イブニクル2 プレイ日記27 廃棄迷宮に隠されていた真実




今回の記事には、イブニクル2における重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。

 





※イブニクル(1)とランスシリーズのネタバレを含む可能性があります







廃棄迷宮の封印

ユバ失脚










金髪ツンデレツインテールのパンツには世界を救う力がある。
ユバなどお呼びじゃないんだよ。帰れ帰れ!

……と、ユバの起こす混乱から街を救えたこと自体は良いのだけど、『封印を解いた』って何の話?
街を不用意に困らせるだけの小物かと思っていたが……ユバが起こした問題は、エスの件だけに留まらないのか?

安っぽい負け惜しみだけを口にして去っていったけど、いつか再び再会することもあるのかもしれない。
こんな立派な立ち絵や表情差分まで用意されているんだもんな……。
これっきりの出番なキャラクターとは思い難い。







『廃棄迷宮』とは





ユバが解いたかもしれない封印とは、“廃棄迷宮”のこと。
その入口に連なる区画、教会関係者しか解けない封印とやらが解かれていたらしい。

キノコックスはさておき、大陸にモンスターが溢れている原因はソコにあるっぽい。
調査探索は必須の場所っぽいが……まず気になるのは、この地の名称だ。










“廃棄迷宮”といえば、ランス6にも登場した地名だ。危険物を捨てる場所として、セルさんがカオスをポイしようとしたのがそこだった。「ランス6 プレイ日記096 魔剣カオスを取得」あたりで行った場所。
そして前作イブニクルにて、QDの私室にも似たような異次元ゴミ箱的存在があるようだった。こっちは「イブニクル プレイ日記35 御先祖様でも気にしない」で触れていた。
世界観の繋がりを考えると、前作のゴミ箱の巨大バージョンが本作における“廃棄迷宮”にあたると考えればいいのかな?







非人道的な過去





どこかの世界へ繋がると言われている廃棄迷宮。
内部は意外と広々としているが……話を聞くに、『異世界に繋がる』のは迷宮全体ではなく、この排水溝みたいな穴だけなのだろうか?
穴に対する封印に加えて、迷宮自体の封印という二重構造になっている……と考えればいいのかな。ユバが解いた(仮)のは、あくまでも一番外側の封印だけ?










ジェンスが教えてくれたのは、“廃棄迷宮”に関する基本情報だけではない。
聖母イブ正教が隠していたであろう、廃棄迷宮に関わる黒い過去及び、『イシュタム』についても打ち明けてくれた。
闘族時代から閉じ込められていた人々となると、ほぼ神話。何百、何千年レベル?
もはや一族が生き残り続けてきたというより『そういう地域に住む種族』として特殊な進化をしていてもおかしくない程度の年月が経ってはいるか。










閉ざされた世界で細々と生きていたであろう、『廃棄された民』。
その封印は最近になってユバに解かれたようだが、大昔にも一度だけ、聖騎士の時代に解除と再封印が行われたという。
うーん、キナ臭い感じになってきた……。
魔王の名前まで出てきたあたりも胡散臭さ満点。
前々からなんとなく怪しい気はしていたけど、やっぱり聖騎士ってイメージ通りの聖人ってわけではないのでは……?
同じく詳細不明だったアスクレイピオスは「結局良い人だった」で終わった分、聖騎士は逆パターンに転びそうな気がする。







イシュタムの真実

廃墟に残されていた情報





モンスター大量発生及びイシュタムの謎を解くため、“廃棄迷宮”を探索開始。
……してみると、意外と早くにヒントは転がりまくっていた。
もっとも、ジェンスから「住んでいた人がいたと思われる」と聞いていなければ、痕跡に気付くことも出来なかったかもしれない。

廃棄された民は、我々の予想通り自らを『イシュタム』と名付けていた。
不治の病の人間や黒き指輪に呪われたアウトローなどが放り込まれたという話だったが、加えて「外見の違い」を理由にホルスなどの異種族も廃棄されていたらしい。
胸糞で酷い話だが、結果的にはホルスの超文明が混ざったからこそ、廃棄された民は細々と生き延びることが出来たんだろうな。










イシュタムの廃墟で出てくる情報の嵐・嵐・嵐……!
予想できていた内容のものもあれば、想像していなかったような話も出てくる。
以前のピュロスの言葉だったり、ハーメルンの発言だったりについて、今になってようやく合点がいく。なるほどなーそういう意味だったかーと納得できる面もあれば、まだ理解しきれていないものもあるような気がする。

……けど、ざっくり言うと、情報量が多い!
一気に色々と浴びせかけすぎ!!
もうちょっとひとつひとつ、整理と理解の時間を与えてくれないか!?
このあたり、設定のネタバラしの時間として必要不可欠なのはわかるけど、多すぎ&範囲が広すぎて、なかなか把握が難しかった。










作中の説明や談話室でもフォローされているけど、このボリュームと密度の設定を「何を知らないプレイヤーがゼロから世界観を学ぶ」のは結構大変だ。
前作から連続で本作をプレイし、それなりに真面目に世界観と設定を把握しようと積極的に努めている私でさえ、たまによくわからなくなるし情報を自分なりに整理して理解し直す作業がほぼ必須になっている。それでもまだ勘違いとか憶え違いをしまくってそう。

「なんとなく理解」でも十分かもしれないが、それでもライトユーザー向けに『ざっくりあっさり設定を説明し直してくれる』辞書機能みたいなものがあるとより良かったかな、と感じた。
それを談話室が担当しているのだろうが……正直、談話室はテーマと無関係の雑談パートも長いからなぁ。家族の時間としてはその雑談こそが楽しいんだけど。







『廃棄迷宮の女』





難しいことは後で整理し直すとして……とりあえず重要っぽいのは、ここにきて新しい登場人物が出てきたっぽいこと。
「廃棄迷宮より現れた、瀕死の重傷を負って倒れていた女」。その女の思想は、おそらく今のピュロスの価値観の根底を作り出していた。
それだけでなく、その女と出会ってからエピデやハーメルンも変わり始めたと語られている。
……その「女」とは何者なんだ?
エピデでは無いようだし、エンデってこともないだろう。







元イシュタム構成員





調査が手詰まりになったため、「イシュタムに所属していた女の子」ことエンデに再接触
ちょっと心配していたけど、久々に会う彼女は想像以上に落ち着いていた。
イシュタムやエピデの名を出しても抵抗することなく、穏やかな様子で躊躇うことなく知っていることを打ち明けてくれる。
アレクたちとの会話や××をきっかけにスッキリした……とは言っていたけど、エピデについて「お姉様、いやエピデの部屋ね」なんて風に、名前すら呼び捨てになっているとは……。
だが、呼び捨てになったとは言っても強い憎悪や混乱の様子はなく淡々としていて、良い意味で『他人と割り切った』ような雰囲気。










しかも仮釈放で大監獄から解放!
“アカデミー”とやらの調査を続けるため、しばらくエンデに同行してもらえることになった。
戦闘に参加することはないだろうけど、これは嬉しい。
しかも調査後は主人公たちの実家にやってくる感じ?
嫁イベントに一歩前進ってことか!
ありがとうスパルタン! 気が利くイイ女、イイ妻だ! 愛してるぜ!!