イブニクル プレイ日記05 『アーサー王とランスロット』




個人的な嗜好で言うと、ツンデレは攻略が難しければ難しいほど燃える性質。
そういう意味ではリッシュは逆ベクトルなんだけど、これはこれですごく良い。『ほぼ出会って即結婚』だからこそ、ツンデレ要素がアクセントとして程よい感じ。
一夫多妻では避けては通れぬ“嫉妬”要素も、一昔前のツンデレヒロインのように理不尽な怒り方はせず、ねじれることなくストレートにぶつけてくれるのが好印象だ。
妬いてくれないのはもちろん寂しいけど、妬かれすぎるのもちょっと……という現代的我儘プレイヤーに巧い塩梅で応えてくれる理想的嫁。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







ランスロット共和国

新天地観光










蛇紋について調べたり、エデン国王からの依頼をこなすため、やってきたのは隣国・ランスロット共和国
「共和国」という通り、エデンのような王政ではないらしい。この後には、現在大統領選挙中だということも明らかになった。大統領制かぁ。
エデンに対して友好的だというのは良い話だが、騎士団の質が悪かったりするあたり、この国も何かしらの問題を抱えていそうだ。

パン屋の『ハイジ』?
パン泥棒がついにパン屋を開店させたのか?







トワの紙芝居





ランスロットでは、早くもトワと再会した。
知り合ったのはアスタリスク一人の時だったので、ラミアス&リッシュのW嫁ともこれが初顔合わせ。

亡くなった母親の形見だという懐中時計を見つけてあげた御礼に、彼女の「紙芝居」を見せてもらうこともできた。
今回見せてもらった紙芝居のタイトルはアーサー王ランスロット
数百年前の話ということで、ある程度ファンタジーな脚色も入っているような気もするけど、基本的にはこの世界の歴史……史実であり、一般常識の物語らしい。
リッシュたちの反応を見るに、知らなかったアスタリスクの方が異端なようだ。

田舎育ちとはいえ、アスタリスクは無知すぎないか?
何か意味があるような気がする……!
メタな都合ってだけなら草。










ヒャクエンカンパニーの提供でお届けされた、「成人したら選挙に行こう」という説教臭いオチで終わった紙芝居。
そこで語られた内容はなかなか興味深かったので、一応メモっておこう。
イブニクルシリーズって、【どらぺこ】(アリスソフト作品)と共通している部分があるんだっけ?
このあたり、【どらぺこ】に関わるエピソードだったりする部分もあるのかな? 未プレイなのでわからん。
トンチンカンなことを言ってたらゴメ~ン☆


●この世界は数百年前までドラゴンが支配していた。
●聖母イブから産まれた人間はドラゴンに太刀打ちできなかったが、英雄アーサーが立ち上がり、楽園を求めた大移動を始めた。
●北の大陸の半分ほどの人間、数十万人がアーサーと共に旅立った。

●毒の大陸を抜けた時、立ち塞がったドラゴンにアーサーは戦いを挑み、千日の戦いの末に勝利を掴んだ。
●敗れたドラゴンは彼のアーサーの配下となり、円卓の魔女と呼ばれて人間たちの大移動を助ける存在になった。










●大移動を終えた人々はエデンで新しい国を築いたが、アーサーを慕う人々が砂漠の大地に残り、親友ランスロットと円卓の魔女に説得されたアーサーの元でアーサー王国が興された。
●ギネヴィア湖枯渇の危機に瀕し、ランスロットと円卓の魔女は海水を飲み水に変える浄水施設を完成させた。
ランスロットの活躍に喜び、アーサー王に失望した人々は、ギネヴィア湖傍の新たな首都でランスロットが新たな国王になることを望んだ。
●アーサーは笑っていた。窮地に陥ったとき、みんなで考える国こそ、彼が望んだ国の姿だった。

●多くの人が新しい大国ランスロットに移住し、アーサー王国は小国になってしまった。
●だがランスロットは王にならず、親友アーサーの望みを叶えるかのように、この国をみんなで治める共和国にした。










そして数百年後……現在から五年前に、アーサー王国がモンスターに襲われる“アーサーの悲劇”が起き、王国は滅んでしまったという。でも国民の多くはランスロットへ避難していたため無事だった、と。

紙芝居のストーリーだけならば、イイハナシダナーではある。
とはいえ、現実がどこまで紙芝居の内容と共通しているのかはアスタリスク目線では不明だ。







新しい出会い





……と、トワの紙芝居を見ている前後に、新しい女の子と知り合った。
正確な年齢はわからないけど、ちょいロリ? ツインテールが可愛いね。
しかも「僕」! 一人称が「僕」だ! ロリ系「僕っ娘」じゃん!
「僕っ娘」なのに女の子らしいロリ系なのは新鮮味があってポイント高いな。










今回の章のメインキャラになるような気がする、可愛い僕っ娘。名前はグリグラ
絵本みたいなホットケーキを連想してしまうネーミングだ。カステラだっけ?
外見も言葉も小さな女の子って雰囲気が強く、異性というよりは妹のような印象だ。
明るく素直な良い子って感じで、出会って即好印象を抱いた。
こういう子はあまり不幸な目にあってほしくないな……。フラグになりそうだけど……。
ラミアスが「血の匂いを感じた」ようだったのも気になる。料理で魚を捌きたてだったとか、そんな理由はダメか?







大統領に会いに行こう





さておき、今回の本題。
蛇紋について話すべく、ランスロットの大統領に会いに来たものの、現在大統領選挙中なのだという。野党に不信任決議を出された、とのことで、現職のボールズ大統領は選挙活動に大忙しらしい。
う~ん、なんとなくキナ臭い予感。そんなに短期間で選挙ばかりするってのはなぁ。

会う前からボールズ大統領とやらに若干の不信感を抱いてしまったが、とりあえず一度話はしてみたい。
遊説中のボールズ大統領を探して、近隣の街を巡ってみることになった。しゃーねぇな。
ま、新しい土地を回ってみるのは楽しいから良いけど。










ランスロット周辺のスポットをウロウロしていたら、「頑張って冒険しているアスタへ」と、双子姉妹からアムゾン経由でお届け物があった。
今回貰えたのは“空気の缶詰”だ。
フィールド百景の発見数に合わせて貰えるご褒美って感じかな?
ちょっと嬉しい。