戦国ランス プレイ日記063 運命の分岐点




今回の記事には、戦国ランスにおける重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







北条征服完了のターン

江戸最終戦





領地ひとつだけを残した状態で前ターンは行動終了。
そして……始まった、64ターン目。最初の行動で、まず“江戸”を完全制圧!
これで北条領全てを奪った形になり、北条家を征服しきった。やったぜ!















現国主は北条マサコなので、まずは彼女に降伏文を書かせる。
その後は毎度のお楽しみ、勝者の特権タイムだ。マサコが可愛いピチピチギャルだったら狙い目だっただろうが、そうではなかったので相手は北条の陰陽モブ娘の皆さん。
今日も満足度をごちそうさまでした。これで満足度も計138になった。
特に狙っていたワケでもなかったが、160の大台も見えてきたなぁ。







制圧後、即蘭の元へ










さて……ここからはのんびりしてなどいられない。
このターンに残された行動は二回分。
まずは旧北条領で蘭を選択し、『早雲が行方不明になった迷宮は“石油穴”だ』と発覚するイベントを見る。

“石油穴”は非常に危険な洞窟であり、蘭一人で潜るのは不可能に近い。
どうしても早雲を助けたいと考えている蘭は、ランス相手に「こういうこと」を言う危険性を予想した上で、土下座して懇願した。















本番はナシだと言われていたけど、チャンスを逃すランスではない。
蘭にとっては相手が悪すぎた……というより、焦りのあまり油断が過ぎたかな。
彼女はツンツンとガードが堅いようでいて、わりと隙だらけなところがある。

でも、事が済んでから「誰がしていいって言ったぁぁぁ!!!」とブチ切れて首を絞めてくるハートの強さは良い。なんか生き生きしている。
蘭本人は嫌がるし否定するだろうけど、ランスとのコンビ(カップル?)も、これはこれでバランスが良いような気もするな。
大嫌いな相手なのに、環境や境遇のせいでズルズルと付き合わざるを得なくなり、やがてなんとなく相手のペースに巻き込まれていて……という形は、険悪系ヒロインとランスによくある関係性だ。







直後、石油穴を探索










さて、同じ64ターン目。最後の行動タイム。
ここで選ぶのはもちろん、“石油穴”の探索だ。

早雲が行方不明になったのは、58ターンだか59ターンだか……そのあたりだったと思う。
戦国ランスにおける1ターンって、何日計算なんだっけ? 特に設定は無かったかな?
ともかく、それなりの日数が経過しているのはまず間違いないだろう。

ランスは早雲について、「死体を拾いにいくぞー」くらいにしか考えていないが、蘭は諦めていない。
ランスに好き勝手言われるのも、本番を強行されたりケツを触られたりするのも、「早雲救出のため」だからと我慢し続けている。
健気だなぁ。だからこそ付け込まれやすいんだけど。







蘭の運命は…










“石油穴”はダンジョンとしては比較的浅い。
あっさりと最奥に到達し、ミナモトと早雲が戦い続けている空間への道も開けた。

もはや満身創痍の早雲に危機が迫るのを目にした蘭は、意を決して召喚札を構える。
蘭が使おうとしているのは、早雲に二度と使うなと言われていた『朱雀』の召喚。
それを察した早雲は青ざめ、彼女を止めようとしたが間に合わず……。










……ここで、運命の変化。
朱雀を召喚しようとした蘭を、ランスが止めた。
事情を何も知らないに等しいランスは「なんかやめろと言われたぞ」と言い、まさにその場の雰囲気でなんとなく引き留めただけに過ぎなかった。
だがその行動が、蘭の未来を大きく変えた。















自力で窮地を凌ぎきった早雲。
改めて朱雀の使用禁止を蘭に言い聞かせた早雲は、ランス達と協力してミナモトを無事に討伐することに成功した。

ランスや蘭に大きな怪我はなかったが、早雲の消耗はあまりにも激しい。
それでも確かに、全員が今は生き残っていた。







突入、『蘭ルート』

新しい歴史へ





“石油穴”の探索を終えて、翌65ターン
このあたりから、セーブ画面での表記が『蘭ルート』に変化した。
成功ッ……! 成功だッ……!
無事に蘭ルート突入が出来たぞ……!

いや~、一時期はマジで不安に襲われていたので、メッチャクチャ安心した。
北条家と交戦開始してからは「たぶんもう大丈夫だろう」と思ってはいたけど、いざその時が来るまではソワソワしっぱなしだった。
これでようやく安心して眠ることができる……。







早雲の誤解





蘭は生き延び、早雲も無事に助けることができた。
しかし助け出した早雲は既に満身創痍で、いつ死んでもおかしくないほどに消耗しきっていた。
顔グラフィックも変化して、いかにも病んだ感じになっている。死にかけというより、闇堕ちっぽく見えるな……。
顔立ちがイケメンな分、ランス10第二部の操られ早雲より病的な雰囲気がする。















しかも、死を目前に感じている早雲は、ランスと蘭の関係を認めてしまった。
怒るどころか、「俺の代わりに蘭を守ってくれる人がいるのか」と安心したらしい。

蘭はあくまでも早雲を救う為にランスと関係を作ったのであって、少なくとも彼女側にその気は一切なかった。
だが、他でもない早雲にそんな風に言われてしまうと、「ランスが恋人なんて嘘よ」とは言えなくなってしまう。

う~ん、厄介。なんつーか、それぞれがチグハグに相手を想ったせいで、必要以上に混乱してしまった感がある。
擦れ違いはラブコメの華ではあるものの、ちょっと面倒くさい感じにもなってきた。
さっさと全部正直にぶち明けちまえよ、と勝手にヤジを飛ばす外野・俺。