ランス10 延長戦45 【ランス6縛り25(完)】世界を救いし者たち



ミニ縛りプレイ日記、最終回!

ランス6リプレイの楽しさに背中を押され、『やりたい!』という気持ちに正直になった結果、やってみたミニ縛りプレイ&日記。
想像していたよりもずっと面白かったし、やりがいもあった。
ゼス推しな私としては実質「好きなキャラ縛り」にも近かったので、なおさら楽しめたのかもしれない。
また半年か一年後くらいに、テーマを見つけて何か挑戦してみたいな。

 





※延長戦記事では第二部の内容に触れることもあるためネタバレ要注意





世界を救った挑戦

マジで疲れたラスボス戦




最後の戦いも終わった……。
まさかラスボスにこんなに苦戦することになるとは、想像もしていなかった……。

正直、何度も周回してきたランス10の全戦闘の中でも、シンプルな意味では最も難しい戦いだったと思う。
通常難易度での二枚抜きシルキィとか、ターン制限で苦労したことは山ほどあるけど、ギミックほぼ無しの戦闘で『敵の攻撃が痛い』『敵を倒す前に全滅してしまう』といった苦戦の仕方は少なかった。

気分的には、それこそ普通のRPGで『低レベルでラスボスを倒すことに挑戦』しているみたいな感覚だったかな。
まぁ、なんとか乗り越えられたので、本当によかった。

「……ラスボスくらい、縛りを開放してもイイカナ」なんて頭をよぎったのはナイショ。
あと、単純に使い忘れていたヘルマン所属闇鷺を採用していれば、ここまで苦戦することもなかったと思う。
忍法と魔法バリア、マジ神。
手裏剣も十分素晴らしいけど確実性には欠けるし、そもそもかなみ一人での一回きりの手裏剣では、そうそう巧くはいかない。





魔人の気まぐれ




最強の魔人、ケイブリスは斃れた。力を失い、物言わぬ魔血魂となった。
それでもランスたちが魔物界の只中に孤立無援の状況で残され、周囲を魔軍に取り囲まれている危うい状況に変わりはない。

全力を使い果たしたに等しいランスたちのピンチはまだ続く……と思いきや、ここでカミーラさんのファインプレー。
「いつから人間の味方になった」という問いには「気まぐれだ」と彼女は返す。
とはいえ、たとえ気まぐれであっても、ランス6時代のカミーラならば、この結果に至ることは無かっただろう。

ランスにもケイブリスにも反抗する意思を失った永久地下牢時代、死ぬ直前のホーネットとの短い会話などなど……現在に至るまで、カミーラは色々な出来事を経験した。
きっと彼女も何か少しだけ、変わったのだと思う。
ランスやホーネットの影響が、ちょっとだけ「気まぐれ」を人間にとって有利な方向に傾ける余地に繋がったような気がする。


……こうして見てみると、『カミーラが微かに変化する物語』としては、ケイブリス側に奪還されるルートの方がふわさしいかもしれないな。過去や伏線や因縁の回収がキレイにまとまっている感じ。
リセットなどのランス城面子と戦時中に知り合って、ちょっとだけ空気が柔らかくなっていくカミーラの姿もあれはあれで良かったけど、知り合うだけなら戦後でも可能だろうし。





きっとハッピーエンド




第二次魔人戦争の立役者、混乱する世界に再び平和をもたらした大英雄は、今回もこの男だった。
世界は何度もこの男に救われている。
決して正義の味方などではない人間だが、さすがに今回は正真正銘の大英雄と言い切っても間違いではない。

魔軍と和解……というより、相互不干渉に戻る道も示され、脅威は去った。
ようやく人類の世界は、『平和』を取り戻すことができた。
各地には大きな傷跡が残り、犠牲になったものは数えきれない。それでもここから、再び各国は歩み始める。
転んだままではいられない。もう居ない者を安心させるためにも、生き残った人々は何度だって立ち上がり続けるのだろう。

ランス10、完ッ……!!





