ランス6 プレイ日記104 それぞれの準備状況




リックのため無し全体攻撃が便利すぎる……。
志津香の強化済局地地震といい、ともかく“ため無し”というのが大きい。

デメリットも妨害もない上記スキルに比べると、ため必須の全体魔法・範囲技系はどうしても使い辛く感じられてしまう。
もちろん威力は違うのだけど、『即発動』はやはり素晴らしい。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







パットンの準備状況











“ガンジー王の召集”をクリアすると、各仲間の準備状況を覗く拠点イベントが大量出現した。
数は多いが、順番に巡っていこう。まずはパットン。
「こんなに燃えるのは久しぶりだ」と笑顔で語るパットンは、自主練とやらで汗がびちゃびちゃになっていた。ランスがちょっと嫌がるのに草。


ランスたちにはまだそこまで詳しく話してはいないが、パットンの心の中には「ゼスの王となって、ヘルマン奪還作戦の武器にしたい」という野望もある。
仲間の驚く顔を想像してウキウキする姿はちょっと子供っぽい。男の子だな。

大きな夢と野望を抱き、逃れられない立場のあるシリアスな環境にありつつも、ゼス王座を巡る戦いも駄目なら駄目で、パットンはあっさりと諦めるのだろう。
汚い手を使ってまで無理やりに力や武器を得ようとしないあたり、パットンは格好良い。本当に良い男に成長したなぁ。















そして、会話の最後にサラッと語られたフラグ。
「本気でやり合う時がくる」気がするという、パットンの勘。
パットンも特に根拠があるわけでもなかったし、ランスもまた本気で受け止めてはいなかった。

このフラグが回収されたのは……ランス10の第一部と第二部の間の話になるのかな。
おそらくユーザーからは見えない時代の中で、彼らは何度も本気でぶつかりあったのだと思う。

その戦いが見てみたかったという気持ちもある。新たな魔王の時代とその物語について、第二部に至るまでの戦いの様子も詳しく知りたいという欲求は、プレイヤー誰しも抱いただろう。
……が、結局はバッドエンドに至ってしまうと考えると……詳しくわからない方が良いのかもしれない。まぁ、難しいところだ。







ウルザの準備状況











続いて会いに行ったのはウルザ。
彼女も戦いへの参加を志願して、今は武器の点検に勤しんでいた。

役立てるかはわからないと語る彼女に、「ウルザちゃんなら大丈夫だろ」と返すランス。
最初のうちはウルザの変化に対して、「ぐいぐい引っ張るし、どんどん進める」と反感を覚えていたりもしたけれど……少し前から、すっかりウルザに対する信頼と評価が固まったように見える。
二人の空気が、最新作での距離感に近い雰囲気になってきた。















ウルザが戦いに参加するのは、王位を求めての行動ではない。
罪滅ぼしと、ダニエルとの約束……『自分達のした事を……1行でもいい。ゼスの歴史に残るようにする』ということを、叶えるためだった。そこには強い意志が感じられる。迷いも弱みも、今のウルザからは見えなかった。

一方で、強い不安を覚えているのは彼女を慕う部下たちだ。
ウルザが帰ってこないのではないか、と恐れているのだろう。実際に、その可能性が非常に高い作戦でもある。
そんな部下を、ウルザは冷静に、突き放すような雰囲気すら出しながら諭していった。















ようやく立ち上がった“本来のウルザ”は、良い女だった。
外見だけではなく、中身も芯のある良い女。しかし、立ち上がった代わりに、『簡単には出来ない女』にもなってしまった。

クッ……多い! 最近多いぞ、出来ない女!
まー出来る女が多い方が不自然ではあるのだが、志津香にカオルにセルさんにウルザに……って、良い女なのに出来ない相手ばかりじゃないか!
しかしその『レア感』に燃えるのもまた事実。















結局今回は、最後まで拒否されてしまった。
この時点でのウルザは、「脅されたり、屈したりしてすることはもうない」「自分の意思で、この人ならば……という時がいい」「今は、それはランスではない」……といったことを話していた。
辛いのは最後のやつ。い……イヤだーっ! ウルザが他の奴と、とか……ヤダーッ!!

