ランス6 プレイ日記118 カミーラへの試練




試練試練、また試練。
カミーラにとっての悲劇は続く。
ゼスにおける多くの犠牲を生み出した原因のひとつとして、当然のしっぺ返し……という見方もできるが、さすがにちょっとかわいそうだと思えてきてしまう。

彼女は彼女で恐ろしい魔人だし、たとえば「プレイ日記084 凛とした女性」の際などは、目も背けたくなるような地獄を生み出した張本人でもある。
魔物や魔人の趣向、嗜好ははっきり言って理解しがたい。グロはNG!
……でも、彼女たちが垣間見せる感情は、種族が異なっていても人間のものと大差ないようにも見えてしまうんだよな。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







マジノラインのギミック











落とし穴のスイッチを、ようやく切ることができた……!
見えていたのに登れなかったココの階段を、これでやっと登れるようになる。
横からっ……横から階段に登れさえすれば、こんなに苦労することはなかったのに……ッギギギィ……。
ま、だからこそのギミックなんだけど。















マレスケを失った今、強引な無力化ができなくなったため、先に進むためには電撃塔のスイッチもオフにする必要があった。

電撃塔スイッチの傍の赤トゲ強敵は、貴重な女の子モンスター雷太鼓が出現する。
スクショを取りそびれていたのだが、確かそのはず。

雷太鼓は本編中にはここが唯一の登場箇所。
挑戦モードでも機会はあるのだが、ともかくレアだ。
出来れば早く捕まえてしまいたかったので、私はここで捕獲した。

レアなだけあって、敵としてもこの時点ではかなり手強い相手。
痺れを駆使して、相手にできるだけ行動させないようにしたい。







怒れるカミーラ











電撃塔のエリアを抜けた先に現れた、ドス黒いボスアイコン。
……出た。ついに出た。
その迫力に、ランス以外の全員が気圧される。
そもそもランス達からすれば、ゼス王宮にいるはずのカミーラが現れた時点で寝耳に水かな?















カオスによる、魔人四天王の解説コーナー!
ケイブリス、ケッセルリンク、シルキィ、カミーラ。ランス6時点での四天王がこの四人。
他の面子の異常さを考えると、シルキィが混ざっているのがスッゴいな……。
さすがは俺たちのシルキィおねえちゃん。10第一部では弱体化しているのが惜しすぎる逸材。

そういえばホーネットは四天王には入ってないんだったっけ。
解説したカオス自身も、ジル期よりも新しい魔人とは面識がないはずだが、セルさんの元にいる間に歴史の本を読んで勉強していたらしい。マジメかよ。
ページはエロオーラ触手で捲ってたのか?







ラインコックが…






こんな中途半端な場所で、いきなりラスボス戦!
……とは、やはりならない。
早々に戦闘はタイムオーバーとなり、カミーラの使徒のひとりが主を呼びにきた。

使徒の報告を聞くや否や、ランスたちを放置して去っていくカミーラ。
見逃された形に近い。あのランスでさえ、文句やイチャモンを付ける余裕さえなかった。















今まで戦った魔人の誰よりも強い、とマリアは語る。
マリアの参戦経験は多いし、彼女の感想ならばまず間違いではないのだろう。
ノスよりも強いのか? 年季の入り方を考えると、カミーラに軍配が上がるのかな。
血筋もロイヤル中のロイヤルだしなぁ。

憎まれ口を叩くこともなく、「やべーな…」とランスは素直に呟く。
今のところは、策らしい策も思いついてはいないようだった。







空虚な笑い











現場に辿り着いたカミーラは、変わり果てた使徒を胸に抱いて、呆然としていた。
七星に続いてのコレは……かなり効いていた。前回の彼女たちのやりとりを思い出せば、色々と察することが出来る。

“犯人”が誰だったのかを、カミーラは知らない。
他の使徒も、何も知らないようだった。
完全に憶測で、『二手に分かれて行動した人間共の仕業では』と言い出す。

もっとも彼らからすれば、他に疑えるような相手もいないのだから、そう考えてもおかしくはない。
殺されたのは魔人の使徒だ。そこらの雑魚に、簡単に倒されるような存在ではない。
同じく使徒である七星を打倒した、『人間共』を怪しむのは当然だろう。










密かに一部始終を眺めていたアベルトが、いけしゃあしゃあと感想を述べる。
アベルトにとっては、“ラインコックの死”自体が“カミーラに与えた試練”らしい。
ひょっとして、七星の死もその一環だったのか? あれはさすがに別件かな?