総括感想




これにて、ランス6ミニ縛りこと「ランス6メンバーと共に世界を救う ~ランス6を振り返りつつ~」プレイ日記、完結だ。
いや~、予想より随分と長くなっちまったな。
書いてて楽しかったので、興が乗り過ぎてしまった。
やはりゼスが関わってくると嬉しくなっちゃう。

あと、縛りプレイ自体も、想像以上に楽しかった。
反動でその後、好き放題使いたい放題周回を2・3回ブッ続けたけど、もちろんそっちも超楽しかった。
好きなキャラや強いキャラを自由に使えるって幸せだ。そんな当たり前の小さな幸福に気付く。







『ミニ縛り』だからこそ活用せざるを得ないユニットの魅力を再発見出来たりすることはとても多かった。
基本的には「あのキャラが使用不可なのは辛い」マイナス感情よりも「このキャラってこんなに便利なんだという発見の喜び」なプラス感情の方が強かった。
結果的に今までよりも好きになったキャラすらいるような気がする。単純。

でも最終決戦はさすがに心がバキバキに折られた……。
ケイブリスにあんなに苦労したの、マジで初めてだよ。
ラスボスって強ぇんだな……。







カードの揃わない序盤の苦労というか、二枚抜きの大変さは覚悟していたが、あのあたりはかなりラッキーに救われた。
ゼス以外のカードを手に入れる意味がほぼないので、ドロップのワクワクが少なかったのは残念だけど、ある意味では自由とも言えたかもしれない。

あと、山を登ったのは失敗だった……。難易度を上げ過ぎたような気もする。
やりたいことをちょっと詰め込み過ぎた。
もう少し妥協すれば、少なくともラスボス戦は楽だったと思う。


本来、私個人は『縛りプレイ』が苦手なのだけど、今回やりきることができたのも、楽しめたのも、ランス6が好きだからこそだろう。
モブ縛りとか男縛りとか、ほかにも色々出来そうではあるけれど、やりきる自信はない……。
でも、また何か興味深い括りを見つけたら、やってみようかな。


最後に、今回活躍してくれた各キャラクターについて一言ずつコメントをしていこうと思う。
プレイヤーと共に、マジで戦い続けてくれた愛すべき仲間たちだ。
みんな……本当にありがとな!!





本日の英雄紹介のコーナー

主人公所属




ランス 最終☆:98



●突撃零持ちのランスより、ランスアタックが使えるLV42の通常ランスを使う機会の方が多かった。
●投擲ランスは早めに手に入れるべきだった。
●主人公所属の使用可能ユニットはランスのみだったので、ランスが禁止(orダウン)になると所属が全滅するのが辛かった。





リーザス所属




かなみ 最終☆:81
リア 最終☆:53
リック 最終☆:68



●最初から最後までバランスよく活躍してくれたかなみ。最高の女。
●ここぞという時のはるまきは様々な場面で役立ったリア。最高の女。
●リーザス所属(リアの大号令)の割り込み攻撃は、魔法バリア除去にも役立つ。
●縛りプレイだと突撃零は活躍し辛い印象。それでもリックはやっぱり使いやすい。





ヘルマン所属




パットン 最終☆:75



●パットン以外全滅。パットンが出るまで出番がなかった。
●パットンも攻撃面では厳しいものがある。でも武舞乱舞は2回くらい輝いた時があった。
●終盤は雑魚敵の攻撃も痛かったので、自動発動な味方ガードが予想以上に渋く活躍。





ゼス所属




マジック 最終☆:89
ウルザ 最終☆:67
キムチ 最終☆:65
ロッキー 最終☆:65
サイアス 最終☆:62
千鶴子 最終☆:62
セスナ 最終☆:61
ウスピラ 最終☆:58
カバッハーン 最終☆:57
メガデス 最終☆:47
プリマ 最終☆:45
マルチナ 最終☆:45
アニス 最終☆:43
リズナ 最終☆:31
ネルソン 最終☆:27



