ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記064 新たなる神の目覚める地




新章かつ最終章の開始だ!
いつかはシドーと対立するなり、別れる時が来るのだろうとは覚悟していた。
だからある程度は予想できる展開だったけど、『こんな』場所はさすがに想定外。
風景も滅入るし環境も良いとは言い難いし、物作りも超難しいし……ハッキリ言って、「ビルダー向け」ではない場所だ。
……でも、面白い!
面白いぞ、これ!
ムーンブルク後半から盛り下がっていた気分が、どんどんアガってきた。
物作りが困難でも、他の要素で十分以上に楽しい……!

 







破壊天体シドー

目が覚めると……










渦の中に飛び込んで、目が覚めたら……わけのわからない土地にいた……。
いつもと違って一人きり、かつ、ほぼ一方通行での新たな冒険の始まりだ。

とりあえず持ち物チェックをしてみると、ふくろの中までスッカラカン
新たな大陸へ移動する時も大体同じような状況だったけど、今回は『不安』のデカさが尋常ではないな……!
マジで独りぼっちなので、心細いってレベルじゃねぇぞ……!!

監獄島の時のように身包み全部剥がされていなかっただけでもマシか。
武器となる剣もちゃんと持ってるし、服も着てる。ビルダーアイテム各種もある。

そして何より嬉しいのは、ちゃんとハンマーがあること!
ハンマーさえあれば、大抵のことはなんとかなる……!
あとできれば作業台も欲しい(※強欲)。







第一島民(?)と出会う










悲鳴が聞こえてきたので、そちらに向かう。
周辺の砂っぽいブロックを破壊して掻き集めて、即興の橋を作っていき、接触成功だ。
相手はスライム……いや、メタルスライム? 色がメタルカラーっぽいな?

幸い話が通じる相手だったらしく、いきなり敵意を向けられるような雰囲気ではない。
だが彼(?)は彼で相当慌てているらしく、ゆっくり話を聞ける状況でもなさそうだった。







更に第二島民(?)










そんな彼らに声をかけてくれたのはガイコツっぽい兵士。
カラーリングは毒々しいけど、そんなに悪い奴でもなさそうだ。
危険な場所にいる主人公達にわざわざ声をかけて誘導してくれたし、ニンゲンだとわかった上でも、とりあえず安全に避難が終わるまでは見逃してくれる。
安全になったらクビをねじ切られるらしいけど、たぶんこういう奴はすぐに情に負ける(※決めつけ)。

……外見といい言動といい、なんだかちょっと船長を思い出すな。
ヤス船長ではなく、プロローグで出会ったガイコツ船長。
あいつとは長い付き合いってわけでもなかったけど、いつか仲良くなる可能性みたいなものが見えていたっけ……。







見知らぬ土地での新たな出会い

慌てふためく魔物たち










安全な場所がどこなのかはわからないが、とりあえず兵士に付いていく。
途中には『あの』腕が出現したり、更に新しい避難民を見つけたりもした。
兵士も「あのウデ」呼ばわりだし、腕の正体や意味については正確には把握していない……のか?
あの腕がシドーに関係していると知っているのは、現時点ではプレイヤーのみかな。主人公もまだ気付いてはいないのだと思う。

今のところ、兵士やメタスラ達が「あのウデ」に対して平伏したり敬意を持ったりする様子はない。
そもそも考える余裕さえなく、ハーゴン軍としての統率すらもほぼない様子で、モンスターたちは個人個人で逃げまどっているようにしか見えない。







避難成功










岩山にあった扉を潜り抜け、室内っぽい場所にとりあえず避難成功。
屋内に腕が出現したらどうしようもなさそうだけど、しばらくは外よりは安全だろう。

一緒にここまで逃げてきたモンスターたちは、まず最初に出会ったメタルスライムメタッツ、次に出会った兵士がキッシムで、最後の悪魔がグリムンという名前らしい。
安全な場所に落ち着いたので、さぁ首切りタイムかと思いきや、主人公の『友達探し』という目的を聞いたキッシムは「トモダチを助けたら 殺してやる!」と更に首切り延期を言い出した。だと思った。
結局最後まで出来ずに終わるパターンだコレ。







