FGOイベント 惑う鳴鳳荘の考察 プレイ日記05 第二の事件




正体がバレッバレだったサラザール(仮)。
逆に何か裏があるのでは、とも思えたが、現時点ではそれらしいネタは見当たらない。
思っていたよりも悪い奴ではなく、また、思っていたよりもアッサリとした出番だった。

実装待機勢がまた一人……と見せかけて、意外と再登場は早かったり?
まぁそのあたりは我々にはわからない。
なぜかカルデアに居るのに未召喚、という矛盾のカタマリ・陳宮という存在もあるしな……。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







ローマ・クレイシという男











再び映画撮影中エフェクト。
資料室で話をしているのは、アントニオ・エリス・ローマの三人だ。

“コルテスの遺産”の一部と思われる資料を眺めつつ、彼らは互いの素性について軽く語り合っていた。
『アントニオとエリスは叔父・姪関係ではなく、もっと遠い親戚関係』だったことがここで発覚。マジかよ。それは初期設定通りなのか?
親しげにも見えたが、あくまでもお互いに“仕事のために”組んでいる関係に過ぎないようだ。

ならば、仕事以上に重要なものが出来た場合、裏切る可能性もお互いにゼロではない……のかもしれない。
そもそもこのパーティに出席したこと自体、彼らは『お互い、目的を果たすため』とも言っていたあたりからして、彼らはそれぞれ違う望みを抱いている感じだし。










そして、対するローマ。
彼はミゲルの部下でありつつも、ミゲルのやり方と人間性を恐れて逃げ出した人間だ。

『若い女性を見かけると、兄の有無を尋ねてしまう癖がある』という彼は、ダイゾー・オカの行方をずっと探し続けているのだという。
プロローグに出演した以蔵(の役)のことか。まさかここに来てダイゾーの名前が出てくるとは思っていなかったので、少しびっくり。
確かに妹云々の話題は特徴的だったが、そこまで掘り下げられる気配もなかったので、単なるキャラ付けかと思っていた。


この場面のラストに、ローマは「僕が探していたものかもしれない」資料を発見した。
もう少し調べてみる、と語って幕は閉じ、詳細は現時点では語られない。
『登場人物の背景を語り、即必要な資料発見』とは、やや雑な気もする展開だ……。
過去を語って即死ぬ味方キャラみたいな“尺のなさ”を感じる。実際に尺はないのかもしれない。

ローマのキャラ付け、というかダイゾーとの関係性は元から存在した設定なんだろうか?
全体的に、急に出てきた感も無くはないのだが……。







今後の展開について会議






そんなローマの過去設定を受けて、『ダイゾー=サラザール説』というストーリー案が出てきた。
順序としては逆だが、プロローグの以蔵が第二再臨だった理由はここにも繋がってくるのか。

記憶喪失かつ正体不明だったサラザールの背景も、紫式部からは何も伝えられてはいなかった。
そのまま正体不明で終わらせるわけにもいかないし、何か設定を作る必要はあった。ちょうど良いと言えなくもない。















その説を採用する方針で……と話し合いを始めるが、紫式部暗殺未遂などとの兼ね合いが難しい。
ああだこうだと話し合って設定を練り上げていく一同。多少、いや結構強引な感じもあったが、とりあえず基本的な流れは定まった。
『ダイゾー=サラザール説』というストーリー案を思いついた、オジマンディアス(バルガス)が主役となっていくような物語になるようだ。

他のキャストに異存がない……というわけでもないが、ジャンヌオルタに言わせれば「他にいいアイデアも浮かばないしねー」ってことで、オジマンディアス主役ルートで撮影が進むことになった。
逆に言えば、アイデアさえ浮かべば、違うパターンを主張したかったのかもしれない。

今のままの流れだと、ガルシア・バルガスを除く他の招待客たちは、登場する必要性すら怪しいくらいの“居合わせただけの客”なモブで終わりそうだしな……。
ガブリエラと交流があったエリス達はまだしも、ミゲルに招待された名探偵であるはずのイシドロとか、マジで何のために来たんだコイツ感がエグい。
自己主張だけ激しかった三枚目ポジションか? 良くて当て馬。
いっそサラザールに殺された方が良かったのでは……。















