FGO第二部 Lostbelt No.5.5 プレイ日記07 人を喰わずに嗤う鬼



今回の登場人物はオリュンポス現地組と被っている! ……と思ってたけど、徐々に第一部第四章ロンドンとも被ってきた。
さすがにフランやアンデルセンたちは出てこなさそうだし、全部たまたまでしかなかったのかな?
はっ……! 碓井や卜部が召喚したキャスターがアンデルセンやシェイクスピアだったパターンとかありうるか? ……無いか?





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



マスターとサーヴァント

夢を追う人々






バベッジが消滅したことで、『鋼の怪』騒動は集結。
バベッジが生き残ってくれたなら、心強い味方になってくれただろうにと惜しくも思うが……彼は多くのものを遺してくれた。
彼との別れは悲しくもあったけど、その姿は最後まで心強くて爽やかで、今を生きる人々の背中を押したようでもある。香子さんだけでなく、金時もバベッジから多くの影響を受けたようだった。





文殊丸と友人






天覧武者はまだ多く残っている。その筆頭候補であり、最近様子がおかしいと言われていた源頼光の姿が、ここで初めて挟まった。
屋根の上で話をしている頼光さんと、謎の平安幼女。……一見、可愛らしいモブ幼女にしか見えない。だが彼女の口から出た「卵の殿方」なる単語に、ん?とならずにはいられないプレイヤー。

壁から落ちてしまう卵の殿方っつーと……やっぱり、あの話だよな?
となると、この幼女の正体はおそらく……。







頼光さんと平安幼女の関係は良好に見えるし、彼女たちから悪意やリンボ暗躍の気配は感じ取り辛い。
最近の頼光について、金時は『屋敷の奥に籠って、様子がおかしい』と語っていたが、少なくとも幼女と語り合っている今の頼光さんは、普段とそう変わらないように見える。
我々の話くらいは聞いてもらえそうな気もするけど……金時はなぜ、何をそんなにも危険視していたのだろう?





鬼の襲来

喰うか不殺か




さっそく『頼光編』が始まるのかと思いきや、視点が再び変わる。
出てきたのは大江山の鬼二匹。平安京の現地人(?)な茨木童子酒呑童子
酒呑は今回初登場だが、茨木は「プレイ日記01 黒点変化」のプロローグ以来の出番だ。物語的にも地続きらしく、「先だっての一条戻橋では」と綱との一件についても愚痴っていた。

ところで、ここで気になるのは『殺して喰わないのは禁ずる』という彼女たちの間の約束事。
必ず喰えという命令にも聞こえるけど、茨木童子は「喰らわぬのであれば、こ、こ、殺さぬ」と少し違う視点で受け止めていた。実際に酒呑童子が言いたいのはそういうことなんだろう。

ここだけ聞いた感じだと、まるで酒呑童子は無益な殺生を禁じているかのようだ。
鯖としてカルデアに所属した後ならまだしも、現地の現役ナマ鬼の思想にしては随分と独特というか……間違いなく、何か特別な理由があるのだろう。
うーん、酒呑童子と茨木童子の互いへの思想とか個人の考え方とか、整理し直したいな。
“鬼”というものがFGO(型月作品)においてはまず特別だし、酒呑童子と茨木童子に限っても彼女たちの出番や設定の種明かし系小ネタは色々なシナリオ・マテリアル・イベントetcに散りばめられているんだよなぁ……。







そんな鬼二人を京の結界の内部に引き入れたのは、現時点ではシルエットな【大江山の客人】
シルエットだけど、ほぼわかる。手に持ってるフラスコが目立つんだよ。

会話の様子と口振りからして、「我があるじ」は酒呑童子を指しているのだろう。鬼がマスターか……。ホムンクルスやキメラや死徒がマスターになった例もあるし、まぁありえなくはない話だ。
プレイ日記01 黒点変化」で綱と会話した時の茨木はマスターもサーヴァントも知らない様子だったけど、あの時は酒呑童子はまだマスターではなかったのかな?
それとも単に、茨木童子が最近まで知らなかっただけかな。





第六の天覧武者






大物の鬼が暴れていると聞いてやってきた主人公一行は、酒呑童子たちと遭遇した。
主人公にとってはカルデアでの馴染みだが、現地のナマ鬼である彼女たちは、もちろんそんな意識は持っていない。
そして酒呑童子が六番目のマスターだ、ということを主人公たちも知ることになった。

えーと……もう六番目?
数え直してみよう。一人目、金時。二人目、綱。三人目、碓井(敗北済)。四人目、卜部(敗北済)。五人目、紫式部。
……なるほど、酒呑童子で六人目だ。意外と早い気がするのは、碓井と卜部が事前に脱落していたのが大きいんだろう。彼らがどんなキャスター連れてたのが超気になる。

ほぼ確定な頼光さんを加えれば、これでもう七人集まったことになる。
天覧聖杯戦争の終結は意外と近かったりするのか……?









先程はシルエットだった【大江山の客人】も、早くもお披露目。
第六のキャスターの正体はパラケルススだった。知ってた。

早速戦闘に突入するものの、酒呑童子も事前に「ちぃとばかし遊んでこ」と言っていただけあって、本気でやりあう空気ではない。
先日のバベッジ戦のような背景変化演出もないし、まだ何戦か戦うことになりそうだ。
酒呑童子が宝具を使わないのは生前だからだろうか?
チャージの早いデバフもりもり全体宝具がポンポン飛んでこないのはありがたいが、『被攻撃に毒付与』特殊バフがなかなか厄介。積み重なってくると馬鹿にできないレベルになってくる。





鬼の狙い

遊ぶ鬼




翌日、この時代の『今』の酒呑童子たちについて教えてもらう。
とんでもなく強い鬼でありつつ、「人を喰わない」?
彼女たちが生きている以上、そりゃ時系列的には大江山決戦以前なんだろうけど、不思議な話でもある。
茨木童子に殺したら喰え云々言っていたことといい、一般的な酒呑童子のイメージとは違う感じだ。それは金時を意識しているのか、それとも茨木童子のためなのか……。

むしろ、『今以外』の行動の方が、酒呑童子にとっては不本意なんだろうか?
それとも、人喰いを避けていることさえ、彼女にとっては気まぐれな戯れの一種でしかないのか?





頼光と謎の少女






なぜ真っ直ぐ来ないのかはイマイチわからないが……酒呑童子たちの狙いは、おそらくは源頼光邸。
観念した金時と共に屋敷に近付くと、いきなり例の幼女が「おかえりなさい」と金時に声をかけてきた。
真昼間から表にヒョコヒョコ出てきて無警戒かつフレンドリーで、さしあたり英霊の反応も無い幼女。
……だが、どう見たって明らかに怪しい。









そして肝心の頼光さん。
こちらも我々とは初対面なので、最初こそガチガチに警戒されて視線だけで殺されそうなくらい空気が張り詰めていたけど、ひょんなことからユルユルといつもの“母”に戻っていく。
バーサーカーな英霊頼光さんに比べるとやや落ち着いているような気もするけど、母性溢れる世話焼きママな面は相変わらずのようだ。
うーん、やっぱり金時が「家出」して避けるほどの違和感は無いような気がするけどなぁ。

とりあえず、頼光さんともさしあたり好意的な関係を結べそうなのは何より。
予定よりもかなり遅れてしまったけど、現地協力者候補筆頭だった源頼光さんに、このまま協力してもらえるようになるのだろうか……?