戦国ランス プレイ日記156(完) 昔も今もずっと神ゲー




戦国ランスプレイ日記、最終回!

謙信ルートクリア後は『猿殺し』に挑戦するというパターンも考えていたけど、今回の日記はひとまずここで完結させようと思う。
やりたいことは大体やりきった! 満足だ!
またちょっと忘れた頃、“戦国ランスやりたい欲求”が抑えきれなくなった頃に再び遊ぼう。

 



今回はプレイ日記全体を締めくくる最終回だ。
ルートごとの最終回&感想は以下。

正史>>「プレイ日記038(正史・完) 兄妹と未来
蘭>>「プレイ日記078(蘭・完) 愛の力
五十六>>「プレイ日記122(五十六・完) あったかもしれない未来
謙信>>「プレイ日記155(謙信・完) 自由に吹く風




※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







おわりのおわり





戦国ランスプレイ日記、これにて一旦完結だ。
ランス6のプレイ日記と同じく、ゆっくりペースで書いてきた感想シリーズだったけど、結果的には回数だけならランス6よりも多い。
ランス6は全147回だったのに対し、戦国ランスは全156回で完走となった。










本作をリプレイすることになったのは、最新作でありシリーズ最終作だったランス10の輝きと力強さに改めて惚れ込んだのがきっかけだった。
同じくプレイし直したランス6に比べると、戦国は気軽に触れやすい・遊び直しやすいシリーズでもある。あくまでも比べたら、の話だが。
ボリュームはたっぷりあるけどプレイの度にキャラやイベントの取捨選択が必要になってくるし、結果としてひとつのルートを遊び直すだけならさほど時間はかからない。

振り返れば、ランス10より数年前……どれほど前だったかは憶えていないけど、正史ルートや猿殺しをプレイし直した記憶がある。
理由は『ランス10発売も近そうだし、正史の内容を復習するぜ!』だったかな。
なので、正史を遊んだ後に満足しきれずに猿殺しを続けて遊んだだけでその際は終わり、各ヒロインルートまでは復習できていなかった。
結果、まぁまぁシナリオは忘れまくっていた。比較的最近に遊び直したはずの正史ルートのことさえ、ちょこちょこ記憶が怪しい部分もあった。










そんなわけで、正史以外は超久々。正史さえも数年ぶりに戦国ランスを楽しんだわけだが……言うまでもなく、超~~面白かった。
今更私が言うまでもないけど、このゲーム、マジで凄いわ。そして今更なんだけど、『ヒロインルートを楽しむ』だけでこのゲームを終わらせるのはむしろ勿体ない。
このゲームには正史・蘭・五十六・謙信+αと色々なルートが存在するけど、そのルートシナリオを単純になぞる以外の“楽しさ”も山ほど用意されている。
たとえば、バランスの秀逸な地域制圧ゲームとしての楽しさ。強敵を仲間にできるワクワク。魅力的な女性キャラとの触れ合い。意外と楽しい男性キャラとの交流。ひとつひとつの勢力個別の物語。好きなユニットを贔屓して育てる気持ちよさ。その他、色々。
プレイする度、ゲームの知識が深まる毎に、それこそユーザーの嗜好によって遊び方はどこまでも変化していき、楽しさは延々と続く。
こんな麻薬的なゲーム、そうそう無くないか?
凄すぎてコエーよ。ゲームとしての出来が良すぎる。










遊びまくった今だからこそ「超楽しかった!」って全力で叫べるしクオリティの高さに恐怖すら感じるが……本作に弱点がないわけでもない。
ゲームシステムやシナリオへの趣味嗜好は人によるのでさておき、難易度はなかなか高いとも正直感じる。初見だとわけがわからなすぎてどうしようもなくなるよな~とは今でも思う。
歴史シミュレーション(地域制圧型)としてはシンプルでとっつきやすいシステムではあるのだが、たとえばRPGとかギャルゲーばっかりやってるようなライトゲーマーにはこれでも十分敷居が高い。昔の実体験。

ただ、一度理解し始めると早いし、わかればわかるほどスルメ的に面白くなってハマっていって、転がり落ちていくわけだが……。
その最初の山を乗り越えるのだけは、やっぱり大変なんだろう。
でも乗り越えた甲斐のある楽しさと質が存在するのだけは間違いない。

ランス6感想でも同じようなことを語ったけど、改めて……いや、ランス6の時以上に大声で叫ぶべきだろう。
凌×や暗い展開に一定の耐性がある成人は、やるべきだ!!
『絶対にやるべきゲームR18』がこの世に存在するのなら、それは、これだ!!!










謙信ルートクリア後は、最後に『猿殺し』を楽しんでプレイ日記終了にしようとも思っていた。……が、今までの日記内で、やりたいことも語りたいこともほぼやりきってしまった。
このまま続けて『猿殺し』突入しても新鮮味がないように思うので、しばらく戦国ランスに対しては休憩・冷却期間を置きたいと思う。

また改めてやりたくなった際に、「戦国ランス感想 延長戦」という形で再スタートしよう。
魔王ルートに挑戦した時のように、何らかのテーマや縛りを設けた遊び方をするのも楽しいだろう。
あと、自分なりのユニットの使い心地まとめとか、今更感溢れる『マジで初見用のハウツー』記事とかも作ってみたいな。










戦国ランスは2006年に発売されたゲームだ。
ランス6の翌々年発売の、これもまた古いゲームのはずだが……個人的には全然そんな感じがしない。
ランス6ではさすがに感じた“昔っぽさ”を、戦国ランスではほぼ感じないんだよな……。贔屓目か……?

自分自身ではもはや正常な判断できなくなっているっぽいが、ともかく私の中では今でも前線を走り抜けることが可能な定番ゲームのひとつになってしまっている。
きっとまた数年後に、「久々に遊ぶか」と本作に触れるのだろう。そして眠れない夜がまた始まるんだろうなぁ。