FGOイベント 見参!ラスベガス御前試合 プレイ日記13 同じマダムは二度通じない



ランサー・アルトリアの水着化は個人的には完全に予想外だった。
どの再臨が好きかと問われたら、かなり悩むけど第一かな……。
青ストの生み出す「高貴さ」「美しさ」「清楚さ」にはひっくり返った。ヤバない? 改めて言うけど、ヤバない??
まさにロイヤルバニー。完全に新しい扉を開かされてしまった……。網タイツ派だった俺の心を、ここまで揺さぶるなんて……。

去年のXXといい、『某氏以外が描くアルトリア』の流れが来ている?
来年はXオルタやランサーオルタ……と見せかけてアルトリアリリィもあり得るかな。
あーだこーだ予想したり期待するのもまた楽しい。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





アロハ騎士の意外な弱点






まずは打倒・アロハ三騎士!
彼らへの対抗措置はアラフィフが綿密に計画してくれている。
第一の弱点として、『アロハ騎士は共闘できない』という初耳情報が飛び出してきた。
なるほど、よくわからん。
だがそれは絶好のチャンスに繋がる。
いかに強いアロハ騎士でも、単騎ならばそこまで手強くはない! はず!
ただしギフトについては考えないものとする。





円卓をちぎっては投げ




まず最初に敗れたのはサー・トリスタン。
純粋に音楽を愛し、邪にマダムを愛する、風雅な男だった。
アロハを唯一身にまとう、正統派アロハ騎士でもあった。
ありがとうサー・トリスタン。
さようならサー・トリスタン!









第二の円卓は「同じマダムは二度通じない」の名言を残したランスロット。
なぜかこっちは、結構ガチめな精神攻撃で急所をグリッグリに抉られる羽目に陥る。
さ、さすがにかわいそうじゃな~い?
主人公もちょい引いて、アラフィフにストップをかけていた。

メガネ付きの立ち絵は昨年のものと同じだが、シリアス気味の渋面(&姿勢の異なる立ち絵)は今年描き下ろし?
チャラさが少し控えめになり、真面目な雰囲気になる。
シナリオには合っているのだけど、結果的に『グラサンをかけたり外したり忙しないランスロット卿』と化しているのにちょっと草。







アラフィフとの応酬はエグすぎてヒエ~って気分だったが、戦闘中のブレイク効果はちょっとほのぼの。
ウソ泣きするガレスが意外としたたかでカワイイ。
一方、まんまと慌ててしまうランスロットも微笑ましかった。
これくらいの温度にしておこう、な!?
円卓関連のゴタゴタは、あまり深く掘り下げすぎると、全員傷付くだけだから。な!?









最後のガウェイン対策かつ、モードレッドの語っていた『オマケ』の正体はまさかのこの男。
聖剣には聖剣をぶつけんだよ作戦か……!
アーサーの影武者やらなんやら、色々な理由があってキャラデザ的にもベクトルの近い二人でもある。旧FateセイバーはSNギルにもデザインが引き継がれていたりするので、結果的に金色短髪男性が多くなりがちになったFGO。

モードレッドとアーサーが、意外と仲が良さそうな感じで面白い。『オマケ』として協力を要請できるくらい穏やかな関係なんだな。
モードレッドの父上コンプはとても複雑だけど、ノーマルなアルトリアから離れれば離れるほど、“アルトリアの派生”相手であっても拗れない感じもある。





獅子王との決戦






三人のアロハ騎士を打倒した結果、ついに水着獅子王が我々の目の前に現れた。
前回見かけた日傘姿でもなく、最初に出会った時のシンプルバニーでもなく……ゴージャスな第三再臨姿での登場だ。いよいよ決戦、ということか。

初めて出会った時は、表向きはさておき、内心ではかなり気圧されていた北斎。
だが今では水着獅子王の強さと凄さを理解した上で、恐怖を嘘で隠すのではなく、心の底から熱く奮い立つようになっていた。
少年漫画的なアツい展開。中二病で足踏みしているようにも見えるけど、北斎自身は心身共にちゃんと成長していっている。








『鉄火場大瀑布』葛飾北斎!
対するは『ロイヤルバニー』アルトリア・ルーラー!!

いざ、いざ、尋常に―――勝負!!





最強の水着剣豪




名前通り、アルトリアのクラスはルーラー。
本来、アヴェンジャーやバーサーカー以外では弱点を付けず、鉄壁の防御力を誇るエクストラクラスだ。

だがこの勝負ではアルトリア自身が、勝負への公正さから『クラス相性変更』バフを北斎に与えてくれる。
ルーラーへの相性不利が無くなり、イベント特攻の効果もあって、北斎は十分以上にアルトリアに食らいつくことができていた。

スキルやブレイク効果でのチャージ速度がかなり早い点はやや注意。
ブレイク二回必須なのが厳しいところだが、短期決戦で終わらせたい。
手札が揃っていない新米プレイヤーならば、迷わず令呪を切ってもいいだろう。









これにて七色勝負も無事完結!
ゴール! お疲れさまでした!
今年も楽しい夏でしたね!


……と、簡単には終わらない。
まぁそうだろう。
明らかに不自然な点は山ほどあったし、まだ解けていない謎も多すぎる。





全てのはじまりは……






水着獅子王から明かされた予想外の事実。
そして更なる真実は、彼らの口から語られていく。
イベントが始まった当初から、言動共に『明らかに不自然』だったこの二人。
やはり彼らは最初から事件の根源に深く関わっていた。
そこまではある意味では予想の範疇だったが……。









このオチは……読めねぇ!

いや、似たような発想をする鯖は少なくないし、セイバーでもバーサーカーでも、ルーム会話でちょっと近い話をしていたりもしたけど……マジでやるとは……。

米だけで飽き足らず、ついでにうどんまで茹でて作ってしまう図太さ。
「美味しかったのです」の際の、どこか儚さすら感じる笑みの美しさ。
閻魔亭イベントの面倒くさいバトルシステムすら伏線にする力業。
なんかもう……色々と、スゲー女だよ! 色々とデケー女だ!!

もう笑って済ますしかない気分だが、状況としてはそれなりに深刻でもある。
要するに、ラスボス戦はまだ終わってないってことだった。
次回、水着剣豪七色勝負感想、最終回!