ランス6 プレイ日記119 本編シナリオ完結! そして挑戦へ…




メインシナリオ感想最終回!

これにて本編は終了。
いやー相変わらずの名作だった。良いゲームだったなー!
……では、もちろんまだまだ終わらない。

それでも大切な節目には変わらないので、軽く総括感想も書いておく。
ゲーム全体の総括は、また最終回で改めて。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







最後の戦い











暗闇の中で、カーミラを発見!
今度こそ最終決戦。ランス&シィルの二人VSカーミラの戦いが始まる。

仲間と分断された時点でHPは全快されていた。
ここまで来れば、あとは地力勝負。
ほぼイベント戦に近いが、それでも準備不十分だったりレベルが極端に低い場合は負けることもあるだろう。




















……勝った!
勝ったぞ!!


かなり弱体化していたとはいえ、大金星だ。
魔人四天王の一角。おそらくこの時点の彼らの実力では、到底及ばなかった相手だ。
シィルはもちろん、カオスもランスも、勝利を喜びながらも驚いている。
強がる余裕もなく、わりと素直に感想を呟いているあたり、満身創痍なのだろう。
他の仲間を追いかける体力さえ、もう残ってはいないようだった。

ランスとシィルによって倒されたカミーラがどうなったのか、この時点では描かれてはいない。
台詞も無ければ、姿も見えない。
カミーラの今後について説明されるのは、まだもう少し先になる。







ゼスの崩壊と復活











一方の、制御室チーム。
頂上の迎撃システム制御室を目指して、彼女たちは山沿いを登っていた。
マナバッテリーの傍のガンジーたちはモンスターに襲われ始めているらしい。
一刻の猶予もない大ピンチ……だが、ここはカロリアと志津香の可愛い姿を眺めて心を落ち着けよう。
イイ……癒される……。この後、パットンに抱えられる姿もカワイイ。















道なき道を進む中、どんどん襲い来るモンスター。
空を飛ぶのはズリーよ!
絵にも映えるし!

敵も味方も入り乱れて無茶苦茶で、生と死が紙一重な『最終決戦感』。
ひとり、ひとりと減っていく中で、最後の希望を掴むべく前を進んでいく……そんな今のウルザの姿は、まるで主人公のようだった。アツいな……!















ようやく辿り着いた目的地。しかし、まだ終わりではない。
制御室と、マジックとアレックスを守るために、他の皆は戦い続ける。
焦りと不安の中で、マジックは仲間を想っていた。父親を案じ、そして、ランスの名前を呟く。

ここに来て、半ば無理矢理に、マジックは一歩前へと進むことができたように見えた。
王族として、娘として、恋する女として……最初の頃のマジックは、どれもが中途半端だったといえるだろう。
弾倉の塔の警備よりテスト勉強を優先したり、人の話を鵜呑みにして揺らいだり、好きな男の言動ばかりが気になってしまったり。
年齢や環境的に仕方がない面もあったが、間違いなく『未熟』だった。















強引で無茶苦茶で、たまに子供以上にぶっ飛んだこともするけれど、王として国を案じ、父として娘の成長を信じているガンジー。
ゼスのため、大切な人たちのため、弱くても愚かでも真っ直ぐに頑張り続けていたロッキー。
何度も何度も打ちのめされて、挫けることもあったけれど、もう二度と負けないという覚悟を胸に立ち上がったウルザ……。

ゼスには様々な人がいた。
既にいなくなってしまった人もいる。
そんな、ゼスにいた人々の努力と祈りと、歩みとがあったからこそ、この結末に辿り着けたのだと思う。










本作の主人公はランスであり、彼は紛れもなく英雄だ。
しかし彼一人で成せることは限られている。
同時に、彼の存在とその影響があったからこそ、多くの人の変化と出来事へと連鎖して、広がっていった結果がコレだとも言える。

『ゼス崩壊』は英雄が居たからこそ起きた事件だ。そこから光が生まれ、未来へと繋がっていった。
そして将来、再びゼスに危機が及んだ時、今度こそ英雄なしでも戦えるように、彼らはこれからも歩みを続けていく。

……ランス10でのゼス自動解放って素晴らしいよな!
もちろん手動もいい。「まだもう少しだけ、英雄に背中を押してもらう必要があった」というのも、それはそれで物語としては超熱い。
あ~~~~~、ランス10やりてぇ~~~~~~~。やろう。







感想まとめ






これにてランス6本編部分は完結だ。
な……長ぇ……。スッゲー長いプレイ日記になってしまった。

色々と語りたいこともあるが、現時点ではまだ難しい。
というか、タイミングとしては早いだろう。
作品を総括した感想は、最終回で改めて書こうと思う。

それにしても……本当に面白い作品だった。そして、本当に魅力的なシリーズだ。
本作をクリアしても、まだ戦国・ランクエ・9・10……とまだまだ遊ぶことができる。
なんだこれ、永久機関じゃねぇか(?)。















こうして改めて、じっくりとシナリオを読み直して、再確認することもたくさんあった。
好きな作品でも、やはりうろ覚えだったり忘れている部分は多い。失敗もちょくちょくあった。レベル上げも怠った。

特に我ながら驚いたのは、『自分は想像以上にカロリアやリズナが好きだったこと』が明らかになった点。
ウルザはシリーズトップクラスの推しヒロインだし、シィルは終身名誉メインヒロインだし、シリーズ好きなら志津香達がキライなわけがないし、コパンドンも6&ランクエから現在に至るまでずっとお気に入りだった。
しかし、改めてランス6をプレイし直して、ヒロインと触れ合ったりシナリオを読んでいると、どの子も魅力が多すぎてストーリーも面白すぎて、イベントの度に“今の一押しヒロイン”が変わるレベルで目移りしてしまった。

単純にかわいい子、優しい子……といったわかりやすいウケる属性もあるのだが、それぞれ“ランスとの関係性”がまた良い。
兄と妹のようで少し違うランスとカロリア。決して簡単に気を許さないからこその絆の強さが見えるランスと志津香。
ヒロイン達との関係はそれぞれ異なり、メインシナリオはもちろん、多くのサブイベントでもその違いと変化と魅力が描かれ続けていた。
こんな物量と質量を喰らって、耐えられるわけがねぇだろ!

更に言えば、ヒロイン級のみならずサブヒロインから男キャラからモブまでも、どいつもこいつも物語が濃すぎる。
中には不愉快な奴もいたし、許せない奴もいるけれど、そいつらとて“敵として、ヘイト役として”キャラが立っていたからこそ、心を動かされたわけだ。

いやー……本当に、面白い話だった。
面白いゲームだったなー。















最終回じゃないぞよ!
もうちっとだけ続くんじゃ!


……ってことで、引き続き『挑戦モード』へGOだ!
アレやらコレやら、見逃したものを回収だ!
そしてアイツも殴ろう!
そしてそして、ワンモアナイトラブwithウルザの未来へ、レディ・ゴー!!