FGOイベント いざ鎌倉にさよならを プレイ日記01 事件は僕っ娘と共に




FGO年明け一発目は鎌倉イベント!
久々の配布鯖もあるとのことで、新年早々縁起がいいや。
物語の中心となる人物は牛若丸……いや、平景清
昨年末に実装された第二部5.5章平安京にて一足先にお披露目されたサーヴァントだったが、今回の物語こそがメインの舞台として用意されていたのだろうか。
それとも今回の物語自体が、平安京編の“補足”的な内容になるのか……?

何にせよ、念願の「鎌倉」。イベントタイトルがガッツリと「鎌倉」だ。
鯖として兄上実装は無さそうな雰囲気だが、牛若丸(源義経)周辺の詳細が今まで以上に明かされ掘り下げられるかもしれないと思うとワックワク。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







師匠と教え子、人それぞれ

忍び寄る女教師










シナリオ開始直後、まず登場したのはフェルグス&カエサルという珍しいセイバーコンビ。
それぞれある種の“良い男”ではあるものの、育ちも出身地も違って共通点もさほどない二人だが……話してみると、意外と噛み合っている。
どちらもコミュニケーション能力に問題はないし、特にカエサルに至ってはどんな相手でも丸め込む弁舌の巧さが最大の武器ともいえるので、関係が良好なのは想定内。
ただ、ノリがどこか男子学生じみているというか、女の話題でキャッキャッしているのが彼ららしくありつつ子供っぽくもあり、見ていて愉快だった。
魂に刻まれたトラウマをも乗り越えて「アリ寄りのアリだ!」と吠えたフェルグスの姿には痺れたね。さすがアルスターに聞こえし勇士ッ!!















そんな男たちの元に忍び寄り、話しかけてきた謎の人物。
カルデア内に侵入者出現というわかりやすい異常事態だが、なぜこの人物は図書館内に現れたのだろう?
気配を隠しながらもわざわざ声を発し、カエサルたちに直接接触してきたのにも何か意味や理由がありそうだ。

そして……「僕」! 一人称! いわゆる【僕っ娘】……!!
さすがカエサルさま、当世のスラングにも詳しくていらっしゃる!!

そういえば、サバフェスでの同人誌礼装『ままのみみ』完成イベントで複●について語っていたのも、カエサルとフェルグスだったっけ……?
新鮮なコンビかと思ったが、あの頃からの仲だったか。やや特殊な性癖にも理解を示す懐深き男たち。業も深い。










謎多き【僕っ娘】だが、その正体や目的は既にイベントアナウンスの時点でバラされている。
ここで改めて振り返っておきたいのが、直近のメインシナリオ5.5章平安京内にて、景清(義経)の回想シーンにて語られていた「師匠」のこと。

『天晴れ、天晴れ!』
『人の身でよう鍛え抜いたものぞ、遮那王
『だがな。僕の六韜三略を盗み見たことは許さぬ』


……という台詞を投げかけられたことを、平安京での歳刑神平景清は思い返していた。
確かにあの時から「僕」ではあった……! 師匠と呼ばれる大人物にしては一人称も口調もライトな感じではあったので、イベントや幕間等で登場するだけのキャラクター設定は固まっていそうだなとは思っていたが……!!
僕っ娘の女の子だなんて!!!

まぁガチ女の子というより可変式の不思議性別なんだろうが、“僕っ娘師匠の可能性”についてもう少し想定・覚悟しておくべきだった。うっかり聞き流してしまったことを恥じる。
読みが甘かったと言わざるを得ない……! 悔しいっ!!







