イブニクル プレイ日記22 角砂糖に振り回される国




仲間が増えスキルが増え、プレイヤースキルが高まっていくにつれてどんどん面白くなっていく本作。
最初のうちは「ふむふむ」くらいの印象だったけど、キャス加入やヒーリング習得あたりから一気に楽しさが加速した。このゲーム、楽しいな!(※今更)
ヒロインの可愛さやストーリーの面白さは言うまでもないとして、ゲームバランスやシステムの塩梅がとても良い。評判が良いだけのことはあるなぁと超今更ながら実感している。
こういう『やってて楽しいゲームバランス』を作るのって、本当に凄いよな~。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







角砂糖工場の秘密

真っ黒な施設










裏からな~んかヤバげな液体を流出してる雰囲気の角砂糖工場に、潜入成功。
あの液体……どう見てもアウトだろ。海洋汚染パなくない?

施設内の警備をしているのは、案の定アウトロー
隠す気が感じられないほど真っ黒ですわ~!
まぁ女王があんなノリなので、実際に隠す必要はほぼ無いのかもしれない。元国王であるハッターでさえ何も言えない状況だもんな。







狂気の実験





怪しげな施設を調査するという流れは、第二章でのランスロットの浄水施設と重なるものがある。
だが今回明らかになった『真実』は、浄水施設とは比べ物にならないくらいエグくてキツい。
ランス6の共同銀行を思い出すな~。ラレラレ石で拷問映像を目にして、主人公が憤る……という流れにデジャブ。拷問ってレベルじゃねぇけども。










共同銀行のズルキは趣味100%での特殊プレイだったと思うが、角砂糖工場における虐殺にはジャバの趣味以外の意味もあった。
工場内で少しずつ情報を集めていき、最後に辿り着いた部屋でジャバと白騎士が語っているのを覗き見。彼らは色々なことを話していた。アダンの血の精製方法、拷問の意味、角砂糖を介した中毒……そして、『本物のアダンの血』
蛇紋はいったい何を企んでいるんだ? 戦争を起こすのが目的ってのは知ってるけど、『本物のアダンの血』ってドユコト?







工場炎上










白騎士たちの話をもっと聞きたいところだったが、目の前で被害者が出るとなると黙ってはいられない。
飛び出した主人公達に対し、ジャバはモンスターをけしかけたが、結果として工場内で火災が発生してしまった。汚物は消毒だ~! 砂糖が溶けて、カラメルの良い香り~!

ジャバが蛇紋と繋がっていることや女王に麻薬を盛っていることetc、貴重な情報を得られたのはいいけど、施設が燃えてしまったせいで証拠は手に入らなかった。
角砂糖工場が焼失したことでこれ以上の被害者を増やせなくなったのはプラスだが、既にド中毒患者で依存症な女王はそう簡単には治らないだろうし……うーん、なかなかの手詰まり感。
以前のやりとりを見るに、今の女王はほぼジャバのイエスウーマン状態っぽいし、簡単にどうにかなるとは思えない。







もうひとつの目的

目指せハニホー





麻薬対策はとりあえず置いといて、前回フェルトン皇子と約束した『ハニワそば』用のハニー狩りに向かう。
メニューと素材の名前をすっかり忘れて、しばらく右往左往と迷ってたのは内緒。
そもそも“ハニホー”が見つけ辛いんだ……!
北の方角って暗雲で通行不可なことが多いからさぁ!







回復手段が増えると頭がフットーしそうなほど嬉しい










ハニー狩りでは役立たないことに定評のあるプリンセス・リッシュ。
物理攻撃の『杖で殴る』スキルも持っているけど、殴ってみてもハナクソみたいなダメージしか出ない。スキルポイントの無駄では?

……そんな中、新スキル『ヒーリング2』を習得!
それぞれ1戦闘に1回使えるってことは、回復手段が増えたに等しい。
前回のキャスの応急手当取得に続き、スキルが増えて選べるようになったのは本当に嬉しいな……。回復手段が無かったあの頃、辛かったよ(涙)。

このあたり、焦らされつつも良いタイミングで習得させてくれるゲームバランスがニクい。
BP管理について理解すらできなかった超序盤で憶えても、ヒーリングのために必死に長期戦を無理に強いたせいでムチャクチャになる……なんてことになりかねなかっただろう。

システムに慣れた頃、ようやく“選択肢”が用意されていく感じは、ゲームしていてもどんどん楽しくなっていく感がある。
その分プレイ初期はやや取っつき辛く、『ただの殴り合い』になりがちで単調な面もあったのは否定できない。







角砂糖工場を失った結果

皇子に報告





強引なエ□イベントを経て、死にたがりハニーから『ハニーの破片』を入手成功。
フェルトン皇子の元に戻って食材入手を報告し……そして、角砂糖工場で目にした光景も教えてしまう。
協力関係を築いたといっても、蛇紋のことまで全て教えてしまうのは危なっかしい気もするけど、リッシュにとっては近々義兄になる人なワケだし、まぁいいのか?
角砂糖工場の問題も女王の中毒も、ハンプティにとってはとんでもない弱点だ。だが下手につつけば、ハンプティを逆上させて大問題に発展しかねない。それこそ、蛇紋が望む“戦争”一直線だ。
エデン王国やランスロットなどの既知の国ならともかく、まだ詳しく知らないセントラル帝国やフェルトン皇子に情報を渡すのは、な~んとなく不安な気もするが……疑心暗鬼でしかないなら、いいんだけど。







皇子と協力





『ジャバ以上の料理人』相手ならば女王も話は聞くかもしれない。そんなキャスリンのアイデアに、フェルトン皇子も協力してくれることになった。
ちなみにキャス曰く、「皇子の雰囲気が、どことなくアスタに似ていた」らしい。うーん、そうか? 正直そのあたりはよくわからないな。優男っぽい見た目だけど力を隠していそうな雰囲気っつーと、アスタよりバーロにイメージは近いような気もする。

さておき……女王が麻薬中毒である点については、未だ解決手段が見つかったとは言い難い。
ジャバ以上の料理人を装えたとしても、“嗜好”のガワを着た中毒症状のせいで、ジャバと女王を引き離すことは難しいのでは……?















……と思ったら、『ジャバ以上の料理人を装う』もクソも無くなってきた!
ジャバの手、速ぇ~~~~!
でもよく考えたらソリャソウダナって感じ!!
油断しまくってたのはコッチでした!! ワハハ!!

犯罪者扱いで大ピンチなのは言うまでもなく、ナタールに軽蔑されたっぽいのもまぁまぁショック。
せっかくジリジリと上がってきた好感度がパー?
新しい嫁候補との間に溝が生まれてしまうッ……!