ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記068 物をツクる喜び




一気にSFチックな建材やデザインが増えてきた破壊天体編。
ハーゴン教団自体の趣味嗜好なのかと思いかけたが……よく考えてみれば教団関連の建造物は邪教シリーズ等を中心に製作されていて、『禍々しいファンタジー』系デザインという感じだった。
中世風ファンタジー系で統一された人間用建築物と、色合いや装飾などの細かい部分は違えど、ベクトルは同じだ。所属や種族は異なっていても、世界観は統一されている。

箱舟を構成しているSF系素材やデザインは、キラーGに言わせれば『主人公の想像力』によるものらしい。
魔物も驚くトンデモ想像力だ。ビルダーは未来に生きてんな。

 







ハーゴン教団の魔物たち

真実を知る者





ようやく本音で語り合えるようになったジゴックさま。
物作りにも協力してくれるし、色々な情報も素直に打ち明けてくれるようになった。

特に重要なのは、この世界についての話。
このまぼろしの世界についての真実を知る者はひとにぎり、と語るジゴックさま自身も、その『ひとにぎり』の中の一人ってことか。さすがは幹部級。

……となると、ひょっとしてメタッツやグリムンたちは知らないのか?
一般兵な魔物に過ぎない彼らは、まだこの世界の仕組みについてそこまで把握していないのかもしれない。















そして思い出したことがもうひとつ!
プレイ日記035 懲罰房の不気味な夢」の頃に、監獄島の懲罰房で眠るシドーが見た悪夢。
あの時の登場人物の一人って、ジゴックさまだったんじゃないか?

外見だけ同じ別人の可能性も否定はできないけど、よく似ている。
しかも大勢の魔物を率いる最前列ポジションだ。
話している内容も、救済を訴えながら少し不安も見せている感じが、狂信者になりきれていないようにも思えてジゴックさまと雰囲気が被る。







一般的な魔物の感性










ジゴックさまと同じく、最初は「物作りなんてできるわけがない」という立場だったけど、危険が目の前に迫ったことで観念して掌を返したグリムン。
むしろ彼らの方が、考え方としては一般的だろう。主人公を最初から受け入れてくれていただけでも、十分すぎるくらい柔軟な方だった。

それでもグリムンは、「さっきは すまなかったな ウダウダ言って…」とわざわざ謝ってくれた。良い奴だ。
そして主人公のことを、「変なヤツ」と言いながらも笑って認めてくれる。マジで良い奴。

グリムンは外見通りちょっと口が悪いというか、悪戯っぽい皮肉めいたことも言うけど、根っこの部分が優しいし常識人だ。キッシムが怪我した時も、真っ先に皆を率いながらも心配し続けていた。
……キッシムも、一緒にここに来てほしかったな。
あいつのことだから、やっぱり最初は「物作りなんてできるか!」みたいなことを言い出す側だったんだろうな……。







鐘が鳴ったら本気出す

素材の補充が間に合わないレベル










収納箱に建材を入れたり、皆にやり方を教えたりしていくと、一気に作業が動き出した。
は……早いッ!
集団での建設作業はいつだって早いけど、魔物でもスピードは変わらない。スッゲー勢いで設計図が完成していく。
「物作りなんてできない」とか大ウソつきやがって……!
こっちが慌てるくらい超絶スピードじゃねぇか……!!

禁断の錬成台を一台増やして素材生成量をアップ。
また、一個しかなかった焚き火を三つに増やして、常にうねうねパスタを調理できる環境を整える。メシは大事。
そんな風に生活環境を改善しているうちに、モンスターたちは建築をゴリゴリ進めていき……。










あっという間に完成!
「箱舟の土台設計図」の出来上がりだ!

外見は、まさに『床』の部分が出来上がった……という感じ?
最初に作った部分はハーゴン教会を修復しただけみたいなビジュアルだったけど、一気にメカメカしくなってきた。
ど真ん中のハーゴン教十字(?)がトレードマークだな。オシャレ~。
まぁ今後ブチ壊される可能性もゼロではないけど……。で、できれば残してあげてほしいけど……。

あと、設置したビルダーベルがビミョ~に中心からズレてるの、ちょっとモヤモヤしない?
設計図の横幅が奇数で、ビルダーベルが二マス必要な以上、仕方無いんだが……なんか……モヤモヤする……!
破壊惑星天体シドー専用ビルダーベルだけでも、三マス仕様にするとかさぁ……!







物作りは楽しい










これだけのものを自らの手で作り出したことに、興奮気味の魔物たち。
グリムンは素直にはしゃいでいたが、ジゴックさまは背徳的だの快感だのとビミョーにエロい言い回しで喜びを表現していた。
言いたいことはわかるけど言い方がエロい。快楽堕ち。

すっかり物作りの楽しさに目覚めてしまったグリムンは、「箱舟作りの オヤカタになる。 ゲンバは オイラが しきってやるぜ!」と勢い付いてオラつき出した。
性格的にメタッツやキラーGは抑える側のポジションだし、確かに『皆を引っ張っていく』係はグリムンに良さそうではある。
よくわからないけど、まぁ任せておこう。







次の目標

『破壊の聖堂』に行きたい





次の目的地は、西に進んだ場所にある『破壊の聖堂』
そこにいる神官に話を聞きに行きたい。
だが道中には例の黒いウズがあるため、現時点の主人公達に向かうことはできないという。
厄介だな~。ブロックを積んで無理やり山越えをするのも不可能ってことなのか?

先程ジゴックさまが改めて教えてくれたのだけど、この破壊天体シドーという場所では、ワープもできないし風のマントで空を飛ぶこともできないらしい。
風もなく、神の加護(?)みたいなものも一切無い……みたいな感じなのかな。
ラストダンジョンらしい仕様ではあるけど、わりと不便。どっちも無いとマジで困る。







黒き魔物の襲撃





その時、キラーGのセンサーが警告!
あの謎に満ちた『黒き魔物』が迫ってきているという。
破壊天体シドーにおける拠点バトル開始ってことか。
開戦での声掛けを担当するのはキラーGだった。










『黒き魔物』は何者なのか、なぜ同じ魔物さえ襲うのか……。
よくわからないけど、黙ってやられるわけにもいかない。
仲間と一緒に、戦って撃退しよう!

モンゾーラなどの他の土地と同じ、「その地で出会った仲間と共に戦う」定番の場面ではあるのだけど、一緒に戦う仲間が全員魔物というのが面白いし嬉しい。
台詞も種族によって個性的だな~。
思わず手を止めて、どんな台詞があるのかとチェックして楽しんでしまう。戦え。