戦国ランス プレイ日記097 風丸と『ぬへ』




五つ目の瓢箪国に40ターン弱で着手。
ポイント狙いのガチ周に比べると十分スローだが、前回の蘭RTでは60ターンくらいで五つ目の国を制圧し終えていたらしい。比べると早め?
やっぱり初期ボーナスの『行動回数+1』と『作戦許可証セット』の存在がクソデカいんだろう。
すっげースムーズだし寄り道してもなお余裕あるし、楽しいよ……。行動回数追加と作戦許可証、超サイコー。

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







VS明石家

徳川たぬきコンプリート





たぬきシリーズコンプを記念した徳川家集結イベントが、今更ながら冒頭枠で発生した。
各勢力集結ごとにちょくちょく起きる、『良薬アサクヒロク』が貰えるヤツ。冒頭枠を潰すので点数目的の高速攻略中はちょっと邪魔になることでお馴染み。
武田家早期攻略のためにかき集めた徳川家たぬきシリーズは全部で6匹。うち3匹が武士という前のめり思想。しょせん畜生、前線で殴る以外の戦法を知らぬのよ……。

天志教に出ていった脳味噌宗教な1匹を除く全タヌキを加入させたことになる。
今になると、たぬーだけで貴重な武将枠中の6枠が奪われるのは勿体ない気もするが……武田家攻略に尽力してくれた彼らを今更切り捨てるのも情がない。
今回は最後まで、たぬき共の面倒を見てやる! 討死しない限りは!










「天下は取れなかったけど、これはこれで幸せだぁ~」という家康のセリフが地味に好き。アットホームなグッドエンドって感じでええ話やん。
まぁ本来の徳川家、戦姫の家族の運命について深掘りしていくと、良い話もクソも無いんだけど……。

たぬきシリーズは家康のみキャラクリできたが、他のユニットはまだまだ好感度が足りていない。
前周(蘭RT)の時みたく、終盤に大満足ボーナスで搔き集めるかな~。
でもコイツら、初期からスキル持ちが多いんだよな。終了時得点付けられねぇじゃん。『迷宮戦上手』とか持ってくんなや!







ぬへ強襲










明石家相手の防衛戦で、「それ」は起きた。合戦が始まるより先に発生した敵襲。しかも相手は一人、“ぬへ”のみ。
混乱しつつも迎撃しようとする織田軍内を駆けまわり、偉そうな武将の首を片っ端から折りまくっているのは、先日風丸が封印を解いた生野だった。

何も知らない異人のランスは終始ポカンとしていたが、JAPAN国民は“ぬへ”の恐ろしさをよく知っている。
感情も薄く、痛みを感じても止まらない、戦闘用に作られた人口生命体……。しかし彼女たちは決して不死身というわけでもない。










結局生野はランスの元まで辿り着かずに命を落とした。ただし織田軍の損害は著しく、この度の合戦は織田敗戦に終わってしまう。
明石家にとっては念願の勝利。しかし生野の犠牲を、肝心の風丸だけは知らないまま。周囲の部下たちに情報を伏せられてしまった。
……家の為、勝利の為、そして風丸の気持ちを考えての行動だとわかってはいるけど、嫌な状況だ。でもそれだけ今の明石家と風丸が弱く、手段を選ぶ余裕など無いというだけなんだろう。







そして二人目










生野の死を知らぬままの風丸によって起動された第二の“ぬへ”。その名は縄取
生野とそっくりだな~と思ってたけど、よくよく見比べてみると髪型がちょっと違う。
生野のほうが髪に少しウェーブがかかっている。一方の縄取はシンプルなショートヘアで、綾●レイっぽいシルエット。







進展待機

探索値の使い時




















“ぬへ”出陣の間、戦の状況はしばらく停滞してしまう。
暇といえば暇なので、この間に各地のアイテムをかき集めておくことにした。
『塩辛蜻蛉斬り』『痛点欠く兜』『半金地蔵』『謎のムラサメ』をとりあえずゲット。
どれもこれも超優秀とまではいかないが、あるとちょっと嬉しいアイテムたちだ。適宜武将に装備させていこう。







五十六ルートのフラグ










そんな中、先日の約束通りついに五十六との関係も前に進んだ。
相ッ変わらずかわいいなぁ……!
愚直で不器用で健気で、大和撫子の一種として最高の域。戦国ランスのメインヒロイン勢については、個人的には平均して全員好きではあったけど、最近五十六の株が赤丸急上昇中。ランス10などの未来のことを想うと、なお沁みるのかもしれない。

ルート以外ではここまでで止まってしまうけど、今回はついに“この先”も見ることができる。
それが単純に嬉しくて楽しみでたまんねぇな。
シナリオがうろ覚えなのも、「読める楽しさ」が強まると思えばある意味オーケ。







私はたぶん三人目だと思うから





第三の“ぬへ”夕餉はパッツンショートヘア。ちょっと刈り上げているようにも見えるか?
風丸は彼女たちを幼子や動物のように可愛がっていて、父の遺した手紙にあった『彼女らに特別な感情は持つな』という言いつけを守れてはいない。
このあたり、やっぱり風丸はまだまだ子供で、思想も幼く不安定なんだろうな。

“ぬへ”の死を黙っている田中老一郎は、風丸の現状について「強くなろうとしてらっしゃるが…我慢してらっしゃる…」と部下たちに語っていた。
確かに今の風丸は、織田との交戦へのプレッシャーや選択の後悔など、色々な圧力や不安に押しつぶされそうなところを、無垢な“ぬへ”とのふれあいで心を保っているのかもしれない。
弱いが心優しい少年は、穏やかな環境で仲間に支えられながら時間をかけて成長していけば、いつかは周囲や民に愛される立派な男になれるかもしれない。
ただ現在、明石家にそんな余裕も時間もない……。















いつまでも隠せるものでも、目を背けていられるものでもない。
“ぬへ”の戦い方と運命を知り、黙っていた部下たちの想いを知り、風丸は再び自分を責め苛むようになってしまった。
不憫だなぁ。織田軍さえ襲ってこなければこんなことには……と言いたいところだが、どうせ毛利家にもゴリッゴリに攻め込まれている最中だしなぁ。
まぁ要するに、仕方ない。