FGOイベント 惑う鳴鳳荘の考察 プレイ日記02 『漂流電影空間ハリウッド』




ミステリーシリーズ第二弾といっても、昨年の虚月館イベントとは色々な点が大きく異なる。
違いのひとつは、『ゲーム用テキストリライトをライターチームが行っている』点でもある。
登場サーヴァントの台詞は、それぞれの担当ライターが監修しているらしい。……にしても、たまに違和感を覚えるような気もする。
それも含めて伏線なのか? 設定のズレや時系列への疑問は、シナリオの結末に関わってくるのだろうか?
ココを書いている時点では、何もかもが全くサッパリ、見えていない。
見当違いなことを言っていたら、あとで自分で笑おう。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







久しぶり過ぎて距離感がわからなくなるやつ






まさかまさかの、久々のロマン……!?
前回の事件簿コラボでも“回想”としては登場した。だが今回は回想でも昔話でもない、生ロマンだ。
……マジで? ……本当に、本物なのか?

驚いたり喜んだりするよりも、まず先に疑ってしまう、悲しきプレイヤー心理。
某竹箒でも言及されていたので、本物と考えてもいいのかもしれないが……。
いやしかし、『参加条件を緩める』というだけならば、1.5部時空でも良いだろう。
なぜ今回に限ってロマンが居るんだ?

第一部終了後のイベント新規シナリオは、参加条件が緩いものでも基本的には1.5部時空の物語であって、ロマンの存在については語られなかったり誤魔化されていることが多かった。
一方で、第一部終了後に解禁された幕間では、たとえば“ダビデの幕間”のようにロマン自身が関わってくる『意味がある』ものについては、彼の新規シナリオ登場が確認されている。
『意味がなく』ても登場した幕間もあったと思うが、ちょっとすぐには思い出せないので保留。


……ともかく、そんな今までのパターンを考えるに、今回のイベントはロマンが存在する何らかの『意味がある』ため、彼が存在する時間軸の物語になっているのか?
もしくは、何らかの原因があって、『ロマンが存在するように思える』状態になっている……?

色々と考えてはみるけれど、「なんとなくロマンを出してみた」オチの可能性もある。















とりあえずロマンの存在の謎は置いておいて、本題について話を聞いていこう。
ちなみにロマンは、紫式部に対して「はじめまして」と挨拶していた。あとサリエリに対しては「グレイマン」と呼んでいた。メモメモ。


ロマンが紫式部を呼びつけた理由は、三日後に自己消滅予定の微弱な特異点について修正・解決し、聖杯の欠片という名の魔力リソースを手に入れるために、彼女の力を借りたい……というものだった。

“未完成の映画の世界”である今回の微弱特異点修正に必要なのは、『特異点の中で映画を完成させる』こと。それも、欲を言えば“出来の良い”映画を。
そのために、紫式部に脚本を頼みたいのだという。










極道入稿すぎて吐血しそう。
シナリオを書いているライター自身も傷付いていそうだ。自傷行為ワロタ(笑えない)。

この時点で、既に疑問はいくつか浮かんでいる。
まず、なぜ映画脚本に紫式部なのか?
この極道事案を請けてくれそうな文系サーヴァントとなると、彼女くらいだった……とかだろうか。普通ならば断わる案件だし。
もちろん特異点自体の謎も多いが、そのあたりは始まってみなければ詳しくはわからないか。

……まぁ何にせよ、話の流れは大体理解できた。
イベント初っ端にいきなり見せられた、『鳴鳳荘殺人事件』の意味も、なんとなくわかってきた。







孤独ではない観測者











紫式部が脚本の用意を始めている中、主人公とマシュにも特異点の詳細が告げられた。
ロマンに対してピリリと山椒の如く厳しいマシュの言動もどこか懐かしい。
慣れと親しみ故に生まれた辛みだ。相手がロマンだからこその毒であり、マシュなりの甘えでもあるんだろうな……とか深く考えすぎると切なくなってしまうのでそろそろやめよう。

特異点での戦闘予定はほぼ無く、今回は気楽な案件になるとロマンは語る。
主人公が受け取ったのは、ダヴィンチちゃん製のカルデア式ビデオカメラだった。
製作する映画そのものというよりは、一連の様子を記録するフィルムを撮影する『観測者』という任に主人公は就くことになった。
……となると、映画そのものを撮影する人物は他にもいるのかな?