“ラインコックの死”という試練に対して、カミーラは己を失うことは無かったが、大きく動揺はしていた。
それだけでも、アベルトにとっては失格寄りの反応だったらしい。無茶苦茶言いおる。

しかし未だにカミーラへは一定の期待があるからか、アベルトは早速“次の試練”を与えようとしていた。
コイツほんま……。
カミーラさんがカワイソ過ぎてビックリする。もちろんラインコックもカワイソスだけど。







試練、また試練











一方のランスたちに、ガンジーからマナバッテリー復旧作業完了の連絡が入った。
早く制御室に辿り着いて、マジノラインの防衛システムを再起動させなければ……!

……が、先に進もうとしたその時、カミーラが再び襲ってきた。
問答無用だ! 紳士的じゃないよカミーラさん!
まぁブチギレ・ガチギレモードなので、仕方がない。















真正面から戦う分には、やはりカミーラの方が圧倒的だった。
このまま普通に戦闘が続けば、負けるのは人間側だったろう。それが当たり前だ。

しかし、この肝心の場面で、“試練を与える”と嘯くあの男が介入した。
直接カミーラにダメージを与えることすら出来なかったようではあったが、完全に気を取られたカミーラさん。
『別動隊』の存在があると思い、そちらに意識が向いてしまう。

カミーラさんの中では、人間側の別動隊=ラインコック殺人犯という認識になってしまっている。
……この件、誘導したあのモブ使徒のせいじゃね?
カミーラさんの敗因、使徒アウレスヒラウだった説。







VSカミーラ











アベルトによって作られた隙は致命的だった。
ランスによる、カオスでの攻撃を真正面から受けることになったカミーラ。
重傷を負いながらも、改めて戦闘が始まる。
これが本番! ここからがマジだ!
実質ラスボス戦に近いので、気合を入れていこう。


負傷に負傷を重ね、心身共にボロボロなカミーラさんだが、敵としては今でも十分に手強い。
言うまでもなく、最も重要なのはランス(カオス)を生かし続けること。
カオスなしでは、カミーラにはダメージを入れることが一切出来なくなってしまう。

大好きな痺れ付与を重視した面子を組んだが、カミーラ相手ではイマイチだったかもしれない。
全体攻撃も頻繁に打ってくるので、ガードも活躍しきれないことがしばしば。
ぐぐぐ……今更だけど、自力不足を感じるぜ!
レベル上げ、全然足りてなかったんじゃないか!?










……勝った!!
完ッッ!!!


スタメンのカロもウルザもマリアも死んだ。
志津香も、確かほぼ何も出来ずに死んだ。
我ながら、なんて情けない勝利画面なんだ。

……でも、勝ちは勝ちだ!
やったよダニエル!
やったよドルハン!







カミーラを追え






奥の部屋に逃げ込んだカミーラを追うと、扉が閉まり、仲間と分断されてしまった。
魔人の回復力は半端じゃない。すぐにトドメを刺すべく、このままランスとシィルの二人だけでカミーラを追うことになった。

残りあと一戦。
イベント戦に近いが、ラスボス戦であるのは間違いないので、油断せずに行こう。
ランスはさておき、シィルが極端に育っていなかった場合は、ここで躓くこともあり得るのか?
貴重なヒーラーであるシィルを育ててない、なんて方が珍しい気もするが。















ともかく、ここからは二人だけだ。
ランスとシィルはカミーラ討伐。他の仲間たちはマジノライン復旧のため、山沿いのルートで制御室を目指す。

去り際に、互いを気遣い合う志津香とシィルがかわいかった。
何かとシィルに優しい志津香は良い……。
吾輩、女性陣に優しい志津香大好き侍。