カオルと一対一の状況は不利すぎる。
改めて出直すと、ウスピラの主治医である若い男を発見した。
不幸な医者だ……。ランスの目の前を通っただけであんなことになるとは……。










テッテレーッ!

このシーン限定のレアランス。
殴り倒された主治医に立ち絵は無かったが、ランスの服装を見るに、メガネだったってことだけはわかった。あと名前は『アスクニナ医師』だったらしい。

医者ランスは、ランス10人気投票一位を記念して、“なんでもあり”追加カードとしても登場した。世色癌スキル持ちで、『医者っぽさ』を一応醸し出していたな。
しかしランス10での世色癌スキルはなかなか使い辛い……。ランス10での回復スキルはほとんどが不遇。
人気投票記念でランスカード・志津香カードが多く追加されたけれど、それぞれテキストは異なるので、集めるだけでも結構楽しい。そしてステもうまい。










ウスピラにイタズラをするアレコレではあるのだが、このシーンでは貴重なウスピラの内面も語られている。
戦う事しか出来ないと考え、今までも戦い続けてきたウスピラ。
ここまで十分頑張ってきたように見えても、まだ彼女は戦おうとする。

過去はもちろん、ナガールモールの一件も、ウスピラは背負おうとしていた。
長官たちの命令に従った結果、ナガールモールの多くの命が失われることにもなった。しかしその責任はウスピラだけにあるわけではない。

ランスもまた、「何があったか知らんが、お前は悪くない」とハッキリ語った。
わかっていない奴の言葉に力なんて無い……と言いたいところだが、ランスは事情を知ったとしても、同じことを言うだろう。
ランスの考え方は極端だし、正義でも正論でもないが、強い意思と力がある。ランスの自己肯定力が、ウスピラにも少しくらい伝わっていたらいいんだけどな……。










ちょっと格好良いシーンがあっても、ランスはランス。
そのまま先に進もうとしたところで、邪魔が入ってしまった。
カオルの良い笑顔ッ……!
くっ……逆らえないっ……!










メチャメチャ怒られるかと思いきや、意外とそんな空気でもなかった。
……むしろ、ちょっと良い雰囲気じゃないか?
えっ、カオルの「……もう…」とか超萌える。萌え過ぎて禿げた。

ランス的には目標達成ならずで残念な結果ではあったが、色々な収穫はあった。
ウスピラの内面や過去が知られたこと、××CG、そしてカオルの「もう」……。
うーん、大収穫だ! 頑張ってお見舞いして良かったな!
きっとアスクニナ医師も浮かばれる。







雷将軍との再会











キャンプ内をシィルと一緒に散歩している最中……その人物と、バッタリ出会った。
これにはシィルだけでなく、ランスも焦る。ガンジーと再会した時に、状況はちょっと似ている。
しかし、雰囲気的には、ガンジーに対しては“権威”に一瞬慌てたのであって、カバッハーンに対しては“実力”にややビビったような様子でもあった。
やはり直接対決して酷い目にあった記憶は、ランスの中でも嫌な思い出としてハッキリと残っているらしい。















ランスは「今なら勝てるぞ」と特に作戦も無いまま言い張るが、カバッハーンには軽くあしらわれてしまった。
仲間同士で争っている状態ではない、と正論を言ったうえで、「今の魔法抵抗値では、まだまだじゃ」とも言い切られてしまう。
実力差を理解した上での、大人な対応というか爺の対応というか……。格が違う、といった感じだった。

全然相手にされていない。戦ってみたところで、敵いそうにもない。
カバッハーン自身が流したこともあるが、ランスが必要以上に食い下がらなかったのも、その強さが十分にわかっているからだったのかもしれない。










売り言葉に買い言葉かもしれないが、「あのくらいすごい魔法使い」ってのも、ランスとしては最上級の誉め言葉じゃないか?
しかも相手は男。しかも爺。
うーん、雷将軍おそるべし……。







麗しき黒髪の才媛











カバッハーンに続いて、出会ったのは『司令室のケバ子』。
その身分も名前も、まだランスは知らないままだった。
ケバ子は好かんと言いつつ、「何かがひっかかっているのだ」ということで、名前を聞く。

千鶴子は怒り出すかと思いきや、ほぼ初対面に近いからか、落ち着いて丁寧に名乗ってくれた。
山田千鶴子。山田と呼ぶのは禁止。
なお、呼んだ場合、黒色破壊光線で粉砕されるとのこと。










名前を聞き、美少女名鑑と照らし合わせ……ついに明らかになった真実!
千鶴子の正体は……山田千鶴子だった! ドドーン!!

グラビアを突き付けられたマジックは恥ずかしさのあまりキャーキャー騒いでいたが、千鶴子はさすが大人なだけあって、「うっ……」と小さく唸っただけで済ませた。
美少女年鑑は多くの犠牲者を生んだな……。色んな意味で。















こればかりは誰がどう考えてもランスの方が正しい。
しかし、呪いの服にしか見えないケバ衣装は、実は千鶴子自身がデザインして制作したお気に入り衣装でもあった。

お気に入りを呪いだの恥ずかしい服だの言われて、千鶴子は当然怒り出す。
黒色破壊光線ぶっぱこそしなかったが、ぷんすか怒りながら立ち去っていった。
いきなり好感度ガタ落ちだな……。くそー。










千鶴子のセンスに、ランスがマジ顔で驚いているのにちょっとワロタ。
ランスでさえ驚愕させるトンデモセンスよ……。

そのズレているところもカワイイとは思うけれど、あの服はさすがにあらゆる気力が萎えるだろうなぁ。
ランス10での下着はわりとセーフだった記憶。