ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記029 地底世界と謎の聖堂




最後まで不穏なままで終わった“聖堂編”(仮)。
世界の謎やシドーの正体について、少しずつ疑問と不安が膨らんでいく。

……が、それでも、オッカムルのノリは基本的に明るく陽気だ。
最初の土地だったモンゾーラに比べると色々とブッ飛んでいるけれど、この馬鹿馬鹿しさが物語の救いにもなっているのかもしれない。

 







ダイヤモンドを探せ

風のマントが使えない










地中深くまで続く穴でも……風のマントさえあれば、ダイジョーブ!

って信じていたのに、空中でマント炎上。阿鼻叫喚。
途中から自由落下させられる羽目に陥った。
死ぬぞ? 普通死ぬぞ!?


どうやら熱気の強い地中では、風のマントは使用不可能らしい。
一瞬焦ったが、地上ではマントは復活しているようで安心した。謎素材と不思議システム。

しかし、『溶岩の近くでは風のマントは使えない』のは地味にかなり厄介……。
今まではちょっとした距離なら、高い場所からスーッと移動することで事なきを得ていた。
だが今回は、全て自分の足で移動しなければいけない。
ブロックを積んでよじ登ったり、マグマを避けるために迂回したり……あ~、めんどくせぇ~! イライラするぜぇ~ッ!







マグマだらけの地中探索










『溶岩を水で冷やして足場を作る』というのはちょっと面白かった。
ブワーッと黒い岩場が広がっていく感じが楽しい。
だが、溶岩は時間が経つとどんどん周囲を侵食していくので、せっかく作った足場も数秒後にはマグマに戻ってしまう。
焦るし慌てるし……ええい、もうちょいゆっくりやらせろ!

幸いなのは、溶岩にうっかり落ちても即死レベルではないことだ。
やろうと思えば、薬草片手にダメージ覚悟で溶岩水泳も出来なくはないレベル。
しかし、溶岩も浅いとは限らないので、地上に戻ろうとした時に想像以上に深い場所に引っ掛かってしまって、全然戻れなくなってしまう……なんてこともある。
水中(溶岩中)が見えないのは怖い。深さがわからない。















苦労の末に、ようやくゴールっぽい場所に辿り着いた。
溶岩エリアはマグマが怖いし水中からの魔物の攻撃もウザいし虫はキモいしで……もううんざりだよ!
こんなとこ、二度と来ねぇからな! ペッ!!

ちょっと小綺麗な建築物があると思ったら、シドーが「セイドウ」と言い出した。
これが聖堂なのか。溶岩に囲まれている上に装飾も禍々しく、イメージと違ったが……まぁ、邪悪な聖堂って感じなのかな。

この場所について、シドーは「ふしぎな場所」「なつかしいような落ち着くような」と語っていた。
気になるのは後者の台詞。禍々しい何かを祀った聖堂に、不安や恐怖とは対照的な感情を抱くシドー……。おそらく彼の正体が関係した感想なのだろうが……。







怪しげな地下聖堂

中ボス戦










聖堂の広場で待ち受けていたのは、二体のモンスター。
以前、「プレイ日記022 ペロ、第二段階へ」で拠点初襲撃の際に、拠点を遠くから眺めつつ雑なフラグを立てていた奴らだろう。

話しかけると、案の定ボス戦がスタートだ。
……しかし、話しかける時の角度をミスったな。
緊張感のあるシーンなのに、モンスターとシドーが一体化してしまった。










ハーゴン教団のモンスターたちとバトル!
……だが、デケェドラゴンが出てくるとは聞いてないぞ!?


ドラゴンはサイズ自体も大きく、攻撃範囲も広い。
主人公は相手の動きを読んで避けることもできるが、シドーはガンガンダメージを受けてしまう。
結果……戦闘中に、シドーが一度死んだ。ガチ死亡はこれが初だったかもしれない。

死んだ仲間は時間が経過すると少しずつHPが回復し、元気になると戦線に復帰する。
また、その回復速度はベッドで寝かせることで向上する
その仕組み自体は、私も既に知っていた。以前に拠点襲撃で傷付いた仲間をベッドに運んだ経験もある。

……が、今回のこの状況、ほぼドラゴンVSオレのタイマンバトル中に、シドーをかついでベッドに運ぶ余裕はほぼ無ぇ!!
敵の攻撃を避けつつ、たまに相手に斬りかかるだけでいっぱいいっぱいだ!!
スクショをする余裕も、もちろん無いぞ!!

