FGOイベント レディ・ライネスの事件簿 プレイ日記05 二つ目の紙片と女神の介入
今回のイベントは全何節で構成されているのだろう?
これを書いている今は、まだわかってはいない。
去年のアポクリファコラボはわりとシンプルな構成だった覚えがあるが、長さとしては全9節だった。
戦闘(レイドバトル)メインだった昨年よりも、ミステリー要素の強いシナリオ重視な今年の方が、ボリュームとしては多くなるのでは……と勝手に予想はしている。
※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
陰に潜む暗殺者
女王含め、他の人間が居なくなったこのタイミングで、ライネスが『隠れていた者』に接触を図る。
気配遮断でピアノの陰に隠れていたのはアサシンのサーヴァント。アサシン・エミヤ!
事件簿原作には関わりの薄い彼が今回のイベントの特攻対象に入っていたのは、こういった形で登場するからか。
しかし立ち位置的には敵側っぽい感じか?
殺エミヤに対しても、主人公は記憶のフラッシュバックを起こすことはなかった。
また、殺エミヤの側も、主人公に対して顔見知りのような反応は見せない。
逃げようとする殺エミヤを、ライネス(司馬懿)の宝具で足止めして戦闘開始。
司馬懿の宝具は相手の弱点を炙り出す効果を持つとのこと。とても強力に聞こえるが、オールラウンダータイプには効果が薄いらしい。
さしあたり、殺エミヤ相手には有効に働いた。戦闘でも軽いデバフがかかった状態になっていた。
月霊髄液(トリムマウ)と殺エミヤ、というとZERO的な意味での不安を覚えるが、今回はトリム・ライネス共に無事で済んだ。ホッ。
殺エミヤはブレイク前後でそれぞれ20万台のHPがあり、今回の戦闘では完全に削り切らねばならない。
アサシン故のチャージの速さは厄介だが、単体宝具なので比較的対処はし易かったと思う。
依頼主は女神さま
戦闘で完全勝利し、色々と話を聞こうとするも、その前に殺エミヤの『依頼主』が現れてしまった。
しかし、その姿はッ……!
―――青いドレスに派手なドリル。完全な初登場はSNのエピローグでのボイスオンリー。ビジュアルは確かオマケマテリアル初出。
袖のないスタイルはホロウにて、ガチでドレスの袖をいちいち破っていたのが最初だったか。最近ではドレスが勿体ないからか、戦う時は初めから軽装に着替えることが多いようなイメージもある。
アニメではプリズマイリヤシリーズでメインキャラとして、UBWでは最終回の特別ゲストとして。
書籍では事件簿シリーズの第一冊で衝撃的な本格登場を魅せ、史実としてあの事件を機にエルメロイ教室に加わるようになった……あの女!
地上で最も優美なハイエナと呼ばれる家系の女魔術師!
ちなみにアポクリファでは桜もこの家に養子に出されてる設定というわけのわからなさ!
……前置きが長くなった!!
出たァッ!!
本編未登場ながら第一回人気投票第25位ッッ!!
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトだーーーッッッ!!!
もっとも今回は彼女を依代にした疑似サーヴァントであって、ルヴィア本人ではない。
完全に融合してしまっているらしく、顔見知りであるはずのライネス達に対しても初対面のような反応を見せる。
状態としては、パールさんに近いパターンかな?
ルヴィアと融合しているサーヴァントは神霊のようだが、現時点では真名まではわからない。
殺エミヤは彼女を依頼主と呼んでいた。
敵か味方かはまだ曖昧ではあるものの、『記憶の紙片を求めるうえでの障害』であることは間違いないようだ。
ルヴィア(仮)は「これ以上ムネーモシュネ―を求めるな」と言って、この場から去って行った。
一度目は警告だと見逃してくれたけれど、要するに二度目は無いってことだろう。うーん、コワーイ。
警告になんて負けないッ
緩急慌ただしい中で、マシュとも一時的に通信回復。
仮面舞踏会のパッチワークにおける現在の状況や情報を彼女に伝え、今後の行動について相談する。
マシュ曰く、ピアニストの事件が記憶の紙片や特異点の聖杯に関係している可能性は高いという。
ルヴィア(仮)にあからさまに脅されたのは不安だが……このまま、事件の調査は続行していくことになった。
改めて、捜査&推理開始。
シェイクスピア、アラフィフ、女王……と事件の関係者に聞き取りを行い、トリムマウの力で情報整理と計算をしていく。
トリムマウの演算によると、抽出されたキーワードは『忘却』『亡霊』『疑似サーヴァント』。
ふむ、わからん。
一方のライネスは、何か思い当たったらしい。
『音楽家の英霊といえば、誰か』。
今回の事件を考えれば、サリエリが思い浮かぶけれど……事件という前提がなければ、まず連想するのはアマデウスのように思う。
身近な英霊という縛りがなく、音楽家の歴史上の人物というだけで挙げていくならば、ベートーヴェンにショパンにバッハに……色々と多すぎて、“サリエリ”という人物に至るのは、少し難しい。
だが今回の事件で、ピアニスト本人の名前も顔も知らないままで、主人公はピアノの音色を聞いた時にサリエリを連想した。
そこに、事件を解くカギがあるのだろうか?