他の登場人物のキャラ立ちに対する心配は個人的には尽きないが、クライマックス撮影への準備と話し合いは着々と進んでいく。

大砲の音をきっかけに記憶が蘇り、元王子たるバルガスに襲い掛かってしまうサラザール。
一対一で戦った後、無事にバルガスはサラザールを倒し、一件落着&次の旅へ……という流れになるようだ。
うーん、映画というよりは時代劇の通常回感。色々あった伏線や設定が纏め上げられている感じはないが、まぁ一応オチはつく。


効果音はロマンとアラフィフが担当し、いざ撮影へ!
……という裏で、他のキャストはやはりモヤモヤを抱えているようだった。
ジャンヌオルタは「変な気持ち」、サリエリは「主役になりたがっているのかもしれない」自問自答、龍馬は「サラザール(ダイゾー)が以蔵の感じと違う」違和感、そしてトリスタンは「探偵らしくない」不安……。
特にトリスタンはその通り。
逆にちょっと不思議なのは、龍馬の考え方だ。変に現実に引きずられているというか、あまり彼らしくない思考のように見える。







サラザールVSバルガス











さて、撮影再開。
ガブリエラの薬のために倉庫に向かったサラザールとバルガスだが、劇薬の瓶の破裂音がきっかけで、サラザールの様子が変化していく。
そして暗殺者としての記憶が……というはずだったが、明らかにおかしい。
演技ではなく、シンプルにヤベーことになっている。
巨大ゴーストパターンじゃん!
イコール、サラザール(仮)の戦闘キャラはまだ仕上がっていないということか。
残念、実装はまだまだ先の模様!















演技を忘れて取り乱したサラザールは、霊基も大変なことになっているらしい。
とりあえずこういう時は殴って落ち着かせるに限る。
この戦闘も映画の一部にすることは可能なのか……?
ああでも、全然関係ない自鯖が謎の参戦をしている時点でダメか。
リュウ・タンVSダイゾーのように、サポートオンリーの戦闘だったなら映画に組み込むことも可能だったのかもしれないな。

まぁ何にせよ、巨大ゴースト・サラザールはそこまで強い敵ではない。
テキトーに殴っていれば、普通に勝てる。







サラザールの正体











サラザール(仮)が正気を失った理由は、彼の死因にあった。
映画の都合のための仕掛けが、ドンピシャで彼の地雷だったワケだ。
しかし結果として、彼は本来の記憶を取り戻すこともできた。それもまた、映画の流れと結果的には同じだ。

彼の本名はバーソロミュー。
今まで何度も黒髭が名を出していたし、他の海賊サーヴァントも言及していた男だ。
お洒落っぷりと掟の厳格さで有名な海賊だが、FGOではメカクレ好きとして度々話題に上がっていた。
マシュへの反応から、既にユーザーのほとんどにも真名は割れていた……というか、隠す気もなさそうだった。















ちなみに、主人公およびジャンヌオルタもうっすらと「覚えがあるような……」という反応を示していた。
外見や言動というより、女の趣味でバレるというのはなかなか恥ずかしい真名看破。















戦闘のせいかゴースト化の影響か、キラキラしていくバーソロミュー。
執拗なまでの伊達男アピールは鬱陶しいが、まぁ悪い奴じゃない。たぶん。

だが……謎は残っている。
なぜバーソロミューはこの特異点に現れたんだ?
記憶を失っていたのはさておき、登場時に語っていた「映画の撮影のために喚ばれたような記憶はある」という話はなんだったんだ?
てっきりこの特異点の原因、もしくは目的にバーソロミュー自身が関わっていたのかと思っていたが、彼が消えた今でも、特異点に大きな変化は起きていない。
……それとも、彼はまだ消えたわけではないのか?















現時点でのバーソロミューは、単なる賑やかしで終わっている。
立ち絵オンリーのゲストキャラ、にしても、登場する意義と意味が薄い。
まだ何か“仕掛け”が残っているのでは、と思えなくもないが……まぁ、まだよくわからない。

さしあたり、ベタベタな当て馬ポジションとしては悪くない働きっぷりだった。
メカクレは確かに良いものだ。
しかしマシュにはメカクレ以外にも魅力はいっぱいあるんだぜ!
ヒューヒュー!