FGO第二部 Lostbelt No.5 プレイ日記03 最大級の異聞帯は伊達じゃない



カイニスは今までの異聞帯にもちょくちょく現れていたけど、ガッツリの出番はようやくの機会となる。楽しみだなぁ。
カイニス自身のことも知りたいし、キリシュタリアとの不思議な主従関係が成立している点など、疑問は山ほどある。さすがにそろそろ明かされるよな。

……けど、今回って『エピソードの主役に成り得る登場人物』多すぎじゃない?
キリシュタリアやカイニスはもちろん、アルターエゴ達・カドックら生き残りクリプターも登場するだろうし、主神ゼウスをはじめとするギリシャの神々に、前回登場した武蔵ちゃんやオデュッセウスに……って……。

…………盛り込むべき要素、多ッ!!
えっ、足りる? 尺足りるのか!?
物語が長くなりすぎるのもそれはそれで大変だろうけど、それぞれの掘り下げが少なくなっちゃうのも嫌だな~という我儘な読者。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



浜辺での出会い

涙するほどの喜び




青く美しい空と海。白い砂浜……。
楽園じみた光景の中で、主人公を介抱してくれたのはかわいらしい女性だった。
まさに天使様って感じ? ホラ、暗殺の天使だけに(ドヤァ)。


砂浜に打ち上げられていたのは主人公(+フォウくん)だけらしく、介抱してくれた女性以外の人の姿は周囲にない。
なぜそんな状況になったのかも、仲間たちがどうなったのかもわからない。
シャドウ・ボーダーは? ノーチラスは?
えーと、主人公達はカイニス相手に戦うために表に出ていたんだっけ。だから海に投げ出されたのだろうか?

何にせよ、あの状況から無事で済む理屈がわからん……。
アレはどう見ても、回避も防御も不可能な類だった。







マスターひとりで異聞帯に放り出される、まぁまぁのピンチだったが……最初に出会ったサーヴァント・コルデーは、とても親切で協力的な女性だった。
主人公が息を吹き返したことに、「人を救えるなんて、生まれて初めてだったので」とマジ涙を浮かべつつ喜んでくれたし、遭難に近い状況の主人公に早々に全面的な協力を申し出てくれる。
やや自虐的でもあり、決して強くもないようだが、彼女は間違いなくサーヴァントだ。
一か月ほど前に召喚されたとの話だけど、つまり“はぐれ”ってことになるのかな?

話を聞く限りではとても優しく朗らかで親切な少女なので、疑いたくはないけど……ちょっとだけ、(妙にタイミングが良いな)と思わないでもない。まぁ、運命のチカラって奴かもしれないけど。
前回冒頭部分にて語られた『オデュッセウスが召喚した謎のサーヴァント』の事もあるので、プレイヤー目線ではなんとなく警戒してしまう。





魔獣が闊歩する世界






この島について色々と教えてもらいつつ、NPCコルデーのみを用いた初戦闘。
宝具の即死が決まったぞ。キモチイイ!
でもレベル的にも相性的にも、楽勝な戦闘ってワケではない。
本人が散々言いまくっている通り、本当にあまり強くないようだ。謙遜じゃなかった。





三つ星の狩人

森でくまさんに出会った






早くも魔獣相手にピンチになりかけた彼らを、高度なテク()で救ってくれたのは……熊のような大男。
図体はデカいし筋肉もいかついけど、コロコロと表情を変える顔立ちには愛嬌があるし、話しやすい雰囲気がある。
彼の名は……オリオン。人間型のオリオン!
キタキタキターッッ!!!
直前生放送でメチャクチャ盛り上がったやつ~~~!!!







こんなん……燃えるに決まってるじゃん!
面白いに決まってるじゃねぇか!!

