イブニクル プレイ日記26 ゾンビがMORI☆MORI




ハムレットへの移動が解禁になってから、船での移動可能範囲が広がった。
いつのタイミングからか、隣の大陸(セントラル?)周辺も通るだけなら可能になっている。
氷のようなものに覆われているので、上陸はまだ出来ないようだけど……周りをグルグルめぐるだけでもちょっと楽しい。

 





アリスソフト作品のネタバレを含む可能性があります







ハムレット探訪

今日の紙芝居コーナー





トワの父親レアチーズの送迎も終えて、改めてトワの紙芝居タイム。
今日のテーマは『ハムレット市国と医療』。
プレイ日記05 『アーサー王とランスロット』」で語られていた『毒の大陸』とは、まさにこの土地ハムレット市国を指していたのか。
誰かも指摘していたけど、我々の旅と紙芝居の順番は、まさにアーサーの旅路の逆走になっていたんだな。興味深い。
……となると、アーサーたちの出発地点が次に行くであろうセントラル帝国あたりだったりするのか?
旅立ちの理由ってなんだったっけ。楽園を求めて云々って話だったと思うが……。それも次章の紙芝居で再度説明があるかもしれない。










ハムレットの歴史は毒や医療についての歴史でもあるので、聞き覚えのある病の名前が話題に上っていくのが興味深い。
ゲンフルエンザに黒死病に緑化病……。このあたりの名称や設定も基本的にランスシリーズと同一かな。「レベルの下がる奇病、おたふく風邪」については、まさに間もなく戦国ランスで直面することになる予定。

紙芝居が終わり、トワは病気の子供たちからの手紙を、思い切ってクロア姫に手渡した。
儀式の生中継は病棟にも届き、治療中の子供たちにも勇気と感動を与えていたのだという。







教皇に会おう










喜んで手紙を読み終えたクロア姫は、療養施設の子供たちに会いにいきたいと言い出した。彼女の性格を考えるとまぁそうだろうな。
外見も中身も天然な聖女様って感じは、ベタではあるけど嫌味ではない。

ただ、療養施設の街ホレイショーは病気を防ぐための隔離場所でもあるため、簡単に出入りはできないらしい。
教皇の魔法』があれば……という話なので、前線でゾンビ事件に対応中の教皇を訪ねてみることになった。
教会のお偉いさんなのに前線勤務中なのか。それだけの大事なんだろうけど、イメージとはちょっと違うな。
教皇ともなればAL教におけるクルックーレベルの特別な存在を想像していたけど、本作における聖母イブ正教教皇はそんなに大した身分ではないのか……?










この世界における最大宗教の教皇とは思えないほどアッサリとした顔立ちの男、ノーシンと接触成功。
想像以上に若いし、立ち絵すらないとは……。辛うじて表情パターンは数種類用意されているようだけど、扱い的にはエル・キホーテのベン国王あたりとドッコイドッコイじゃないか。
話した感じも、教皇とは思えないほどフツーな印象。ランスロットのボールズ大統領のように雑な小悪党っぽい雰囲気でもなく、フツーに善人っぽい地味な男だ。
ぶっちゃけ前情報の段階では、イブ正教トップこそが蛇紋事件の黒幕の可能性もあると(適当に)睨んでいたんだけどな……予想は外れたか。







オズリックを襲った悲劇





ゾンビの発生源とされている“オズリック”は、グリグラの出身元であるレンジャー学園のある街なのだという。
プレイ日記10 幸せ家族計画」の頃、ロシュフォールから明かされた『先生と慕っていた人に売り飛ばされた』真実に絶望していたグリグラ。彼女にとっての過去は、もはや辛いものでしかないのかもと思っていたが……“オズリック”には、楽しかった記憶や嬉しかった思い出もたくさん残っていたらしい。
必要とする病人のために特別な薬草を育て、レンジャー学園の子供たちにも優しく接してくれた仕事熱心で真面目な人々。今発生しているゾンビは、他でもない彼らなのかもしれない……というのは、グリグラにとってはかなりショックな状況だった。















“オズリック”のゾンビ事件は自然発生とは思い難く、死者の王『ゾンビシード』が原因である可能性が高い……というところまではわかってきたが、それ以上は今は手詰まり。さしあたっての大きな害はないが、ゾンビにされた人々を救う事はもはや出来ない。
魂の残りカスで動き続けるオズリックのゾンビは、人を積極的に襲うというわけでもなく、かつての生活の再現を欠けた知性で繰り返し続けるだけの哀れな存在でもあった。
これは……ある意味では、想像していた以上に悲しい光景。グリグラにとっては更に辛いだろうな……。







幸せ補給










凹んだ時はイチャイチャしようぜ!

五章で解禁されたグリグラの嫁イベントは、辛い現状と対比させたようなほのぼの&ハッピーな内容。
主人公や嫁たちに全力で可愛がられて、最後にはオズリックの人々のことを想いながら自分の居場所を再確認する姿は、グリグラにとってのひとつのエンディングといっても良いようなシナリオだった。
グリグラ……幸せになれ……!
いや、俺が幸せにする!
絶対に幸せにしてやるからな!!
永遠にニコニコしていろ!!!







クロア姫の慰問

魂と肉体と










オズリックゾンビの件も気にはなるが、とりあえず予定通りクロア姫の慰問決行。
CGからもみなぎり迸る聖女パワー……!
見ているだけでこちらまで浄化されるような光景だ。
この聖女力があれば、ゾンビの一匹や二匹くらい昇天させられるんじゃね?

だがそんな癒しの場面をぶち壊す、何者かの卑劣な罠が姫を襲う。
ひ、酷ェ……! でもよくあるやつ! 警備は何をやってたのさ! グリグラ以外の護衛陣、役立たずすぎて草ァ!















クロア姫の病状を巡ってドッタンバッタンやってる最中、急にやってきた毒の権威にして天才医師。
ちょっと今忙しいんで後にしてもらって……ってアアーッ!!
ぜ、絶対にソイツ! コイツが犯人!! 小学生でもわかるゥ!!










旧知のグリグラに触れなかったあたり、ボローニアスの側も隠す気はないのかもしれない。
ただ、トワに言っていた通り、この国での堅実な立場と権威を持った人物に表立って敵意を向けるのは危険すぎる。現時点では証拠も何もない。

オズリックゾンビだけならばまだしも、クロア姫の現状は色々な意味でヤバすぎる……。情報を伏せたまま、一刻も早く解決する必要が出てきた。
嫁入りの儀式が延期決定となっていたのは不幸中の幸いと呼べるかもしれない。