普段、シドーが一緒に戦ってくれていることへのありがたさを再確認した事件だった。
『敵の狙いが他者へ逸れる』だけで、なんて楽なんだ。薬草も齧れるし、隙を見つけて攻撃も出来る。
シドー……いつもありがとうな……。これからも、一緒に居てくれよ……。







粘り勝ち










結局、シドーが自然回復で立ち直るまで逃げ回り続け、最後のラッシュでドラゴンを倒しきる……という締まらない勝利となった。
それでも勝ちは勝ち! 奴らに絶望を与えてやったぜ。

……が、最期に、モンスターたちは気になる事を言っていた。
「この世界とは別の」……とは、どういう意味だ?
それも、「そなたたち」と複数人を指している。シドーと主人公のこと? それとも主人公やルル? モンゾーラやオッカムルの住民も指している?
うーん、わからん。















一方で、おそろしくもすばらしい運命とやらは「そなた」と一人を指している。こっちはシドーのことか……?
更に、“いつもの謎の声”がいきなりシドーに話しかけてきた。
からっぽ島で話しかけてくることは多かったけど、こんな冒険中に唐突に声をかけてくるのは珍しいように思う。







シドーのいらだち










苛立ちつつも、主人公に対しては不安を見せないように気丈に振舞うシドー。
“謎の声”はシドーにばかり話しかけていて、主人公のことはほとんど気にしていない感じだ。明らかに態度が不平等なあたりも、胡散臭い。
初めて話しかけられた時は敵か味方かはわからなかったし、今とて何もわかっていないけれど……雰囲気からして、神や天使といった存在ではなく、もっと危険で禍々しいナニカのように思える。まだ確証はないが……。


“謎の声”は、この聖堂に巣くうモンスターを「あなたを あがめる 悪しき魔物たち」と言った。この聖堂は破壊神を崇める場所、ということか。
更に、「あなたが 破壊の神であることも 定められた 運命」とも言い、最後にはいつも通り「あなたは ほとびゆく世界を救う 希望なのです」と語って〆た。
毎回お馴染みの決め台詞。しかしどんどん怪しくなっていく。
“謎の声”が定義する「ほろびゆく世界」だの「救う希望」だのは、いったいどういうモノなんだ?
何を救い、誰にとっての希望なんだ……?







最高のオタカラ










シドーと“謎の声”についての不安は拭えないままだが……とりあえず、目的だったダイヤモンドをゲット!
先日カルロから貰ったふるびた鉱石ダイヤモンドを材料に、石化光線を跳ね返す道具・みかがみのこてのレシピを考案し、早速制作した。

みかがみのこてを装備するのは、主人公ではなくゴルドン
先日みたく、ゴルドンの背中に乗せてもらって決戦に挑む形になるようだ。
これでメドーサボール戦への対策も仕上がった。いつでも勝負できる。















そして同じくダイヤモンドを素材にした、ゴルドンヘッド』を酒場に取り付けて……これで完成、ゴルドン酒場!!
鉱山の守り神・ゴルドンに似せたゴージャスでスペシャルなオッカムル特製の酒場。
観光地として、フォトジェニックな流行スポットとしても大人気になるだろう。

……しかし、こう、なんか色々と凄いな。
素晴らしい建築物ではあるのだけど、拠点の雰囲気と全然噛み合っていないな!?
拠点自体も、もっとゴージャスに飾り立てるべきか……。







戦う覚悟を決める仲間たち










プレイ日記025 地下神殿の謎を解け

」の頃は、怖くて戦えないと震える男達を、シドーは叱りつけていた。
そんなシドーから庇ってくれたのが他ならぬペロであり、彼女は「みんなを守る」と熱く語っていた。

そして……今回は逆だ。みんなを守って支えてくれていた、大切なペロのために、拠点の皆が立ち上がる。
勇気のなかった奴も、戦いが苦手だった奴も、ペロを助けるために覚悟を決めた。
嬉しそうに笑うシドーが、“ペロのために”みんなで暴れよう、と返すのもイイ台詞。















空が暗くなり……ついに、最後の戦いが迫る。
口だけでなく、セルジやアーマンも、今までとは異なって“準備運動”モーション。
武器も渡せるようになっていたので、慌てて新しい武器を作って配ることになった。
戦闘参加人数が多い……! 何本剣を作らせるんだ!

それにしても、アツい展開だ。
弱虫だった奴が戦う覚悟を決める、というのもベタに熱いし、そんな彼らの変化を通じてシドーが人の感情を学んでいく姿もアツい。
イイ話だ!
ビルダーズ2って……イイ話だ……!!