ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記016 どいつもこいつも川づくりに夢中




モンゾーラ島での冒険と開拓を経て、もうそろそろビルダーズ2中級者を名乗ってもいいのでは……などと天狗になりかけていた俺。
しかし、その考えが甘すぎたことを早くも思い知り始めていた。

あんなにボリュームたっぷりで、魅力的で、面白かったモンゾーラ……。
正直、モンゾーラをクリアしただけでも「いやー面白いゲームだった。完!」って気分になりかけていた……。

だが実際は……モンゾーラ島は、まだまだ“ほんの序盤”に過ぎなかった!
そしてビルダー道も、序盤どころか超序盤なのだった……!

 







ジメジメ島に初上陸

チェックだチェック





<前回のあらすじ>
『無限』という言葉が理解できないワイ氏、バグる。















とりあえず商人船長に言われるまま、チュートリアルで示されるままに、リストに記載されているものを『チェック』していく。
未チェックのものは触れた時の反応が変化するので、そのあたりはわかりやすい。
ただ、リストを見た上でも一見では「なんだこれ……?」というものも少なくはなかった。
闇雲に、なんとなく片っ端から『チェック』していくだけだと、最後の数個になって困るようなイメージだった。

私が探し辛かったのは大樹の枝といったパーツ。
大樹の葉にあたるブロックも、モンゾーラ島では自分が扱うことはなかったので、捜し辛かった。
チェックするアイテムやリスト画像は“破壊して生成される素材”ではなく、“破壊前の姿”であることから、最初のうちは少しだけ混乱した。

そのうち、「なるほど。チェック専用の画像リストなのか」と自分なりに納得して、そのままゲームクリアまで進んでいくが……その後のゲームクリア後、ビルダーハンマーを得た時に私はまたも文明開化の衝撃に引っ繰り返ってバグることになる。
それはまだまだ先の話。










だが……正直この時点では、半信半疑だった。
『木材で無限にものづくり』って……いや……聞こえはいいけれど、さすがにそこまで便利ではないんだろ?
きっと手に入りやすくなるとか、その程度のボーナスに違いない。
だって木材がいくらでも手に入ってしまうとか、ゲームシステムが無茶苦茶になってしまうだろ? チート乙。

……と、期待し過ぎないように自分に言い聞かせながら、ジメジメ島を巡っていき……ついに、“その時”がきた。















うわあああああああああああああああぁぁあぁぁああっぁぁぁああぁぁあああああああ!!!!!????

――数日後、『無限ボーナス』がからっぽ島以外の作業台でも適応されることに気付いた時、私は再び泡を吹いて倒れる。







開拓レシピ達成

からっぽ島へ帰還










衝撃と興奮で呼吸困難になりつつ、からっぽ島へと戻ってきた。
はしゃぎすぎて、うっかりにわとりを三羽も連れてきてしまった……。
ちょっと多すぎたかなとも思ったが、こういった『全員集合』シーンで、にわとり達も集まってくるのがちょっと面白い&かわいいので、まぁいいか。
卵は良い素材だし、にわとりは育てやすい家畜だ。牧場物語だって、最初はカブとにわとりから始めるのがテッパンだ。















うみうしに襲われたりカニに襲われたり、野生の魔物に邪魔されつつも、無事に川が完成した。
「もっと大きく!」「もっとすごい川に!!」と延々と言い続けてくる仲間たちの姿には、正直ちょっと引いてもいたが、まー楽しそうだったのでなんでもいいか。

とりあえずこれで、緑の開拓地の最初の目標は全て達成された。
『川を作ろう』『草原を作ろう』『森を作ろう』……。
楽しくもあったけれど、最後はちょっと飽きたな、という素直な感想。
そろそろ家とか畑とか作ってもいいか? モンゾーラから持ち出したパンも、少なくなってきたからさ……。







語り掛けてくる謎の声










開拓レシピを達成したことで、主人公もビルダーとしてひとまわり大きくなったらしい。
……と、まるでその成長に合わせたかのように、あの『謎の声』がシドーに話しかけてきた。
結構久しぶり……っつーか、直接声をかけてきたのは、これが初かな?
今までは『謎の声』の独白だったような気もする。

どうやらシドー以外の者には聞こえてはいないらしい、『謎の声』。
シドーに対しては敬意をもって話しかけているようでもあり、「ビルダーの成長。それは破壊の神たるあなたの成長でもある」などと、知ったようなことを言う。















シドーの正体や、それ以外の多くのことさえ知っている雰囲気の『謎の声』。
更に自分を、「この世界を作りし者」とさえ名乗った。
とても視点が高いというか、まるで世界の神であるかのような語り口だ。
果たして敵なのか味方なのか……?
いや、少なくともシドーにとっては味方側かもしれない(?)が、それは人類や主人公たちにとって善いものなのか悪いものなのか……。