そこで言ってやったのさ、HAHAHA










その頃、源平合戦冗句で賑わう管制室。
なぜこんな場所で歓談しているのかはやや謎だが、管制室に居がちなダヴィンチちゃんetcの姿は今はない。

弁慶はさておき、イアソンや紫式部が牛若丸と語っている様はちょっと珍しい光景だ。カルデア鯖も人数がメチャクチャ増えてきたので、見慣れない絡みの方がむしろ多い。“いつものメンバー”に偏らず色々なキャラと交流しているのは良いことだ。
スカサハについては……先程のフェルグスたちの会話からの、『師匠』繋がりでの出番?
スパルタ教師なスカサハは脳筋前のめりバーサーカー系の日本武士と相性よさげ。







生前のやらかし

師匠襲来










そして事件発生。侵入者は地下図書館を突破し、まっしぐらに管制室へと向かってきている。
フェルグスとカエサルがどうなってしまったのか、主人公たち目線では現在不明だが……先程まではわりとにこやかに話していた彼らが即交戦・即敗北したとも思い難い。
あえて見逃したパターンだろうか?
口説くのに夢中で隙を突かれただけって可能性もあるが……。















謎の侵入者にしては、あまり敵意も悪意も感じない人物。
彼女は早々に名乗りを上げ、自身の素性を明かした。
法師陰陽師にして兵法者、天下万世の師と名高き知恵者……鬼一法眼ッッ!!

ざっくり言うと牛若丸の昔の師匠。
水着牛若が「師匠の扇をパチッてきた」みたいなことを言ってたけど、その相手もこの人?















笑いながらブチ切れるタイプの鬼一法眼サン。牛若丸の対応にカッとなった勢いで戦闘に突入したが、さすがに開幕本気モードではない様子だった。
怒り方も湿っぽくなくて明るい印象だし、そんなに悪い(怖い)人ではなさそうかな~って気もする。
神様の系列にしては親しみやすいというか……口に出したら怒られそうでもあるけど。

そしてここで、見慣れない天狗エネミーが初登場。
鴉天狗か! 鬼一法眼の「神に近きモノ」成分は、やっぱり鞍馬天狗関連?
でも鬼一法眼には神性が無かったような……。ま、無くてもいいのか?







全員「なるほど」










戦闘終了後、ちょっと冷静さを取り戻した鬼一法眼のセリフから、その場にいた人々は牛若丸に注目。
視線と追及から逃れるように、牛若丸は落ち着きがなくなった。さすがに「主殿」相手に即嘘をついたり誤魔化して逃げるような真似はしなくとも、後ろめたさ故にかなかなか口を割らない。

ただ、鬼一法眼と牛若丸の間にある“トラブル”については、現代にも伝わる各作品でも描かれている周知の事実でもある。
知らなかった様子の主人公etcにマシュが説明しようとしたが、途中で弁慶に交代。牛若丸の過去のやらかしが全員に知れ渡ってしまった。オーノー。
しかも娘さんまで誑かしたらしいっすよ? キャー遮那王サマノエッチー!!















カルデア襲撃は大問題とはいえ、鬼一法眼がやってきた理由自体は真っ当なものだった。
話を聞いた全員が納得してしまい、受け入れモードになってしまう。
イアソンや弁慶はまだしも、優しくて良い子なマシュや紫式部さえ(ならしゃーないわ……)って目で見ててワロタ。
残念……! 仲間はいませんッ……!















だがこの程度の逆境に凹む牛若ではないッ!
切り抜けるためならどんな力業をも捻じ込むッ!!
強引にでも押し切ってみせるッッ!!

そういうとこ、ある意味では潔いよネ。
状況的には潔いどころか真逆だけど。















ワンチャン狙ったけど駄目だった的な「とほほ」はキュートだったが、火に油を注ぐ態度でもある。
そりゃ鬼一法眼サンも怒るよ……。

これが最後の一押しとなり、事件が起きる。
ついでに言えば、牛若丸の『言い逃れ方』が、今後の展開に繋がってしまったようでもある。
うーん……これは……大体牛若丸が悪いかもしれません!
でもそういう強かなところも牛若丸の魅力だよ、byダダ甘マスター。