ドラゴンクエストビルダーズ2 プレイ日記073 『世界のはざま』の妙な船




モンゾーラでゴーストの友人は出来たけど、「しにがみ」が仲間に加わるのは初めてだ。
スッゲー新鮮! 面白い!

クリア後になって改めてわかったことだけど、破壊天体シドー編で仲間になったモンスターと同じ種族の魔物は、クリア後の任意勧誘モンスターにほぼ含まれていない。
しにがみも、ベビーデビルもスカルナイトも、『この時』しか仲間にはできなかった。
本当に貴重な機会だったんだな……。

 





今回の記事には、DQB2における重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。







『世界のはざま』

パワー注入










暗闇の中を進むため、光はなつ大眼を使って超スーパーカーを更に改造しよう!
パイプやブロックライトの力でブーン⊂二二二( ^ω^)二⊃光はなつ大眼の力が吸収されていく。

改造が終わると、超スーパーカーの先端に赤いライトが追加された。車の『目』っぽい。
全体的にどことなく、昆虫っぽいデザインのような気もする。
確かオープニングでも登場したよな?
中盤くらいに手に入る乗り物なのかと思っていたけど、こんなド終盤とはな……。予想外。







いざ闇の中へ





ともかく、これで『世界のはざま』とやらにも行くことができる。
ライトを付ければこの通り、前に進む分には問題なく周囲の様子が見えるようになった。
ライトの力ってスゲー!

でも右上のミニマップ上では、相変わらず「黒」一色なんだな。
急にパキッと真っ黒になる感じはなかなか不気味。
異質だなー。怖いな怖いなー。







視界の端を横切るオレンジ





慎重に目的地まで進んでいた、その途中。
不意に何かが画面の端を通っていった!
ビクッと一瞬緊張したけど、こちらに何か仕掛けてきた感じではない。ただ通り過ぎて行っただけっぽい。

鮮やかなオレンジ色とカマが目立つ……あれは、死神か?
洞窟っぽいところに入っていったように見えたけど、追いかけるべきなのかな。
目的のルートからは外れるようだけど、ちょっと気になるので洞窟に入ってみる。
罠だったらどうしよう。ワハハ。















あっ、宝箱発見!
その横でモジモジしていたのは、案の定「しにがみ」だった。
世界の終わりに怯えている要救助者だったようだ。
見つけられて良かった! 気付かずに見逃していたら、コイツを救えなかったワケだし。
気付かないプレイヤーも居るんじゃないか? それとも救助必須イベントだったのかな?


しにがみには特に前作での恨みが溜まりまくっているけど、コイツ個人との因縁はない。
もちろん箱舟に誘ってやろう。言動も丁寧だし、悪い奴じゃなさそうだ。

なお、宝箱からはせかいじゅの葉が出てきた。
貴重だ! 超貴重なアイテムだ!!
でも使う機会がないまま終わる気もする。







「妙な船の管理をしているヘンジン」

まさかの登場人物





新たな仲間しにがみも連れて、移動再開。
目的地周辺は完全な暗闇空間ではないらしく、とりあえずクルマから降りて近付いてみる。

と……そこに居たのは……まさか……!?

















あああああああああああああああああああ
船長だああああああああああああああああ
!!!???







テンション爆上不可避





わ、忘れるわけがねぇ……忘れるわけがねぇよ!!
誰よりも最初に出会った相手だ。
シドーよりもルルよりも、誰よりも一番最初に出会って、「このキャラいいじゃん」と好感を抱いたキャラクターだ。

ワンチャン再開も夢見てはいたけど、叶わないかもしれないなと半分以上は諦めていた。
特有の名前もないしモブっぽいし、「魔物とわかりあえる可能性」を生み出した存在として、出番と役割はオープニングの段階で終わったと思っていた。
その役回りはシドーやマギールさんに引き継がれていったのだと考えていた。

だから……マジで、驚いた。
マジかよ!!
本当に!!??
超驚いたし、スッゲー嬉しいよ!!!










キッシムが生きてくれたことにも超喜んだけど、船長に関しては『空白』の期間が長すぎて、驚愕や歓喜と同時に呆然としてしまった。
呆然っつーか、感動? 感心?
「ここまでしてくれるのかよ……!?」とゲーム設計&シナリオのきめ細やかさに、ただただ息をのむ。

DQB2を作った人たち、マジで『わかってる』。
プレイヤーが何に喜ぶのか、読み手が望んでいるものや熱くなるポイントを熟知している。
その上で適度に焦らしたり、バランスを整えたり、取捨選択したり……色々と完璧すぎないか?
近年稀に見るレベルの逸材揃い。


バトルの難易度とか個別のシナリオの好みとか、ユーザーによっては賛否が別れる部分があるのは間違いないし、「DQB2はイチからジュウまで、全部完璧の完全体」とまではさすがに言えない。
それでも個人的には、ここ数年とか十数年に一度レベルの『見事さ』だと思った。
感動し、畏怖し、振り回されて唸って、結局そこに落ち着いた。
ただただ……感動し、感服した……。







俺たちの戦いはまだまだこれからだ

コンブうめぇ










早くも最終回気分で作品&製作者を称賛しまくったけど、まだまだゲームは終わらない。
まずは船長しにがみと共に、「破壊神のウデ」戦を切り抜ける。

再会祝いに「キサマの大好物をやろう!」と船長からプレゼントされたこんぶは、その場で即食った。
大好物認定には疑問があるけど、確かに思い出の品だ。
うっかり失くしてしまう前に、すぐに食べる方が気分もアガる。
……こんぶの回復量、少ねぇ~!















最初に出会った船長が、最後に作る『魔物のための箱舟』の船長になるという展開。
更に更に、あの日に船長からされた質問に『再び同じ答えを返す』という、確認の儀式めいたやりとり。

……何度、俺の胸を熱くさせれば気が済むんだ?
そろそろ発火するぞコラ。







しばし思い出に浸る










ここに再び戻ってくることができるかはわからない。
船長が大事に守っていた船は既にボロボロだったけど、せっかくなので行ける範囲だけでも見学しておこう。
懐かしい場所だ……。
オープニングの時にも隅々まで見学して回ったり、各所の魔物に話しかけてみたっけ。

ルルと初めて出会ったのも、船長の船の中だった。
あの時は鉄格子越しの会話で、ルルからは必要以上にボロクソな暴言を吐かれたりもしたなぁ……。
今改めて思い出しても、第一印象最悪に近い出会いだったな。
息の根を止めておくか?







移動中の会話も楽しい










さて、船長としにがみを連れて、箱舟へと戻ろう!
その道中では、船長がたくさん話をしてくれた。
進む距離に合わせてどんどん会話も変わっていくので見逃せない。スクショも忙しい。

怪我したキッシムを連れて移動した時にグリムンが気遣っていた時にも思ったけど……この表現演出、スゲー良いなぁ。
邪魔過ぎず過剰にも見え辛く、それでも仲間との関係性や物語の変化がよくわかる。

他の島でも、こういった演出はあったっけ?
……あまり憶えがないな。
二周目をプレイする際には、『特殊なキャラと同行する時のマップ上会話』にも注目しておこう、とメモメモ。