FGOイベント 虚数大海戦イマジナリ・スクランブル プレイ日記10 『外宇宙の神』について




去年のセイバーウォーズで『サーヴァントユニヴァース』についてガッツリ学んだのに続き、今年は虚数イベントで『フォーリナー(と外宇宙の神)』についてガッツリ学ぶような時間になった。
基本的にはトンチキでブッ飛び時空なサヴァユニはともかく、1.5部などでもFGO本編に大きく関わってきた要素であるフォーリナー関連についての理解が深まるのはとても大事。貴重な時間だ! 嬉しい!!

……今回のイベントって、CCCコラボ並みに『本筋に関わってくる超重要な幕間』じゃないか?
一刻も早くメイン・インタールード入りすべきなんじゃね?

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







我らカルデア留守番組

夢か現か正夢か





オープニング、ノーチラスが虚数潜航を開始した直後から『これは夢だ』というトリスメギストスⅡからの分析結果を受けて、状況を持て余していたカルデア留守番組。
つまりどういうことやねん……となりつつ「いえーい、見てるー?」とかふざけたり考察したりしているダヴィンチちゃん&シオンの様子は、ノーチラス一行の冒険の合間にちょくちょく挟まれてきた。

ちなみに不在のホームズはフテ寝済。
夜間なので新所長やスタッフも休憩しているらしく、待機鯖もほぼ睡眠中らしい。
助っ人召喚された頼光さんは当初「シミュレーターで鍛錬しておりましたらこのような……」と言ってたけど、そのあたりの違いはダヴィンチちゃんの言うところの『夢の中で召喚』に当てはまるのだろうか?
そもそも、この夢の主が主人公だとして、なぜわざわざ彼女たちの会話を『観測』しているんだ?
うーん……難しいね。ま、なんとなく受け止めるか! ファジーにいこうぜ、ヘイヘイ。















そんな場面に、途中から登場人物追加。
フォーリナー案件に詳しそうなキャスター・ジル!
こんなにも“うってつけ”な人物もそう居ないだろう。現場に居ないのは残念……いや、むしろ安心と言った方がいいか。
居たら邪神合体でより滅茶苦茶なことになりそうな気しかしないぜ。クール! ヒューッ!!

ともかく、“今”のジルはカルデア側。人理側。
状況を把握しきっていないダヴィンチちゃんとシオンに、『起きているかもしれないこと』etcを解説してくれる役回りを担ってくれた。
こういうポジションをジルが担当するのは珍しい。普段のシナリオだといかにも敵っぽくなりがちなので、味方兼解説を担当するのは新鮮でイイね。







外宇宙の神について





踏み込みすぎないように……との注意の元、ジルからの『外宇宙の神』講座。
ダヴィンチちゃんがわかりやすくまとめてくれたので、メモしておこう。


【外宇宙の神の特徴】

1.とにかくデカくてキモくて強い。
2.我々の常識や物理・魔術法則から外れているため、基本的には没交渉。
3.彼らは地球の領有権や地球生命の発明者権を主張している。
4.彼らに地球を任せると、よく分からないけどグログロでデトデロなことになるらしい。
5.彼らのうちほとんどが“幽閉されている”。
6.彼らは基本的に自分勝手に動くが、同盟関係や対立関係もある。
7.彼らは形而上的・概念的な不滅の存在ではなく、異質ながら血肉を具えた“定命の者”である。



我々にとって注目したいのは、特に5~7あたり。
これらのポイントを意識しておけば、攻略法も見えてくる……かもしれない。















FGOにおける【外宇宙の神】について、ようやくまとまった情報が得られて一気にわかりやすくなってきたな~という印象。
「空想物語」「虚構の神話」「とある小説家」など、これがいわゆるクトゥルフ関連なのだと決して明言しきらないあたりに、『特別な線引き』のようなものが感じられる。
そのせいで、たとえばギリシャ神話だのアーサー王伝説だのに比べると取っつき辛く、更にサーヴァントユニヴァースだの異星の神だのヴェルバーだの宇宙系のアレソレも相まって、なんかスッゲーわかりにくい印象もあったけど……今回、柔らかすぎるくらいフニャフニャに噛み砕いて説明してもらったおかげで、ようやく腑に落ちた感じがする。

私個人は相変わらず小難しいことはわかんねぇし、宇宙もSFもナスバースも与えられるものを「おいしいな~」って喰うだけの人間なので『理解しきった』なんて口が裂けても言えないけど、理解しきれないなりに付き合い方がようやくわかったって感じだ。
『この旨い料理が何なのかは全然わからんけど、フォークを使って食べるってことはわかったぞ!』みたいな。
喰いやすくなったぞ! ヤッター! ウマーイッ!










もっとも、今回のジルの解説を丸っと信頼しきってしまうのも、それはそれで危険なのだろう。
親切にもダヴィンチちゃんから直接注意喚起アリ。
う~っす、気を付けま~す。







ゴッホを救う為に

変わらぬ友情と親愛










一方、ゴッホ救出作戦真っ最中な我々ノーチラス組。
どこかに居るであろうゴッホに必死に声(≒探査音)を投げかけながら、無事を信じて探し続けている仲間たちがここには居た。

前回からの今回で、間もほぼ空いてないんだけどサァ……改めて、熱すぎて感動しちゃうよね。
ゴッホの暗い言葉を打ち消すように、楊貴妃が「浅く、浅く! 高く、高く!」と呼びかけてくれるのが心強すぎて嬉しすぎるし、ゴッホ自身を苦しめる歪なその正体を知った上でも「勝手に尊敬しつづける」と言い切ってくれる刑部姫も良すぎ。
このあたりの台詞、全部ゴッホに聞かせたい。聞かせねば!







北斎の助言










そしてついに『ゴッホ』は発見された。
今の彼女の肉体は直径三キロメートルの球体と化している。
最終形態にして羽化直前、といったところか。
うーん、どう考えても邪神爆誕寸前の図。















球体の中心に引きこもってしまっているゴッホを救うには一手足りない。弱体無効礼装を着せられて豚箱謹慎状態だった北斎が、ここで再び表に立つ。
既に邪神の影響から抜け出せたとはいえ、ある程度の意識も記憶もあった身として、反省しきりで居心地悪そうでもあったお栄さんだが……彼女から出た『碁盤の目』なるヒントが、最後のピースとなった。
なるほど、碁盤の目! たぶんだいたいわかった!!

ところで、シュンとしてるお栄さんは可愛くない?
江戸っ子な気風の良さで「これほどの恥もねェだろう!?」と自分を責めるのも彼女らしいけど、逆に彼女らしくない反省と恥辱に満ちた「……(中略)…………はい…………」もスゲー良かった。キュンと来た。










役者は揃った。準備もできた!
気付いたゴッホが『こないで』と言ってるらしいが、そんなの知らね~~~!
バカ言ってないで首洗って待っとけ!