イブニクル プレイ日記16 騎士団長は赤く染まる




なんだかんだで毎章一度はああいうシーンがあるっぽいけど、今回のコレは予想外。
フツ~に驚いちゃったよ。私が鈍いだけか?
まぁ起きてもおかしくはない状況でもあったのだけど、想像以上に“悪意”の度合いがエグかった。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







ティオの本音

美人姉妹の真実










まさか序盤のオバケ少女こそが『ティオの妹』だったとは……!
妹云々って話題から、てっきりもっと幼い子かと思い込んでいたな~。
でもよく考えたら幼女を襲ったアウトローってヤバすぎて草なので、これくらいの年齢の方が“それっぽい”か。幼女設定だったとしても、18歳以上ではあるんすけどね。ハハッ。

でも姉妹の外見自体はあまり似ていない印象。ティルトの時が数年前で止まっているのだとしても、それなりに年齢差のある姉妹のように見える。
ティオはアスタに対して年上だと気にしていたようだけど、そもそも彼女の方こそ何歳設定なんだろう。20代前半?
大統領選挙に立候補するってなると、イメージ的にはもっと年齢重ねていそうだけど……ファンタジーなんで……。







嫁枠イッパイ










ティオは俺が守るからってことで、四人目の嫁に収めてしまう。
こ、ココかーい!? まさかのココかい!?
てっきり四人目の枠はキャスのものになるのだと思っていた。
っつーかキャスはその気満々でそのつもりだと思うぞ? 大丈夫か? 流血沙汰にならない?

キャス云々をさておけば、とりあえず問題はないし、他の嫁たちからの異論も出ない。
ティルトも納得して成仏してくれたようだし、円満解決だ。










NPCで一時加入していた頃と同じく、ティオは戦闘には参加できない。
旅にも同行せず、自宅で帰りを待ってくれるお嫁さんという形に収まった。
仕方ないけど、ちょっぴり残念でもあるなぁ。
設定的に難しくもあるのだろうけど、戦闘には出れずとも一緒に移動や冒険くらいはしてみたかった。
他の嫁と家族旅行(冒険)している間、ティオだけ家で待たせているみたいな感じで、ちょっと申し訳ない。
嫁イベントやサブクエスト系に、そのあたりの補完やフォローを期待したいな。







モンスター駆逐作戦

盛り上がりすぎている空気










ティオにまつわる事件も解決し、改めてランスロットで『毒ガス』を貰う。
エル・キホーテに戻ると、既に準備は万端だった。巣穴のモンスター駆逐作戦は魔法ビジョンで生中継されるらしく、騎士・兵士・傭兵・報道の人間などが集まって異様な雰囲気。街頭魔法ビジョンも完備され、誰もが生放送に釘付けだ。
気持ちが高ぶっている感じが伝わってくるが、いささか“高すぎている”のではないかと不安にもなる。
良い意味でも盛り上がっているのだろうけど、ちょっとの変化で大きなパニックにも転じかねないというか……。
パンチョや主人公たちも懸念を見せるが、ベン国王が主導となると口をはさむこともできない。







事件発生





作戦実行地点に到達し、いよいよ決行直前。ここまでの移動だけでも、報道は異常なほどに盛り上がりまくっている。
パンチョは相変わらずウンザリしているようでもあったが、必要な茶番として演じ切るつもりでもあるようだった。
主人公たちはあくまでもエデン側の人間に過ぎず、作戦を見守ることしかできないはずだった、が……。










……嫌な予感。
そしてその予感は、最悪の形で当たってしまった。
あああ……。ああ…………。







血染めのパンチョ










パンチョとロレンソの悲劇は、目を覆いたくなるようなものだったが……伝達が早すぎるし奇妙だとも思う。まるですべてが準備されていたような、『大事件』だ。
その裏方もプレイヤー目線ではすぐに明らかになった。なるほど、やはりロシナンテ側のシナリオか。だがまさかここまでの事をやってのけるとは、予想以上だったと言わざるを得ない。
ここまで出来るヤツだとは思っていなかったし、ここまでするヤツだとも思ってはいなかった。色々な意味で甘く見ていたな。

そしてベン国王への評価も改めざるを得ないだろう。
国のため云々は良いけどさぁ……こいつ、わりとゲスくね?
大した器ではなく、小悪党ってほど貫けているわけでもないのに、「この国の王なのだ」という言葉で自身の行いを美化してる感じが気に食わねぇな。
シンプル悪党なロシナンテより、国王の方が印象悪い。
……まぁそれ以上に、この後登場したヤラセのクズ&ゲスっぷりの方が光りまくっていたけどな!
ヤラセの行動、さすがに笑えないレベルで草。







混乱の国

周到な計画に踊らされ










パンチョとロレンソさんは失踪し、国内は大パニック。
街に住むカラーたちは酷い目に……。ぐぬぬ、前回に国王とロシナンテがヒソヒソしていた時点で半ば覚悟はしていたが、胸糞悪い状況だ。
もはやパニックがパニックを生み、扇動された市民は簡単には冷静さを取り戻せない。
主人公たちだけではどうにもならず、またもキャスリンを頼ることになった。
今回ばかりは呆れられても仕方がない。もっと怒られても受け入れるしかないだろう。







過去を乗り越えて










キャスリンの力を借りようとする中で、彼女の過去とトラウマにも触れることになってしまった。
なおも意地を張り続けようとするキャスに声をかけたのは……なんと、ロレンソさん。
額のクリスタルの色は痛々しいけど、パンチョと寄り添う彼女の姿は穏やかでもあった。こう言って良いのかはわからないけど、ともかく良かった。ロレンソさんにはパンチョがいるし、パンチョにはロレンソさんが居る。それは今までもこれからも変わらない。










そしてキャスリンには、俺たちがいる! 素敵な仲間や部下だって居てくれた!
ようやく過去の傷を少し乗り越え、キャスリンの意識もちょっとだけ変わった。前向きになり、他人と関わることへの恐怖感が以前よりも薄れた。
ツンデレ気質はあまり変わらないが、知識面のみならず精神面でも強くなった彼女は、今回の事件を解決する“秘策”を編み出してくれる。
ヒューゥ、格好いいぜーッ!
さすが零騎士、軍師様!










でも、肝心な部分はちょっとズレているんだぜ……!
大丈夫かキャス!?
ここまで思いつめといて勘違いオチとか、陰キャにとっては自●モンじゃねぇか!?