だが、ここで語った彼女の価値観は、ある意味では後々の展開の“フラグ”ともいえる。
屈したくはない、かとって「くっ殺せ」なんて言いたくもない、そんなウルザに待ち受けるもうひとつの試練……。


……ついでに言うと、先日のランス10一周年記念一問一答では、『ウルザを凌×するなら淫〇洗脳』みたいなことも言われていた。
わ……わかる……。美しく清廉潔白で真面目なウルザにこそ、そういうのは映える……。セルさんも可。
苦しむウルザは見たくはないが、淫〇洗脳されたウルザは確かにアリだな、と考えてしまう矛盾。







アレックスの準備状況






ウルザのエ□に想いを馳せすぎたので、思考を元に戻そう。
次に見かけたのは、マジックと会話中のアレックス。
今回参加を表明した理由と目的について、アレックスは改めてマジックに語っていたが、彼女の反応は薄かった。
危険な作戦に参加するアレックスの身を案じてはいるが、彼との関係や未来については、「もう遅い」と諦めてしまっている。その理由についても語ろうとはしない。
そして、追及しようとするアレックスから、逃げるように走り去っていってしまった。
まるで月9ドラマか少女漫画のような擦れ違い展開だ。
その場合、確実にランスが当て馬ポジション。















アレックスにとって不幸なのは、本作がドラマでも少女漫画でもなく、ランスという鬼畜戦士が主人公のエロゲだったことだな……。

この場に至って、ようやくアレックスはランスがマジックを狙っていることを知った様子でもあった。
しかし、今の彼は以前の彼とは違う。ガンジーが「気迫が足りない」と愚痴っていた頃よりも、確実に成長していた。

交際許可書のことなどで挑発してもなお、「頑張ります。ランスさんに負けないくらい」と笑ってみせたアレックスを、改めてランスは要注意人物として警戒し直した。
……が、結論から言うと、全部遅すぎたんだよな。
せめてもうちょい早ければな……。ああでも、結局はそう変わらないのかもな。







リックの準備状況











更にリックの準備状況をチェック……というか、リアに見つかった。
リーザスの代表として、今回の作戦に参加させられることになったリックとも、改めて挨拶をする。
ランスとリックが会話をするのは、ランス6本編中ではこの場面が初かな?















うーんジャイアニズム。
ゼスを合法的に手に入れる手段として送り込まれたリックだが、もちろん彼に不満などなく、むしろランスと共に戦える現状をチャンスだと思っているようだった。

さすがにそろそろ、リアは出番終了だろうか?
正確にはまだチョコチョコあるけれど、ガッツリとした出番はそろそろ終わりだったような気がする。
短くも濃密な時間だった。サンキューリア、フォーエバーリア……。







マリアの準備状況






最後に様子を見るのは、マリアとチューリップ部隊。
うしクレーン車やうしトラックを集めて、組み立て用意をしているのは『チューリップ2号マレスケ』だ。
最新作でも魔軍相手に活躍してくれたマレスケ。PV(OP)にも出たぞ。カッコイイぞ!

高いパワーと命中率を伴う長距離砲撃が専門のチューリップだが、バカでかいためにそうそう動かせないのが悩みの種。
移動にもトラック4台+クレーン1台が必要で、組み立てにも6時間はかかるらしい。
1号や3号のような携帯型・移動型ではなく、定位置から砲撃するのが主な仕事になる。
マリアとしては、この砦に設置して、防衛と魔軍撃退に役立ててもらうつもりだったらしいが……。















そんな細かい注意事項など、ランスは気にしない。
「最終決戦には強力な兵器は必要だ」という考えの元、チューリップ2号も作戦部隊に同行させられることになった。
ダンジョン内も進むのに、無茶苦茶言いおる。
その無茶ぶりに応じるマリアもマリアって気がしないでもない。

マリアの撤収宣言前後で、チューリップ隊女性陣が『ガーン!』的なエフェクトを灯すのがカワイイ。
カスミの「ひー…」もレアカワイイな!?