ハァ~~~、参ったねこりゃ!
美青年系ではなく、ぬいぐるみオリオンと同じ熊系なのもポイント高い。
オリオンやアルテミスについては、第五章異聞帯でワンチャンかなーくらいに期待していたけど、これはガチで来るんじゃないか?
そろそろ期待していいか? いや、まだ早いか?(※臆病)





オリオンとアルテミス






なんつってたら、マジでそれっぽいシルエットも登場した。
さっきチラッと現れたのは……アレだよな?
暗い森の背景で、シルエットの形状も見え辛かったけど……アルテミス、だったよな?
第一や第二ではなく、第三再臨っぽいシルエットだったように見えた。
異聞帯ではなく、汎人類史アルテミスだろうか?

やけにオリオンの態度が冷たいというか、通常時(ぬいぐるみ時)とは雰囲気が違うのが気になる。冗談かもしれないが、元カノ呼びだし。
オリオンがヒト型であることに関係あるのだろうか……?







さしあたりオリオンは、コルデーとは違って主人公に積極的に協力するつもりはないという。村までは送ってくれるらしいけど、とりあえずそれでお別れといった雰囲気だ。
「めんどい」なんて言って誤魔化していたけど、何か深い理由があるのだろう。今のシルエットの人物も関係していそうだ。

汎人類史・異聞帯問題に加えて、ギリシャの恋愛関係のゴタゴタか……。
クソ面倒くさそう&面白そうじゃないですか!
野次馬気分で遠くから見る分には超興味あるけど、巻き込まれたくないな~~!!(※フラグ)





神の名を冠する島

奇跡の再会




オリオンの案内で、無事にヘスティア村へと辿り着いた。
一万年以上前の戦争で起きてきた『神の残骸』とやらの元に作られた、オリュンポスの神の名を冠した村(島)。この異聞帯における文化にはまだ詳しくないけど、パッと見た限りでは素朴で温厚で、開放的な雰囲気だ。
少なくとも「見知らぬ他人」を即排除するようなことはしない。それどころか、来訪者に対する警戒心もあまり無さそうだった。

そんなヘスティア島第一住民との挨拶の中で、早くも発覚した“主人公以外の来訪者”かつ“重傷の怪我人”。
オリオンにも背中を押されて、彼らが居るという酒場に大急ぎで向かうと……。







マシュ!
だけじゃない、ダヴィンチちゃんにホームズに新所長も!!

どうやら完全にはぐれてしまったのは主人公のみだったらしい。
ああ良かった……。とりあえず、ホッと安心した。
ゲームオーバー寸前の超大敗北だったけど、失われたものが少なくて本当に良かった……。





『奇跡』に至った理由




「なぜここまで被害が少なく済んだのか」という問いにも、答えを得られた。
ダメージによる実在証明と虚数空間潜航によるダメージ抑制……。わかるようでわからないというか、どっちにも振れる奴だ。全滅や消滅の可能性が極大な中で、ギリギリ大当たりを引けたようなものだ。

幸運の中の幸運だったのは間違いないけど、それを強引に掴み取ってくれたのはネモの判断があったからこそだった。
しかしそのネモは、ダメージによるフィードバックをまともに喰らって昏睡状態。その傷の具合自体も心配だけど、ノーチラスを失えばこの海を渡ることさえも不可能になってしまう。
……これ、ほぼ詰んでない? 前回といい今回といい、詰みっぱなしでもう笑うしかない。
あんなにガチガチに準備万端気分で来たのに、超序盤でぜ~んぶ吹っ飛ばされちゃった! わはは!





第三の出会い






どうすればいいのかわからない、お先真っ暗な状況……。
こんな境遇に陥った時点で敗北濃厚。
活路を見出せないノウム・カルデア一行の目の前に現れたのは……!







独身!!!
(はい?)





