イブニクル プレイ日記06 政治の話はやめよう




ロシュフォールの第一印象は、正直あまり良くはない。
でも『国や国王に認められている人物』には違いないし、外見や印象だけで否定するのは早いよな~とも思うようにしていた。
……そんなプレイヤーの気遣いを、ロシュフォールは早々に裏切り出す。
信じていたのに!(※嘘)

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







現職大統領陣営

早めの再登場





各町を回って街頭演説中の現大統領・ボールズを発見した。
まずは演説が終わるのを待機。
この国の実情にそこまで詳しくない人間としては、まだ「ふーん」くらいの印象だ。
良い奴なのか悪い奴なのかと問われても、この時点では正直よくわからない。
前回あれだけ持ち上げられていたアーサー関連の場所や円卓の魔女に対して強硬な姿勢……というより、明らかに悪し様に言っている感じは、ちょっと妙ではあるけども。

その根拠について、「政治とは過去ではなく、今を生きる者のために行われるべきなのだ!」とボールズは語っていた。
まぁ、聞こえは良い言い方。










と、思ったら……!
ボールズ大統領の応援に、ロシュフォールが演説に立った!
もちろんリッシュは寝耳に水。エデン王国としてではなく、ロシュフォール個人としての応援だと言い張っているけど、これはアカンやろ~。
言ったろ言ったろ~! お義父さんに言いつけたろ~~~!!

ロシュフォール介入の一件だけで、ボールズへの好感度もガクンと大幅ダウン。
『怪しいけど何とも言えないグレー』から『物凄く怪しい黒に近いグレー』に印象チェンジ。

同時に、ロシュフォールへの評価も改めざるを得ない。
敵だとしても味方だとしても、もうちょっと大物かな~と勝手に想像していたけど……この件はやり方が甘すぎるというか、雑すぎない?
自分の立場が危うくなることにはならないだけの根拠や自信があるのだろうけど、なんか一気に安っぽい小悪党感が増したな~。















リッシュが現れたことに慌てる可愛げもない。ヤな感じィ~!
まぁリッシュたちの行動予定は把握していただろうし、この国でいずれ顔を合わせるとはわかっていたんだろう。
こっちにとっては予想外だったけど、ロシュフォールとしては準備万端での対応だったんだろうな。
エデン王国に言いつけたところで、丸め込めるだけの用意も整えてあるんだろう。

ロシュフォールと口論になりかけたこともあり、ボールズ大統領との接触は不発に終わった。
機会をもぎ取れたとしても、この調子だと得られるものは少なそうだ。
蛇紋についての情報収集について、この国の公的な協力は得られないものだと考えて動くしかない。







密命が気になる





もう一つ気になるのは、国王から頼まれている例の密命。
どのタイミングでどう動くのだろう……と思っていたけど、『仲介人物の接触を待つ』のが基本姿勢らしい。
要するに、しばらくは気にせず蛇紋問題に取り組んでいればいいってことだ。
いざその時が来たら、リッシュやラミアスには内緒で動く必要があるのかもしれないが……ま、考えるのは後でいい。
ルイン国王への小さな疑念が晴れないままで過ごすのは、やや憂鬱ではあるけども。







もう一人の候補者

演説する女性





まずはランスロット国内の近隣の街を巡って、蛇紋の情報収集。
たまたま行き着いた街では、もう一人の大統領選挙立候補者であるティオという女性の演説を目にした。
仕事が出来て頭も良いキャリアウーマン系って感じ?
『大統領候補』なんていうとちょっと気後れしてしまうけど、間違いなく美人だ。
でもやっぱり声はかけ辛い気がするな……。お姫様や女王様と違って、女性政治家ってなってくると妙にリアリティがあって近付き辛いというか。















現職のボールズ大統領に負けずとも劣らぬほどガチガチにガードを固めているティオ候補。
昨年の大統領選挙で、候補者が襲撃される事件が発生したらしい。有力な対立候補だったその人物が重傷を負った結果、ボールズが大統領に選ばれていたってことか。

ボールズ大統領が襲撃を命じたのでは……と思ってしまうけど、件の候補は賄賂を受け取っている黒いヤツだったらしい。
ロクな候補が居ないのな、ランスロット共和国。

ちなみのこのモブっぽいおじさんバロミデス氏は、去年まではボールズの選挙参謀だったらしい。
ボールズの手で追い出されたのに、今ではボールズから逆恨みされているやや不憫なおじさん。でも仕事は出来そうな雰囲気。







ランスロットが抱える問題










去年の襲撃のせいか、ティオ候補周辺はとてもピリピリしている。
我々がエデン関係者だと告げるや否や、ロシュフォールの仲間ね!?」と激高し、メチャクチャ敵意を向けられてしまった。
ロシュフォール、嫌われすぎててウケる。既にここまで嫌われてるとか、どんだけの事をやったんだ。俺たちの知らない罪が腐るほどありそう。


結局ティオ候補やその周囲からも話を聞けず。
ランスロット共和国も色々と大変なんだな~ということだけはわかった。
ロシュフォールの後ろ盾もあり、暗い噂もあるアーサー関連排除派のボールズ候補』『アーサー関連保護派のティオ候補』……。アレコレくっついているものとビジュアル面だけでいうと、明らかにティオ候補の方が“正義の味方”っぽくはある。
……でも、そんなに単純なものではないんだろうなぁ。
ハ~、政治の話はやんなっちゃうぜ。政治と野球と宗教はやめようぜ。
聖母イブがどうこう言ってる時点で、まず宗教から離れられない世界だけどな。















……と、一応「ボールズ候補とティオ候補、両方を平等に見守る」姿勢を保ち続けようと思ったのに。
早くもボールズ、真っ黒確定!
更に言うと、ロシュフォールの方が真っ黒クロスケ。アカン、もうフォローできへん……!

昨年の候補者襲撃は、やっぱりボールズの指示だったらしい。
しかもロシュフォールが関わっていたとは……。
ティオが警戒していたのは、今年度の選挙応援にロシュフォールが噛んでいる件だけでなく、そっちの方面も怪しんでいたからだろうか?

そしてボールズ曰く、ロシュフォールはエデン王国を民主主義化させ、自身が大統領になることを狙っているのだという。
うーん……意外と典型的な小悪党……。
それもまたボールズを騙すための罠って可能性もなくはないが、襲撃者を囲っているのはロシュフォールの側っぽいしなぁ。
もうだめぽ







『闇夜のにゃんこ』行動開始





飼殺している『闇夜のにゃんこ』に、ロシュフォールがティオ襲撃の指示を出す。
応答した相手の顔は出なかったが……一人称といい台詞の感じといい、先日出会った人物をプレイヤーは連想してしまう。
なんと……あ、あの子が、まさか!?
でもそういえば血の匂いが云々って……えーっ!?

『にゃんこ』と名付けられている時点で気付いてもおかしくなかったのに、ここで今更気付く俺(※遅)。