FGOイベント サーヴァント・サマーキャンプ! プレイ日記05 幽霊マンションの男と女



殺生院リリィについては百歩譲って「ありえなくはない」と受け入れられた。
だが今回の例のキャラについては、「逆にありえないだろう」と考えていたこともあって、普通に超驚いてしまった。
やッ……やりやがった……!
ライター及びキャラデザ、やりやがったぞ……ッ!
夏で一番はっちゃけているのは作り手側だったのかもしれない。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





幽霊マンション調査

ガッツはフレーバー的には超強力






空の境界を思い出す幽霊マンション探索。
舞台以外の要素にも、矛盾螺旋的なパーツがチラホラ伺える気がする。
一昨年のサバフェスがHAオマージュだったように、今年のサバキャンは矛盾螺旋(らっきょ)のセルフオマージュだったりするのだろうか?
……と、このあたりはさすがにまだテキトーな連想。

怪しげなマンション内を虱潰しに探査すべく、シグルド組は更に二つのチームに分かれることになった。
片方は主人公や巴御前たち。そしてもう片方は、シグルドとブリュンヒルデの二人きりのチーム。
戦力的には二人だけでもそりゃ十分だろうけど……恋人同士の男女……夏の思い出……何も起きないはずはなく……。







ドギャーンッッ!!!









マンション侵入前のやりとりが、まさか伏線だったとはな……。
ついでに言えば水着ブリュンヒルデのマテリアルにも伏線は存在した。
フラグ立て過ぎ、回収丁寧杉。
シグルドなりの愛情故のガッツだってことはわかっているけど、血まみれで笑う眼鏡美男子ってフツーに絵面が怖ぇよ……。

隣のブリュンヒルデも血まみれでエグいビジュアルではあるのだけど、白い肌や水着が血の赤で汚れているのとか、シグルド生存の喜びに顔を赤らめて恍惚として見えるあたりとか……なんだかすっごくエロいです。
「恋人同士二人きりの乳繰り合い」予測は外れたが、イケないものを見てしまった感は変わりない気もする。
再臨に合わせて露出を増やすとかより、こういう方がよっぽどエロエロじゃな~い?





『執筆中の作家』

思ってたのとちょっと違う






北欧夫婦の騒動に壁ドンされたことで、ようやく居場所がわかったリリィの『保護者』殿。
隣の部屋に行ってみると、そこには予想された人物が居……違ーーーう!!!???

予想していた相手ではあるけど、なんか色々と、違う!!!!????





年齢逆転元主従






どこまで信頼して良いのかはわからないが……リリィはこの『執筆中の作家』について、“この地でたまたま出会った”以外の知識や記憶はないという。
一方の『執筆中の作家』の方も、本当か嘘かは不明だが土地召喚以前の記憶はないと言い、リリィに対しても“たまたま出会った被保護者”以上の感情を持っていないように見える。
大した執着も関心もないような態度で、通常時の『彼』が大人殺生院に対する時の雰囲気とも、また少し違う感じがした。

そしてもうひとつ重要なのが、主人公側の反応。
『執筆中の作家』について、主人公もマシュも既視感を覚えた様子はない。
リリィは特殊事例だとしても、こっちの彼に関しては、「あれっ?」的な反応さえないのは奇妙だ。確かに外見年齢は大きく違うけど、何かしらの違和感などを覚えてもおかしくはない場面だろう。
やはり今回の登場人物は、記憶や知識の一部分を無意識のうちに封じられているのか……?









立ち絵は「背中側」のみで、振り向かないのがライターなりのボーダーラインってことか……と思ってたらフツーに振り向いたからビックリした。
だ、出すんかい!
普通に顔出すんかい!?
いや……なんつーか……い、いいのか!!??
我慢しなくていいのか……!!??


……わりと今まで溜めに溜めて、我慢に我慢を重ねて、表立っては出さないように出さないようにと自重しまくっていたアンデルセン(&キアラ)関係の色々を、一気にぶちまけ始めたな……。
…………今回の黒幕、『“アンデルセンとキアラのかけあいはCCC以外では書かない”というマイルールに耐えきれなくなった制作者』なんじゃねぇか?
犯人はきのこ。





謎は増えるばかり

中立だけどやや味方寄り?




黒幕に目を付けられない程度と言いつつも、色々とアドバイスをくれた『執筆中の作家』
彼についての謎は多いが、現時点ではこれ以上のことはわからないだろう。主人公たちはこの特異点や土地のことをまだ何も知らないうえ、彼の真名のことさえ気付けていないのだから、交渉のしようもない。

リリィに原稿を頼まれている様子なのは、まさにCCCのラスボス誕生の経緯と重なって不気味だが……同じパターンを繰り返すとも思い難い、かな?
悪い方に引っ張られないでほしいと頼まれはしたが……えーと、正直自信はないっす。
むしろそのあたり、こっちからアナタにお願いしたいんですが……。





わかりやすい“異常”




とりあえず作家とは別れて、マシュやシグルドたちはクー・フーリンが発見を教えてくれた『家』へ、主人公や巴御前たちで引き続き『幽霊マンション』の調査を続けることになった。
……『家』の方は、エミヤが調べてくれるんじゃなかったっけ?
マシュも何か違和感を覚えている様子がしばしば見えるあたり、異常や違和感が表出しやすくなってきた感じがある。









マンション探索を続けていると、更にわかりやすい“異常”発生。
情報の一部が認識できない。たまに主人公の意識が不自然に断絶する。
何者かの干渉を受けているのか、それとも「今」と認識しているものが誤っているのか……。

古い中国語と日本語が混在する奇妙な日記とやらから、新たな情報をいくつか得た雰囲気でもあるのだが、それが正確な形では主人公及びプレイヤーには伝わってこない。
『マンション怪談』として襲ってきた清姫の件もあって、そのあたりの違和感や異常さも完全に誤魔化され切ってしまった。

うーん、わけがわからない。しかし興味深い。
一人称の小説やゲームならではの「読み手を信頼できない」現象にワクワクすっぞ。





謎のファイルたち






マンションイベントクリア後、【ファイルクエスト】なるものが解放されるようになった。
特に面白かったのがひとつめの『アルバイトの日記』
例のムービーや予告編といいコレといい、今回は特殊な形式での情報提示が多いなぁ。
ログで文章を再確認できないのは正直不便だが、演出自体はおどろおどろしくて面白い。

バイトの日記とやらは、いわゆる「かゆいうま」的な内容だったが、全てが終わった後には書いた本人が健康な状態で読み直したような様子でもあった。
要するによくわからん。でも面白かった。
じわじわ発狂していく日記って、やっぱり定番ですよね。