地下図書館で準備中の紫式部の元に向かうと、マシュも映画への出演を依頼された。
頬を赤らめつつも請け負ったマシュだが、「演技に自信がある」というのはやや疑問。
セイレムではナレーションの役割を負ったこともあるけれど、演技はしていたっけ……?
まぁそもそもあの件は時系列的には未来か? うーんややこしい。

紫式部はこの時点では、撮影予定や脚本の準備等について、そこまで多くは語らなかった。
色々悩んでいるようだが、ほとんどは彼女の中だけで抱え込んでいる様子だ。
配役の「最後のひとり」とは、誰のことだったんだろう。マシュ? アラフィフ? 今回ラストに出てくるアイツ?







本ブッ壊し事件











開幕腰ヤベえおじさんは、こちらはこちらで、ナーサリーライムと軽いトラブルに陥っていた。
ナーサリーが探していた本をブッ壊してしまったアラフィフ。
誰かが持って行ってしまった<嘘>ことで困っている彼女に、アラフィフは「君の欲しいものを何でも用意してあげよう!」とデカいことを言っていた。


この『アラフィフのしょうもない嘘と約束事件』がイベントの本筋に関わってくるのだろうか?
現時点ではよくわからない。が、さしあたり、アラフィフは“壊した本の修復”を条件に、紫式部に協力してくれることになった。










前回の内容からして、アラフィフの役はミゲルだろう。
しかしミゲルは10年後の本編(仮)時点では死んでいる男だ。
それを「あの難しい配役」とは、どういう意味なんだろう?

紫式部がアラフィフに依頼する際の説明も、「実は、かくかくしかじか……」と軽く濁された印象もある。
うーん……まぁ、まだ当てずっぽうレベル。怪しいところを片っ端からつついているだけ。







撮影スタート











第3節開始!
ここからがようやくスタート、といった感じだ。
いきなりサポートオンリーのイベント戦もある模様。劇中劇の戦闘かな、と予想しつつシナリオ開始。

見覚えのある光景の中で、響き渡る紫式部の声。
前回、第1節のアバン部分にあたるシーンだ。
「あとはナレーションをかぶせるだけ」という話もしている点からしても、前回の謎のシナリオ部分は『映画の完成形だった』ことが明白になったと言ってもいいのかな? 既にナレーションが付いていたし。
断言にはまだ早いかな。















リュウ・タンとダイゾーはアバンのみでクランクアップだったらしい。
挙がった名前が彼らだけだったということは、ミゲル(アラフィフ)はまだ出番があるのかな?
まー回想とか、色々とやることは残っていそうだ。実は生きていた黒幕パターンもありそうだし。

クランクアップした面子はカルデアに戻る予定だったが、ここに来て「これだけとか聞いてない」とゴネ始める以蔵さん。
外見が第二再臨なのでシリアスなんだかギャグなんだか受け取り辛いな……。顔が怖い。しかし言っていることは駄々っ子同然。
コラーッ! マシュや紫式部を困らせるんじゃありませーん!







男たちの退場と、新たな登場人物











まさかここで戦闘かよ。

しょーもなさすぎてワロタ。
これ、必要だったァ!?


なんやかんやで以蔵も帰り、柳生但馬守もカルデアへと戻っていったようだ。
最初から伝えておけば以蔵も拗ねなかっただろうに、とアラフィフが紫式部に尋ねると、「私もそのつもりだったのですが……その……」と、なんだか妙な言い方をしていたのが気になる。
何かを隠し、誤魔化しているように聞こえなくもない。以蔵のゴネ方も不自然だった気もするし……うーん……?















そんな中、突然撮影場所に現れた奇妙な男。
前回の映画パートでも既に登場していた人物だが、カルデアメンバーともここが初対面だったらしい。
極小特異点に現れた“はぐれ”?
もっとシンプルに、特異点の“原因”だろうか?

明らかに怪しい男は、名を聞かれても思い出せないと言い張る。
……本当だろうか?
自称記憶喪失は今までに数多く出会ってきたけれど、本物だったパターンは半分以下だったような気もしなくはない。















男も不審極まりなかったが、紫式部の言動にも少し疑問は感じる。
奇妙な男に対して変に乗り気というか、前のめりというか……。
この男の正体について、既に彼女は気付いているのだろうか?

自称記憶喪失男は、「映画の撮影のために喚ばれたような記憶はある」と語り、そのまま自然な流れで撮影に協力してくることになった。
男と紫式部主導の流れで、まるで最初から決まっていたことのようにすら見える。

名前を憶えていない男は、配役の名前をそのまま使うことになり、“サラザール”と呼ばれるようになった。
良い響きではないとビミョーに抵抗していたようにも見えたが、すんなり受け入れている。変な感じだ。
一方で紫式部も、ここまで来ておきながら今更『サラザール役が決まっていなかった』と言い出すのも、なんか変な感じだ。
うーん……色々と、なんか……変な感じだ……。語彙/zero。