イブニクル2 プレイ日記12 この地の病巣はどこにあるのか




マスカレードと出会った頃、おつかい感覚で“聖女のほこら”に行ったことがあった。
前作のように今作でも聖母の儀式を頻繁に再現していくのかな~と当時は思っていたが……その後は全然そういった話は出てこない。
また「ここぞ」という時に関わることになるのだろうか?

 





※イブニクル(1)とランスシリーズのネタバレを含む可能性があります







ブロンテ家の人々

怪しい父





シャロの家で彼女の父セドリックとも挨拶を交わす。
文官っぽいけど目付きも鋭く外見も重苦しく、プレイヤー目線では前章末でのシャロとの怪しげなやりとりの印象もあって、いきなりの対面にはドキッとしたが……侯爵なだけあって、物腰は丁寧。
少なくともレフトハンド辺境伯であるカノに対しては終始敬語で慇懃な対応だった。

ただ、まぁ……やっぱり胡散臭いよなぁ。味方側には見え辛い風貌。
今章のシャクトリ枠っぽい気もするが、ヒロインの肉親がシャクトリやヤナのような結末を迎えるのを積極的には見たいとは思えない。







腹黒い妹





エミーリアの腹黒さにはセドリックも噛んでいるのかと思いきや、そんな様子でもない。むしろセドリックさえも、エミーリアの演技に騙されている?
エミーリアの“素”を知るのはシャロだけなのだろうか。ならば足の真実については……?

今のところ、シャロを捨て駒のように扱うセドリックへの印象は正直かなり悪い。
だがエミーリアの方も、ここまで描かれた限りだとあまり良い印象は持ち辛い。
可愛い女の子が章ボスになる可能性は低そうだし、どちらかというとやはりセドリックの方が怪しい……と言いたいところだけど、そういえば前作にも女の子な章ボスは居たか。オフィーリア。
そしてよく考えたらヒロインの肉親も敵陣営にガッツリ居たわ。もうどうにでもな~れ。







“イエロー”を悩ませるもの

戦士ギルドの男コンビ










病気が流行っていると噂の“イエロー”に向かう途中、懐かしい顔と出会う。
一章で出会ったベイスケに、二章で出会ったヒート。
まさかこの二人がコンビを組んで、しかもこんな場所で再会することになるとは……!

特にベイスケは一章終盤で罪を犯すギリギリだったので、こうやって笑って話せる状況に戻ったというのは嬉しい。
だがそれはそれとして、コーラスさんのことも気になるんだけど……。
今回は一緒じゃないのか。チェッ。







領主の御姉様










ベイスケとヒートの護衛対象だという女性ペトリ・アジモフ
見た目はとても綺麗なお姉さんだ。前作のティオより更に年上かな~程度に考えていたが、どうやら外見以上に年を重ねているっぽい。美少女ゲームにありがちな美しすぎる若妻みたいなタイプ?

パトリオットの姉らしいが、あまり似ていない。……とも思ったけど、よく見比べたら髪の色も眼の色もそっくりだ。
キリッとしたパトリオットとぼんやりしたペトリ、雰囲気が違いすぎてわからなかったけど、パーツだけを見ていけばわりと似てた。















ポピンズとの騒動を収めた際は「良い人だな~」と素直に思ったけど、周囲の話を聞くとそんな簡単な問題でもないことに気付く。
博愛精神が強いのは素晴らしいしペトリ自身は悪意を持たない良い人なんだろうが、どこか天然というか鈍感というか、善意の強さゆえに視界が狭い印象だ。

セドリックと対立したりペトリと言い争っている様子、ついでに前回の悲惨な会議に出席していたことからマン・トラには正直良いイメージは無かったけど、実際に話してみると『超善人でも超有能でもないが、常識のある人物』だと思えた。
苦労人かつ常識人っぽい感じは嫌いじゃないな。顔も怖いし立ち絵も無いっぽいけど、なかなか良い人じゃん。
もっとも、我々に好意を抱かせたこれらの言動が演技じゃないとはまだ言い切れない。







ポピンズを治療せよ










ヤシマで衝突が起きていたりブロンテ家(セドリック)の暗躍が囁かれたり……。
色々と起きてはいるようだけど、まず医者としてやるべきことは病気の治療。
予定通りポピンズの病気を調べることになり、ペトリの紹介でポピンズのブラウニーと知り合った。
ポピンズサイズなので当然ちっこく、見た目はデフォルメイラストじみているが……ポピンズの中ではかなりカワイイ方なんじゃないか? 小さいけどπも立派。















……と、ここで久々に聖母の戒律の話になった。
更に、本作ではあまり触れられてこなかった『黒い指輪』の話題にもなる。
やはりこのあたり、設定はちょっとずつ前作とは異なるっぽいな~。前作は「物を生み出すことができなくなる」ことで、農作業や料理にさえ支障があったけど、本作では「様々なバッドステータスが罹る」らしい。更に「黒い指輪を持つ者と××すれば、やった相手にもバッドステータスは付く」とも。

ふむ……わかったような、わからないような。
とりあえず、『前作とは微妙に違う』程度の認識で今はいいか。
そのうち実例が現れたなら、もうちょい理解が深まるだろう。







イケそうな患者発見





メディカでの病気撲滅には××が欠かせない。
通常ポピンズでは出来そうにもないが、ポピンズハーフならイケる!

病人として紹介されたのは、ブラウニーの弟子ゼペット
外見ヨシ! 眼鏡ヨシ!
ポピンズはハーフでもローティーン程度にしか見えないイメージだが、ゼペットは15~16歳くらいに見える気もする!
もちろん外見だけの話!!

こんなにカワイイ娘を治療できるとか、想定外のラッキー。
病気撲滅の可能性も見えてきたぞ。