FGOイベント 見参!ラスベガス御前試合 延長戦02 秦の愉快な奴ら



パイセンの堕ち方が早すぎて泣けてく……いや、やっぱり笑えるわ。
空想切除後即召喚の流れも、当時は「オチるの早すぎるだろ常考」と思っていたけど、今振り返るとフツーに虞美人らしい行動速度だった。
このオンナ、振れ幅が激しすぎる。
ヒ〇コ状態だとピクリとも動かないのに、素を出した途端にメチャクチャ早い。
色々と早すぎて世界のスピードが追い付いていない。

第二部第三章終盤の悲壮感とか悲哀とか、色々とどこに行ったんだ……と思わないとは言わないが、まーそれはそれ&これはこれだ!
シリアスな虞美人とコメディの虞美人はほぼ別時空なんだ!
……ってことにしておこう。

何にしても、大好きな人と一緒に楽しそうに過ごしているぐっちゃんの姿はかわいいし、見ていても嬉しい。
幸せな時を過ごせよ。周囲に迷惑をかけるのは程々に、存分に夫婦水入らず生活を満喫するといい。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





意外な王と王






本編クリア後に出現したサブイベント、『王侯遊戯』
タイトルだけでは、誰が登場するか断言できるほどではない。
王キャラというとFGOにはたくさんいるし……。王特攻もあるし(?)。

メインシナリオ内にも登場していた、定番のギルガメッシュやオジマンディアスあたりだろうか?
……という私のベタな想像を、現実は見事に覆してくれた。
イスカンダルがイベントシナリオに登場するだけでもわりと珍しい上、並び立って登場したキャラもまた予想外だった。
意外な面子の意外なやりとりだ! 新鮮! 面白い!









ニコニコモードから一転、『異聞帯の王』として即ブチ切れモードになってしまう始皇帝が面倒くさいけど“らしく”てワロタ。
でも面倒くせぇな!
地雷がどこにあるのかわからない感、ホンットにアンタらしいよ!

各『異聞帯の王』たちは、スカディを始めとしてカルデアでは穏やかに(たまにコメディに)過ごしていることが多いけれど、始皇帝はまだまだ「完全に諦めていない」ことがこのサブシナリオだけでもよくわかる。
汎人類史視点では凄く危険な相手でもあるのだけど、色々な意味で面白い人物だ。

あの戦いで敗北を受け入れはしたが、「汎人類史がやっぱりしょうもなかったら、今度こそ自分が最高の秦を作ってやる」という自信と自己肯定力と、それを成すだけの様々な能力を伴っているところがスゴい。
厄介だけどスゲー格好いいとも思う。
味方で居てくれる分にはメチャクチャ頼りになるし楽しい人物でもあるのに、ふと状況が変わった瞬間に互いの立場も感情もアッサリと変化しそうな“非人間”っぽさが、ほぼ人間をやめていた『異聞帯の始皇帝』らしい。









相変わらずな始皇帝の面白さとヤバさを味わったのも良かったが、イスカンダルの立ち位置もなかなか新鮮なものがあった。
ツッコミ側、というのはなんとも珍しい。
大胆かつ豪快な頼れる我が王でありつつ、意外と常識的で知的な部分があるということを改めて確認することができた。
虚〇産、という共通項もあるし、予想外の組み合わせというわけでもないのかもしれないな。興味深いコンビだった。





汝を如何せん






帰ってきた 虞美人

帰ってこない方が彼女のためだったような気がするッ……!
だが仕方がない……!
本人がノリノリで、誰にも止められないんだもん……!

カジノ『ファラオ』編の後日談というより、内容的には前日譚っぽくもあるエピソード。
前回は負けまくった後に凹んでいる姿での登場だったが、今回はまだバリバリに賭博を遊びまくり&爆死しまくりな真っ最中だった。







項羽様の前では基本的に淑やかに、若干の猫を被りがちな虞美人だけど、ギャンブルに熱中するあまり色々と剥がれている。
しかし、そんな『残念な虞美人』をも項羽は受け入れて、「奔放で微笑ましい」とむしろ喜んでいた。
ば、バカップル……! お幸せに!
でも身を崩さない程度に、ギャンブルは程々に楽しもうね……!!









しかし、事は夫婦円満だけで収まる話ではない。
特異点である以上、あまり気にしなくてもいいかもしれないけど……まー特異点以外でも同じことをフツーにやらかしそうな感じではある。
ぐっちゃんは色々とスケールが違いすぎて雑。体重もパイオツサイズもすぐ変わる。

常識人かつ知識人代表のエルメロイⅡ世が真正面から噛みついていったが、もちろん人間の文句などどこ吹く風の虞美人には伝わらない。
最初は一応敬語で、順序立てて話をしていたⅡ世だけど、最終的には「この馬鹿仙女!」呼ばわりしていたのに草生えた。
失礼、口が滑ってうっかり本音が。







そして結局、バカップルオチ。
常識と人間の枠を超えてしまっている夫婦に、ただ周囲が巻き込まれるだけで終わった。
まぁ、項羽と虞美人が幸せそうにしているから、なんでもいいか……。
ダビデ王はあとで反省文提出。