歪な知識の差










やはりあのウデの正体を知らない様子のメタッツたち。
「黒い魔物」とやらは、この土地における雑魚モンスターポジションってことかな。
黒くない魔物は、メタッツたちのように会話が通じる相手だと判断してもいいのかもしれない。

そしてわかったことがもうひとつ。
「シドー」という名前について、キッシムは「そんな名前 聞いたこともないが…」と戸惑っていた。
以前、元ハーゴン教団員のジバコも「破壊神の名前なんて知らない」と語っていたけど、キッシムたちモンスター兵士も知識のレベルは同等ってことかな。
当時のジバコは「名前を知っているのはハーゴンさまくらいだろう」とも言っていたけど……。















そもそもこの場所はどこなのか、という主人公の問いかけに答えてくれたのはメタッツ。
空に浮かぶ小さな星?
確かにこの土地は「破壊天体」という、惑星っぽい名前でもあったけど……マジで星なのか!?

あの渦は空の星に繋がっていたのか。
しかし教団の魔物たちはどうやってここに辿り着いたんだ……うーん……。

あと、メタッツが口にした「救済」というワードも気になる。
監獄島でシドーが見た悪夢の中に登場した魔物達も、「いつ われらを 救済してくださるのです?」と空っぽの玉座に訴えていた。
あの玉座が置かれていたのは、この破壊天体にある施設なのかもしれないな。







約束の地でも物作り

傍若無人










作業台はまだ見当たらないが、焚き火は発見!
その辺で刈ってきたキモい素材をぶち込めば、グロテスクな料理「うねうねパスタ」の完成だ!

正直食欲の湧かないビジュアルだが、ここでは貴重な食材になるのだろう。
グリムンに頼まれたものだが、自分用にもいくつか作っておこう。
自力での調理は久々だけど、やっぱりこの時間経過が邪魔くさいな……。
せめて複数同時調理したいけど、焚き火を増やす手段はまだない。

また、キラーマシン工場っぽいこの部屋にはも放置されていた。
素材はないけど、無限解禁されている素材は無から作ることが可能!
必要になるのかは不明だが、ここぞとばかりに各種インゴットを作っておくことにした。
銅に銀に鉄に……と、その場のフル回転! やりたい放題!!
ついでに余った炉と、そこにあった牢獄ベッドは頂いていくぜ!!







ビルダーが止まらない










更に、壊れていたキラーマシンも直してしまう。
創造はやめろと口うるさいキッシムを無視して、マジでやりたい放題。
捩じり切られても文句が言えねぇくらい無茶苦茶。
ビルダーの物作りキチっぷりにはハーゴン教団員もドン引き不可避。















だがやはり、意外とイイ奴なキッシムは主人公をすぐには罰せない。
状況に流されるまま、黒い魔物に抗うために共闘展開になってしまった。
戦闘開始で話しかける相手はキッシムか……。
つまりこの土地におけるシドーポジ、相棒ポジションってことだな?

ブツブツ言いつつも仲良くなってしまう流れといい、ガイコツ船長やマギールさんたちを思い出す。
キッシムのこと、早くも結構気に入ってきた。
もちろん他の奴らもそれぞれ個性的で良い奴ばかりだ。

真っ先に主人公に心を開いてくれた最初の仲間、メタッツ
ハーゴン教団員としての正論を口にするポジションなキッシム
いたずらっぽい思考と発想で次の展開に繋げてくれるグリムン
まだ仲間に加わったばかりだが、多くの知識を持っていそうな面白じいさんキラーG

荒廃した土地に一人で放り出された時は正直不安でいっぱいだったけど……早くもこんなに友達が出来た。
まだまだ彼らとも完全に打ち解けられたとは言えないかもしれないけど、戦いや困難をひとつひとつ乗り越えていけば、きっともっと仲良くなっていけるのだろう。
ありがてぇ……!
人はひとりじゃ生きていけないから……!

仲間のぬくもりを知ってしまった俺は、もうDQB1には戻れないかもしれない。
でもたぶんいつか戻る。DQB1も超名作に変わりないから……。