●今回の主役たち。活躍した、というか過労死レベルで使い倒した。
●マジック。雷担当としてバランスよく活躍。たまにカスミと組む。運命の女カードを取得したが、サボり厳禁が活躍する機会はかなり少なかった。食券コンプで美しい結末を飾った。
●ウルザ。ドロップしたのが遅く、ほぼ活躍できなかった。シナリオ面では出番の多さに改めて驚く。ゼス以外のシナリオでも登場するので、チェックが忙しかった。
●キムチ。ゼスユニットは攻撃の要だったため、回復役としての活躍はケッセルリンク戦くらい? ケイブリス戦でももうちょっと頑張ってほしかった。食券コンプ。ゼス関連食券での出番多し。
●ロッキー。ゼスユニットは攻撃以下略。身代わりはケッセルリンク戦で刺さる。食券コンプ勢。
●サイアス。シィルやバーナードを引き連れて火弱点相手に大活躍。シンプルに使いやすい。
●千鶴子。サイアスと交代に火要因。マルチ召喚もたまに活躍。効果も初めて知った。
●セスナ。トドメ要因としては50%が……。でもそれなりに活躍。
●ウスピラ。氷部隊の要。発動凍えは使い渋った結果、最終戦まで使わなかった。最初期に彼女を入手できたのは大きな救い。あれなしでは無理だった。リアやシィルやマリアと組んで、最後にはサイゼルも相方に。
●カバッハーン。雷神雷光はサイコー。マジックと共に雷担当として活躍。ドロップしたのがやや遅かった。
●メガデス。捕獲ロープをよく使った。意味は特になかった。ゼスの遠距離攻撃は貴重。意外と過労勢。
●プリマ。ゼスの貴重な闇属性。突撃はやや決め手には欠けるが、それなりに使いやすい。物理攻撃な点も嬉しい。メガデス達と同じく、ハニー相手に出せるのは大きな強み。
●マルチナ。食券を生み出せるユニットは今回彼女だけ。なんだかんだで頼った。
●アニス。登板は数回。自動攻撃系は、縛りプレイでもやや使い辛かった。魔王探索ではアリ。
●リズナ。ゼスの貴重な闇要因として、後半までは活躍していた。しかし、残念ながら……。仕方ない、けど辛い。
●ネルソン。カードとしては一度も使わなかったか? でもシナリオの最期は良かった。





自由都市所属




マリア 最終☆:79
志津香 最終☆:68
セル 最終☆:66
ナギ 最終☆:59
バーナード 最終☆:55
コパンドン 最終☆:54
カスミ 最終☆:50



●マリア。直属隊出動が強いっつーか土嚢が超つえぇ…! 陣地砲撃にもお世話になった。縛りだと支援解除さえ貴重。チューリップもよく頑張ってくれた。
●志津香。使いやすい光(ちょっと雷)要員。魔法陣1+も使う場面は多かった。
●セル。志津香に次ぐ光要因。どんな相手でも浄化で頑張ってくれた。決め手には欠けるが、クセもなく使いやすい。
●ナギ。累計はやや痛いが、貴重な自由都市闇要因。道中メインに活躍してくれた。
●バーナード。自由都市で登板回数が一番多かったんじゃないか? 普通に使いやすくてウケる。終盤にはやや威力不足感。
●コパンドン。LV17カードでの渾身の一撃が意外と嬉しい。
●カスミ。雷チューリップとして、マリアと使い分け。累計なので連発はできないが、場面によっては使いやすく、活躍してくれた。





JAPAN所属



●全滅……。
●香ちゃんだけでも使わせて……





その他所属




シィル 最終☆:90
カロリア 最終☆:68
サーナキア 最終☆:51



●シィル。シィルとカロリアだけでほぼ回していた。シィルは枚数も多いのがとても嬉しい。最終戦ではブーストシィルの上級ヒーリングが生命線だった。雷属性のシィルも欲しい。
●カロリア。火と闇の二枚しかなかったが、それぞれよく活躍してくれた。毒やんは遠距離が嬉しいし、ムシも意外と活躍。貴重な物理攻撃役でもあった。
●サーナキア。出たのが意外と遅く、あまり使いきれなかった。トドメ要因としてはきっちり仕事。シィルとカロの使いやすさには若干負けてしまう。





亜人所属




ゼータ 最終☆:20
プル―ペット 最終☆:46



●ハンティが出てくれないことには、どうしようもない陣営だった……。
●実質無意味でオワタ。





モンスター所属



●メガデスがいっぱい捕まえてくれた。意味? さぁ……。





神魔所属




ウィリス 最終☆:46
オーロラ 最終☆:62
フェリス 最終☆:64
サイゼル 最終☆:56



●ウィリス。いつもは貴重な神魔の光が、今回は二人もいる。すごーい! 神の鉄槌で頑張ってくれた。
●フェリス。悪魔のアレって意外と使いやすいんだな!? ボスには使えないのが痛かった。暗殺もたまに成功してくれて嬉しい。今回の縛りプレイで唯一の暗殺だ。最高の女じゃねぇか……。
●オーロラ。パンチャーって意外と略。コンボ稼ぎとワンチャン行動阻止が嬉しい。状態回復を使えたのも彼女だけ。最高の女か?
●サイゼル。もうちょっと早く出てきてほしかったなーっ!!! 実質ラスダンのみ登板。それでもやはり彼女は強かった。居ないユキちゃんを呼び続ける姿は哀れ。探し続ける俺も哀れ。