二つ目の紙片
ライネスと共に戻ってきたのは、事件現場であるピアニストの部屋。
隠れていた殺エミヤも消えた今、残っているのは大きなピアノと、事件発生時に主人公たちと戦ったオートマタの残骸くらいだ。
しかし、そこに……。
『記憶の紙片』!
ナーサリー事件で、博物館で手に入れたものと同じだ。
紙片の色や印象が違うようにも思えたけど、並べてみれば同一のものだとわかる。
そして始まる、ライネスによる“事件の種明かし”。
彼女の推理が合っていたのか否かは、外ならぬMが“思い出した”ことで、正しかったこともわかった。
ナーサリーライムの事件自体に『記憶の紙片』が関わっていたのかは謎だったが、今回のピアニスト失踪事件には、はっきりと『記憶の紙片』が関係していた。
『記憶の紙片』があったからこそ被害者は生まれ、事件も生まれた……という言い方もできるだろう。
もっとわかりやすく言うならば、被害者も事件も、『最初から無かった』といった感じか。
失踪事件は事件ではなく、誘拐や自殺の類でもなく、たまたま起きた事故だった。
“擦り切れ”自体は、先日市民が言っていたように「最近」になってから起きていたのだろうし、今日シェイクスピアや主人公たちがその異様な姿に気付かない限り、ピアニストは完全に擦り切れ切って自壊を起こすまで、不完全なピアノを奏で続けていたのかもしれない。
……と、事件の仕組み自体はわかったけれど、謎のすべてが解決されたとは言い難い。
肝心要のオートマタについても疑問は残るが、さすがに“東洋の人形師”が今回のイベントに関わってくるとは思い難い。……よな?
確かに事件簿にもFateシリーズにもチラチラと存在や影響力を見せる人物だが、そうそうガチでの登場はしないだろう。
それでも、この特異点にやけにオートマタが多い点はやはり気にはなる。“東洋の人形師”は無関係でも、また何か別の意味はあるかもしれない。
Mやシェイクスピアや女王は、本当はピアニストの仕組みを知っていたはずだったのに、部分的に、ある意味では都合よく忘れていた。
この『事件の中心に関わることだけを忘れてしまう』流れは、それこそバニヤンやナーサリーたちと同じだ。
記憶の紙片やパッチワーク、もしくはこの特異点に原因があるのだろうか?
女神の裁定
とにかく、事件の謎は解けた。
しかし記憶の紙片に関わることは、彼女が許さない。
さっき警告されたばかりなのに、完全に無視したような形になっている。そりゃ怒るわ。
女神としての姿にルヴィア(仮)は再臨するが、名前の表記は未だに???状態。
クラスはルーラー。ルーラーといえば防御は堅いが攻撃はそこまで厳しくはない……と思いたいが、最近の流行は殴ルーラー。
殴られると、普通にメッチャ痛い。アヴェンジャーでも当たり所が悪ければガリガリ削られるレベル。
しかも、この戦闘では相手に特殊な永続バフがかかっている。
全ての攻撃に耐性を持っているため、弱点クラスでもそうそうダメージを与えられない。
幸いイベント戦に近く、5ターン経過した時点で戦闘は強制終了となった。
普通に進めていれば、たぶん一回は宝具を食らうが、単体宝具なのでギリギリセーフ。
シナリオ的にも、もちろん全然敵わない。
腹筋に鋼説をライネスは推すが、ルヴィアなら「鋼を仕込むより、腹筋自体を鋼レベルに鍛える方が優雅です」とか言い出しそう(偏見)。
それにしても、ルヴィア(仮)の目的は未だに謎だ。
神霊という立場の強さと視点の高さから、なんとなく『今回の事件の犯人側』に関わる立場なのかと思ったが、そうでもない……のか?
彼女は彼女で紙片を求めているだけであって、記憶改竄や各パッチワークの事件及び、記憶の紙片の隠ぺいに関わっているわけではない?
うーん。彼女と殺エミヤの立ち位置は、まだよくわからん。
そこに現れたのは新たなオートマタ。またオートマタだ。
サリエリを演じていたオートマタは人形師の手製だし、完全に別口なんだよな?
エルメロイⅡ世がどうこう言っているあたり、黒幕(仮)側のオートマタってことなんだろうか?
そして、それに対するルヴィア(仮)の反応も少し奇妙だった。
彼女は彼女で、少し驚いている?
エルメロイⅡ世やライネスを追うオートマタについて、彼女は詳しくはないのだろうか?
そこへ、更なる乱入者!
というか、オートマタに紛れていたのか?
フードを生かす隠ぺい術?
現れたのは謎の美少女。ライネスにとってはよく知る人物。
美少女と共に、現時点では姿の見えない謎の声も聞こえてきた。
カオス! なんかもう無茶苦茶!