プレイヤー視点では不安と不審も感じるが、今のところ、シドーはあまり気にしていない。
謎の声に破壊神呼ばわりされたことには少し反発してみせたが、結局は「よくわからんがパワーアップしたぜ!」と機嫌よく笑っていた。

ま、シドーが重く捉えていないのなら、今はまだそれでもいいのかもしれない。
『謎の声』には正直、少なからず胡散臭さを感じないでもないが……やっぱり、まだまだ何もわからないのが現実だ。







新しい島の発見










みどりの開拓地の景色作りが終わったのに合わせて、商人船長が「新しい航路を見つけた!」と言い出した。
素材島とは違う、大きな島らしい。その名はオッカムル。にぎわう鉱山の島、とのことだ。

オッカムルに行けば、金や銀といった新たな素材を見つけることができる。
おそらく前作のように、あらくれ系キャラが登場したり、『炉』で物を作ったりもするのだろう。

そして、鉱石が登場するということは……今の“おおきづち”より、強力なハンマーが手に入るはず!
何よりそれが重要だ。からっぽ島の開拓を進めようにも、固い「黄山岩」などのブロックが破壊できなくて、厄介なんだよな。強力なハンマーさえ手に入ればそのあたりが一気に楽になるに違いない。期待・大。















更に……オッカムルには、「ダンスが得意でこころきよらかな美女」がいるらしい!
これは更に期待が膨らみますね。……と言いたいところだが、前回もしろじいは話をビミョーに“盛って”いた前科がある。

あまり期待し過ぎないほうが良いかもしれないな。
美女といっても、元美女な老婆とか美女予定の幼女とか、そういった可能性も高い気がする。







もうちょっと開拓










では新天地オッカムルへレッツゴー!
……の前に、もうちょっとからっぽ島で遊んでおこう。

みどりの開拓地の開拓レシピは更に増えたし、ビルダーハートも集めたいし、素材島の無限ボーナスも欲しいし……。
やりたいことだらけ。やりたいことが多すぎて、時間が足りない!
オッカムルへの期待や、シナリオの続きを楽しみたい欲も膨らんではいるが、目の前にある小さな目標をこなしていくのも楽しい。楽しい……楽しすぎる……。















とりあえず、みどりの開拓地に住むモンゾーラの仲間たちが最低限の暮らしはできるように、色々と整えておこう。
ベッドのある部屋、たき火のある食事処、トイレは二つと風呂場、にわとりの小屋と畑と……。
やりたいこと、思いついたものを作っていくと、いくつかの『こだわりレシピ』をクリアすることができた。

みどりの石板に、新たに書かれていた開拓レシピこと、『こだわりレシピ』
「畑をたくさん作る」だの、「色々な部屋を作る」だの、開拓における目標のようなものが書かれていくようだ。
やりたいことや作りたいものが思い浮かばない場合は、『こだわりレシピ』クリアを目指して遊んでいけばいい……ということなのだろう。










『こだわりレシピ』は、数をこなしていくとご褒美がある。
5つの項目を達成したことで、最初のご褒美である新しいビルダーどうぐ『リフォームコテ』を貰うことができた。
よくわかんねーけど、ヤッター! 貰えるものは貰っておくぜ。サンキューしろじい!

リフォームコテは、地面や壁のブロックを手持ちのブロックと“置き換える”ことができる道具らしい。
あくまでも“置き換える”だけなので、手持ちブロックが足りなければ不可能。また、置き換えたブロックは手持ちに収納される


最初のうち、私は“塗り潰す”のかと思っていたが、そうではなかった。
リフォーム、という言葉から、前作のじょうへきウォールのようなリフォーム建材とイメージしていたのだが、仕様は大きく異なっている。

前作のフリービルドではリフォームを多用しまくったけれど、本作では『無限ボーナス』によってブロックを作りやすくなったことから、リフォームシステムは大幅に変更されたのだろう。
最初のうちは違いがわかり辛く、取っ付き辛い印象もあったが、慣れた今では現状のリフォームコテなしには生きていけないレベルになってきた。リフォームコテ、マジ神。















更に「いろんな作物を育てよう」のこだわりレシピを達成すると、住人たちの農作スキルが向上し、『畑に実っている作物を収穫』してくれるようになった。

これで……収納箱に種さえ入れておけば、種まき→水やり→収穫→収納箱へ野菜収納→また収納箱の種を使って種まき……という、半永久機関が出来てしまった!
超便利! 文明開化! スゲー! ヤベー!(語彙ゼロ)