FGOイベント 『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録 プレイ日記02 モザイク市と幽霊屋敷




コラボイベントでは、毎回それぞれの原作キャラが“同行者兼案内人”といった感じの枠に収まる。コラボ先の作品について詳しく知らないユーザーのため、作品間の架け橋になってくれるポジションだ。
たとえばアポコラボならジーク、CCCコラボならメルトリリスがそうだった。
振り返ってみると、『配布がその枠』と『ガチャピックアップがその枠』のパターンは半々ってところか? それこそCCCイベの配布BBなんて、ほぼ終盤まで敵側みたいなものだったしなぁ。
そして今回、レクイエムコラボは、現時点では『ガチャピックアップがその枠』の様子だ。配布とされているエリセは、作中でどういう立ち位置になるのだろう?

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







『ガッポリー』

ダイスをころがす










ともかくゲームスタート!
最初のゲームは『ガッポリー』。ダイスで止まったマスのクエストをクリアしていき、ご褒美の“トークン”を少しずつ集めていく……という感じのゲームだ。
この仕組みはあくまでも最初のゲームシステムであって、『5つのゲーム』はそれぞれ違うルールやシステムが用意されている……んだよ、な?
ガッポリーパートだけでもイベントシステムとしてはなかなか大規模かつ新しい雰囲気で、まだイメージが掴み切れていない。

どうあっても今はまだ「わからない」ことの方が多いので、とりあえず素直にサイコロを転がしてはクエストを進めていこう。
NPC化してるっぽいサーヴァントたちとも各クエストで再会は出来たが、それぞれ解放できそうな雰囲気はゼロ。やっぱり彼らを元に戻すためには、全ゲームのオールクリア必須なのだろうか?

さしあたり、クエストごとに配置されたサーヴァントにとっての関係者っぽい“トークン”が貰えるのが面白い。
ダイスをふった結果、早々にニトクリス(術)→“ニトクリス(水着)”エリザベート(槍)→“カーミラ(水着)”と続けてゲット。なるほど保持トークンは同一人物系なのか……と推理するも、その次に止まったマスのクエストはアンデルセン→“キアラ”で、早々に仮説を崩された。お前ら仲良いな。







リアル14歳女子










“トークン”を規定数集めた結果、本編が先に進んだ。
ボイジャーの探し人でもあった宇津見エリセと無事に再会!
ヤッター配布だ! ところでその衣装は何ですのん?

今回の配布枠である彼女とも会えたし、これにて仮加入……と思いきや、なんだかちょっと雰囲気が違う。
ボイジャーに仲介してもらえば、すんなり話が出来るだろうと期待していたのだが……。















変にこじれてしまったというか、勘違いされてしまったというか……。
こっちも巧く説明できないし、エリセもあまり話を聞いてくれない。ボイジャーもふわふわゆったりしているので、気持ちを伝えきれない。
駄目だー! 今回の面子、“会話”に向かねぇ~!
このまま終盤まで擦れ違いっぱなしで追いかけることになるんだろうか?
うーん、ボイジャーの気持ちを考えると辛いなぁ。きちんと通じ合う事さえ出来れば、エリセとは協力し合える関係になれると思うんだけど。
せめて終盤ではなく、中盤くらいで仲直りできることに期待したい。仮加入的にも。

でもそれはそれとして、「ボイジャーの……あ、新しい、マ、マスターなんだ?」とプルプルしているエリセはやけにかわいい。
嫉妬に慣れてない感じ、不器用で年相応で萌え~(死語)。
このあたりの等身大の“拙さ”は、いかにもリアルなローティーンって感じ。剣北斎や狂ジャンヌオルタとは微妙に話が合わないタイプと予想。







星空を駆けるトラム










「エリセを助ける」というボイジャーの願いを叶えよう……という指針が改めて定まったタイミングで、第一のゲーム・ガッポリーはとりあえずクリア。
規定のトークンを獲得したことで、次のステージに挑戦できることになった。
ゲームとゲームは路面電車で繋がっているらしく、移動中にダヴィンチちゃんとの通信回復。
路面電車内のみ、カルデア側と通信が出来る仕様なのかな?















ダヴィンチちゃんを交えて、エリセの現状について考察する。
先程直接戦闘になった彼女は、宝具封印状態でこそあったがサーヴァントのようだった。
でも本来、原作における宇津見エリセはただの人間(仮)だったはず。となると、擬似鯖案件?
エリセ自身にその自覚や意識があるのかetc、まだわからないことは多すぎるけど……。
やっぱり結局、エリセ本人を交えてゆっくり話を聞かないことには、ともかくなにもわからんのだよなぁ。

擦れ違いの原因になっている癇癪(?)も、ボイジャーに言わせれば「あんなの、エリセらしくない」のだという。
エリセも既に、ゲームの洗脳を受けている……? つーかそもそも、このゲームの黒幕の有無さえわかってないしな。まだまだ推理できる段階ではない。
ともかく、次の街へ行こう。次のゲームはどんなかな~。







『人狼』

おめかしマリー&アマデウス










!?
マ……マリー可愛いッッ!!!










アマデウス・マリー共に、以前の周年記念描きおろしの衣装だ。でもそれぞれ年度は違った気がする。
昨年のサバフェス復刻における執事衣装モーさんや水着剣豪における始皇帝のように、「以前の周年記念衣装に表情差分を加えて特殊立ち絵にしたヤツ」じゃん!
これ、超良いよね。でも同時に、どいつもこいつも霊衣が欲しくなっちゃう危険性も孕んでいる。







不穏の気配





さておき、本題は『人狼』
第二のゲームは『人狼』であり、参加者は主人公・マリー・アマデウス・サリエリ・デオン・ナポレオン・ジル(剣)・サンソン・コルデー・ファントム・ナーサリー・エジソン・エミヤオルタ……そしてGM(仮)のジャンヌ? フランス色、強ッ。
ガッポリーでは「駒がないから」とナーサリーたちは見学だったが、人狼編では彼女たちも参加者になれるんだな。
他のゲームはどうなってくるんだろう? むしろ駒必須なガッポリーだけが特殊だったのか……?















『人狼』は有名なゲームだが……漂う雰囲気は、なんとなく不穏だ。
処刑だの吊るだの、飛び交うゲーム用語自体がそもそも不穏なせいかもしれないが、「遊戯」としての楽しさや明るさみたいなものがない。
厳正な裁定者として振る舞うジャンヌは“らしく”もあるけど、淡々としすぎて人間味が感じられないし、参加者のサーヴァントたちも顔なじみばかりのはずなのに、少しずつ違和感を覚えるような気もする。
ゲーム開始前からこの妙な空気……。なんだか不安だなぁ。