FGO第二部 Lostbelt No.5.5 プレイ日記09 血華と共に散った命



プロローグあたりからずっと思ってたけどさぁ……メディアリリィの「綱さま」呼び、良いよな。
メディアの系列だな~とも感じる一方で、リリィらしいお淑やかで一歩後ろに下がる幼妻感も増しているように感じられる。気分だけの問題かもしれないが、そう感じるものは感じる。

綱とメディアリリィという主従コンビについて、最初に出会った頃は関係性とか繋がりとかまるで見えてこなかったけど、最終的には想像以上にしっくりと馴染んだ。
頼光&ナーサリーといい紫式部&バベッジといい、今回は魅力的な新コンビが多い!
呼び方燃え、という点でも「おじさま」「綱さま」は双璧。甲乙つけがたい。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



源氏会議

源氏武者のやり方






霊核に致命傷を受けながらも、なぜか持ち直して生き長らえた頼光さんのキャスター……ナーサリーライム
一夜が明けて、その姿は“ありす”姿から平安幼女スタイルに戻っていた。
その場の状況、頼光の嗜好に合わせた外見を選んでいるのだと思われるが……この見た目、頼光さんの幼女時代に似ていたりする可能性もあるのだろうか?
特に明言されたわけではないけど、だとしたらナーサリーライムらしいな~とも思う。









ナーサリーライムが生き残った今、頼光さんはマスター脱落したとまでは言い切れないかもしれない。
だがとりあえず今は、目の前の渡辺綱について。彼は相変わらず聖杯戦争に前向きで、天覧聖杯戦争を止めようとする主人公・金時に対して冷たい態度を取ることが多い。
……このあたり、さすがにそろそろ不思議にも思えてきた。都の守護のため、左大臣からの命令に励む源氏武者として天覧聖杯戦争に挑む姿勢は当然ではあるのだろうが、それにしても前のめり過ぎるというか聞き分けと情がなさすぎるというか……。

序盤に出会ってから何度もぶつかってきた綱とも、そろそろ決着をつけるべき時。
天覧聖杯戦争を止める方法として道長から指定されていた『源氏の総意』を得るためにも、源頼光さんの監督の元、源氏会議開催だ!





最強クラスの鬼殺し






明るく爽やかな真昼間の風景が一転。
死合演出が挟まるとなると、これが正真正銘の綱との決戦になるのだろう。
度々戦ってきた相手だが、幸い綱の宝具は貫通系ではない単体宝具なうえ、傍に控えるメディアリリィは回復鯖。
キャスターらしく綱に特殊なバフを張ってくる可能性は高いだろうが、前回のVS酒呑童子よりは戦いやすい気がする。

あと、状況的に頼光さんが見守っている『源氏会議』ってのがメンタル的に気楽。
もちろん生きるか死ぬかの瀬戸際に変わりはないけど、追い詰められているというよりはようやくここまで辿り着いたって気分のほうが大きい。
ここが踏ん張り時だ、頑張っぺ!







削れねぇ~~~~~~~!!!

け、削れなさ過ぎてビックリする~!!
まずはバフ役を消すのが優先だろうと綱以外から処理していった結果、綱が行動する度に積み重なるダメージカットがエグいことになった。
ダメージが一切入らないんスけど!?
運良くちょっと削れても、解除不可能な毎ターン回復でもりもりと元通りになってしまう。エンドレスバトルの予感ッ……!


しばらく粘ってみたが、駄目だこりゃと感じたので一時撤退。
こればかりは『霊脈石』を使ったところでどうにもならなさそうだ。素直に面子や礼装を組みなおそう。
必要なのは防御無視、もしくはバフ剥がしと見た!







ほぼ同じ戦法で、メインアタッカーに宝具で防御を剥がせるケイローンを採用。
やっぱりそれなりにターンは喰ったが、安定して倒し切ることができた。やったぜ!


……この時は気付かなかったけど、どうやらメディアリリィや竜牙兵は生かしたまま綱から倒すのが一般的な解法だったらしい。
リベンジでも普通にガチガチ綱との決戦に挑んでしまった……。
勝ったからまぁいいじゃん。





聖杯にかける望み

護るべき貴人




戦いを終え、綱は確かに片膝を突いた。ただし戦闘不能になったわけではなく、その気さえあれば死ぬまで暴れ抗い続けることもできるだろう。
悩みながらも簡単には引き下がりそうにない綱には、何らかの“理由”がある。

職業武者としての生真面目さだけでは説明が付かない……とは前々から思っていたが、この場面で「すべて、知ったことではない」なるモノローグが出てきた驚いた。
えっ、知ったことなかったの!?
おいおい……綱が最後の頼みの綱(笑)だったのに、これじゃあ天覧武者全員が平安守護にやる気ゼロってことじゃん。道長かわいそ。ウケる。









「護るべき貴人」についてのメディアリリィとのやりとり。
そこから、渡辺綱の過去語りが始まった。
天覧聖杯戦争も、リンボもサーヴァントも無関係な、彼個人の過去の傷について。


……聖杯戦争に積極的だったのも、弟分や仲間に対して非情に見えるほど冷静な態度を取り続けていたのも、これが理由か。
『叶えたい願いがある』ってのは、聖杯戦争の華だよなぁ。ほぼ勝者にはなれずに終わるんだけど、強い願いを持って戦いに挑むキャラクターって、どうしても人間臭くて魅力的に感じてしまう。
今までよくわからなかった渡辺綱という人物に対しても、ググッと好感を抱くようになった。内面がようやく明らかになったから、というのも無論大きい。









しかし、綱の過去についての情報は断片的な部分が多く、中身をすべて語られたとは言い難い。
パーツを組み合わせれば、なんとなく事情を察せられないでもないが……今回のシナリオで語られることはあるのだろうか? 匂わせるだけで詳細は語らずじまい、のパターンか?

茨木童子の再登場もまだあるように思うし、近いうちにもうちょっと掘り下げられたら嬉しいなぁと一応期待。
そういえば茨木童子は「プレイ日記01 黒点変化」の時、「他の何をも重ねることは許さぬ」とも言っていた。綱の過去と彼女自身の過去の繋がりについて、茨木童子本人はどこまで知っているのだろう?





源氏の総意




渡辺綱とメディアリリィの結末が、ひとまず悲しいものに終わらなかったのが嬉しい。
目が醒めたと語る綱は、これからの我々にとって強力な味方の一人となるだろう。もちろんサーヴァント・メディアリリィも共にだ。
今章の第一現地人と念願の仲直り!
根は良い奴だってわかってたし、こういう形に収まって安心した。
己の願いを潔く捨てつつ、「短い夢ではあったが、そう悪いものでもなかったぞ」と語るのも格好よくて好印象。一度切り替えれば早いけど、情に厚い男でもあるんだろうなと改めて感じさせる。







源氏会議もこれにて終了!
念願だった『源氏の総意』を正攻法で手に入れた。
これで道長に改めて中止を願い出ることができるぞ!
天覧聖杯戦争はこれにて終了でございます!

えーと今……まだ第八節?
聖杯戦争が完全終了するには、さすがにペースが早すぎるか。
きっとリンボがまだ何か仕掛けてくるんだろうな~。
面倒くせぇ~~~~!!