FGOイベント サーヴァント・サマーキャンプ! プレイ日記07 踊って歌って大決戦



昭和ネタはヘラヘラ笑って見ていたけど、イリヤのリアルガチな反応にはちょっとだけ胸が痛んだよ。
しかも選択肢によっては主人公すらキョトン反応を示すというトドメ付き。
マジか……最近の高校生(仮)って、ビデオテープを知らない可能性があるのか……?
伝説的Jホラーも今時の若者の前には理屈やシステムからして意味不明なのかもしれない。ダビングとか多分そもそも通じない。
そんなリアル、知りとうなかった。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





ビデオテープの怪

遊んで発見、ビデオデッキ




暇で手持無沙汰だからと、リアル小学生と同レベルで遊んでしまう虞美人パイセンがダメカワすぎる……。
虞美人の良さは前からわかっていたつもりだったけど、やはりこうやってガッツリと掘り下げられる機会を用意されると、新しい魅力をいくつもいくつも新発見できてしまうなぁ。
項羽や蘭陵王といった昔馴染みを相手にするだけではない、カルデアという新たな環境で新たな人間関係を意外と良い感じに構築していっている様が見ていて微笑ましい。
素や隙を見せてくれるのも、親しくなったからこそだろう。

虞美人幕間やバレンタインで少しずつ描かれてきた『今の虞美人』から、更に一歩前に進んだというか、距離が縮んだというか……。
この人、我々が想像していた以上にずっと普通に“サーヴァント”しつつ“先輩”もしてくれているんだなぁ。
現在の時間軸(第二部)にこの関係性が反映されることはないだろうけど、こういったイベント系時間軸の間だけでも、主人公・マシュ・虞美人が“ただの先輩後輩”している様を見られるのは純粋に嬉しい。







遊んでたお子様コンビが発見してくれたのは、探し求めていたビデオデッキ。
ただのエミヤと化したお兄さんが補強と接続してくれたおかげで、コテージで手に入れたビデオを再生する環境がようやく整った。
念願の状況に好奇心とワクワクが勝り、前のめりに再生開始しようとする一同だが……。
呪われてそうなビデオをヤバそうな家屋内で見ちゃうとかどう見てもアウトなんだなぁ。
エミヤん、世代だろ? 観たことあるだろ??





怪奇映像フルバージョン






再生開始。
最初に写されたのは、「プレイ日記01 静かな湖畔のコテージの影から」でも目にしたあの映像だ。
あの映像の立ち位置は未だ不明だったけど、時系列的には『ここで初めて見た』ものだったのか。
なるほどなーと思っていたら……あの時とは違い、映像には更に“続き”があった。











荒らされた『民家』、見知らぬシルエット、謎の演出の数々……。
他にも昆虫標本だったり「ㄘ」まみれだったり、ともかく不気味なモノが現れては消えていく。
Jホラーはハリウッド系より身近な分生々しく恐ろしいけど、身近だからこそ変にテンションが上がる感じもある。キタキターって不思議とワクワクしちゃう。

短いバージョンよりも更にホラー度(+元ネタリスペクト度)が上がっているな~。尺も意外とたっぷり。
とはいえ、元ネタのように最後に「これを見た者は云々」系の脅しがなかっただけマシ。そういうの、ツクリモノだとしても苦手な人はガチでトラウマっちゃうだろう。
『全年齢向かつホラーメインではないゲーム・FGO』のホラー風味シーンとして、ギリギリなラインの演出だったように思う。
……と言っても、このあたりの匙加減はプレイヤー次第なので、このレベルでも十分無理って人は中にも居るだろう。





Jホラーの霊障

頼れる先輩






「引きずられ」そうになった主人公を強引に助けてくれたのは、我らが虞美人先輩。
普通に格好いい虞美人パイセン……!
対ホラーだの超常現象だのには、マジでこの人は最強の存在かもしれない。
不死身&再生可能という体質自体がホラー相手には反則物ではあるのだけど、この人の場合はその性格とノリがそもそも頼もしい。
キツめの霊障はマジモードで蹴散らせるし、ショボめの怪奇現象は爆破オチで強引に終わらせられる、この対応力……!
パイセンさえ居てくれれば、ホラーもオバケも怖くない!





幽霊少女の撃退方法






ともかく全員で撤退開始するも、ビデオを見てしまった我々は簡単には解放されない。
幽霊はどこまでも、コテージまでも憑いてくる。
無限に出てくるタイプの幽霊少女たち相手の耐久戦を覚悟していたが……途中で『呪われし少女幽霊』としてまさかのキャラクターが出現。
た、確かにロングヘアーの日本人少女として、それっぽいビジュアルではあるが……!
らっきょ追加枠が彼女ではなく巫条霧絵だったなら、更にベストな配役を実現できたろうに……!!
コラボエネミーだったラプンツェルに立ち絵実装でも可。











【ハリウッド式B級ホラー殺人鬼】相手には、『犠牲者役になりえない少女を盾にする』ことで切り抜けたエミヤ組。
今回の【邦画ホラー霊障】への対抗方法は……『より強い感覚をぶつける』こと!
ウマいメシ! 楽しい音楽! ついでに踊りながら戦え!!
こんな愉快な状況で、呪えるもんなら呪ってみやがれ……!!





空気をぶち壊すのがキー




虞美人が捩じり切られたりもしたが、既に復活しているのでノーカンノーカン。
負けを認めた少女幽霊は、正気が戻ったのか「手駒にされていた」ことも自ら語った。
ファントムや清姫の時と状況は近いが、彼女はこれで出番終了になるようだ。
FGOにおける彼女はマジのゲスト枠っぽいので、まぁ仕方がない。こんな形でイベントシナリオにチラッと登場できただけでも意外だったし、ファン的にはちょっと嬉しくもあった。





「夢を拒絶する少女」?






『仮面』と『夢』についての警告を残し、少女幽霊は消えていった。
謎はまだまだ多く残っているものの、幽霊騒動はさしあたり解決し、夜も明けて危険は乗り越えた……と気を抜きかけていた一同。
だが、そこに……。







ついに登場、水着アビゲイル!
前回の午前中自由行動パートで(選択肢によっては)チラッと見かけたアビゲイルとは姿形は異なっている。
確かあっちは、もっと真っ当な水着姿だったはず。今回のは見た目からして真っ黒な悪い子モードという雰囲気で、言動も完全にそっち寄り。

アビゲイルはよくわからないことを言い、その場から消えてしまった。
仲間たちは彼女の言葉をそのまま「宣戦布告」と捉えていたようだが……うーん、どうだろう?
こっちはこっちで、キアラ(仮)とは別方向から主人公を助けようとしているような気もするなぁ。
今回の陣営、いくつあるんだ?
カルデア陣営・キアラ陣営(単体orアンデルセンとコンビ)・アビゲイル陣営(単体?)・黒幕陣営の四つくらい……?