アトランティスとオリュンポス

汎人類史のサーヴァントたち




メカクレを愛する伊達男・バーソロミュー。彼はボーダー組を助け、この村まで案内し、色々なことを教えてくれた。
メカクレへの愛と性癖が理由だとしても親切すぎて逆に怪しい……と、コルデーに続き『疑い癖』が付いている俺だったが、その疑いは早々に晴れる。

この異聞帯には、多くの汎人類史サーヴァントがカウンターとして召喚されていた。
彼らはカルデアと汎人類史を守り援助するために、事前に多くの行動を取っていたらしい。……なるほど、前回の冒頭でオデュッセウスと戦っていたサンソン&デオンも、おそらくはその仲間だったんだろう。

事前支援チーム(仮称)は自身らの正体は露見しないよう、バーソロミューたち援護・待機組の記憶を封じ、既にこの海を脱出してオリュンポスへと到着しているはずだという。
結果として、アトランティスの警備は更に厳重になっているようだけど、何にせよ我々も最終的には彼らを追ってオリュンポスに向かわねばならない。





神々が存在し続ける世界




オリュンポスの神々が生き続けている異聞帯。神代が続くというニュアンス的に北欧異聞帯を連想するけど、あっちはスカディ一柱しか生き残れてはいなかった。単純に数で比べるものでもないだろうけど、ともかくとんでもない話だ。
神々はアトランティス海中央にある『虚ろの穴』の上、空想樹の先にある星間都市山脈オリュンポスに居るらしい。
神々との戦闘そのものは我らの目的ではないけど、空想樹切除を狙う以上、戦いはきっと避けられないんだろう。

……が、そもそもオリュンポスに辿り着くこと自体がかーなーり厳しい。
第一の難関、オデュッセウスが率いるアトランティス防衛軍。
第二の難関、『虚ろの穴』の門番、虚無海神ポセイドン
そして第三の難関……前回に苦渋をベロッベロに舐めた、天から降り注ぐ神罰の矢“アルテミス”







……色々と納得がいった。
アレが『アルテミスそのもの』だったのは予想外だけど、だとしたら戦闘に消極的になるオリオンの気持ちもわからないでもない。

もっとも、だからといって放置し続けるのが愛ってものでもないだろう。
オリオンの傍にいた、例の影の存在もあるし、まだ色々と事情はありそうだけど……。





アトランティス防衛軍

大英雄は舐めプなんてしない




一方、海上のオデュッセウス軍。
あの一撃でカルデアが全滅したと思い込んでくれていたらラッキーだったけど、まぁそんなワケがなかった。
慢心してくれ~! 油断する人って素敵だと思うんだけどな~~!!


この場面でちょっと気になったのが、カイニスがオデュッセウスへと言っていた「あっちのテメェよろしく、首でも差し出して弁明するか?」という問いかけ。
……汎人類史のオデュッセウスの話、か?
事前支援チーム(仮称)の中には、汎人類史側のオデュッセウスも居た可能性……?





カイニスの望み






そしてここで、前回の戦闘では見かけなかった新しい登場人物が二人。
男と女のコンビ? 子供?
オデュッセウスに対しても上から目線だし、カイニスに至ってはかなり辛辣な態度を取る奴らだった。
カイニスの方はカイニスの方で、この二人のことをメチャクチャ嫌っているっぽい。……けど、カイニスはわりと誰が相手でもこんなノリなので、特別嫌っているのかはよくわからないな。カイニスが好ましく思う相手っているのか?









主であるキリシュタリアに対しても、カイニスは反抗的な態度を崩さない。キリシュタリアが巧く流すので、決定的な対立こそ起きないし一応従ってはいるけど、タイミングと機会が合えば迷うことなく牙を剥きそうなイメージだ。
うーん、カイニスのことは未だによくわからない。怒りキャラなアシュヴァッターマンより、ずっと頻繁に怒ってない?


ああそういえば、ずっと前にカイニスはアルテミスの話をしていた。
FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記07 魔眼蒐集列車は面白い」の時だな。探してきたぞ!

……「クズのアルテミスの面倒」って、どういう意味だったんだろう?
今になって、改めて疑問が浮かんできた。
今のアルテミスは上空での迎撃システムみたくなっているようだけど、そんな彼女に「クズ」とか「面倒をみる」とかいった要因が存在するのか?