FGOイベント 愛の伝道師アムールちゃんのサン・バレンティーノ! プレイ日記05 多種多様な愛のカタチ




今回でメインシナリオパートのプレイ日記は完結。
終盤の展開はなかなか感想が書き辛い……というより、書く必要のないモノだったのでさっくりと終わらせてもらう。
考えるな! 感じろ!!

改めて振り返っても「なんかよくわかんねぇけど凄かったし無茶苦茶だったな……」としか言いようがない。
間違いなくカオスだったが、面白かったし見所もたくさんあった。
今日の注目ポイントは、とある場面でのカレンの表情。ゴッドといいノーマルといい例のアレといい、カレンの表情差分の数々は細かな違いまで全部が素晴らしい。

 





※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







無償の愛を体現した者

愛と心の物語










ゴッドカレンタイムはわりとあっさり終了。
ここで、以前カーマが触れていた『疑似サーヴァントとしての矛盾』について、子ギルから再指摘されたことで掘り下げられていく。
心を持たない神と、愛の信徒である依り代……。ある意味では噛み合っているのだろうが、やっぱり依り代の選別がややミスっているような気もする……。ギリシャの神々ってほんとバカ。

そして問題はここからだ。
愛の神を超え、ゴッドを超える。
フルパワーを超えるフルパワーがカレンに集まっていった結果……!















もうどうにでもな~れ







帰ろう みんなで










紫(ピンク?)肌差分だと!?
こ……これは読めなかった……ッッ!!

かつての水着BBも通っていった肌色差分、あの時は色黒・美白の二択だった。
だがあんなものは数年前!
今時、最新、令和の肌色差分ともなれば、これくらいやって当然ッ!

ついでにカレンのメンタルもそうそう見ない領域に至ってしまっている気がする。
元気で健康で楽しそうで……よかったね……!















「オチた」なと、思った。
さすがにもうクライマックス、決着だろう。
ここまでで十分やりたい放題やり尽くした。
ゴッドを通り越して新形態なデビルまで披露してしまって、これ以上のネタはもう残っていないと思った。

だが……ここで脳裏に過る、例の宝具特殊演出。
まさか。まさか……!?















おいきのこ!
おい!!
おい!!!










そ~んなワケで、今年のバレンタインもハチャメチャに終わったのだった。
まったく、毎年毎年勘弁してくれよな!
俺はただ平穏な日常を送りたいだけだっつーの!







おわり





これにてバレンタイン2021メインシナリオ感想、完結だ。
今回のシナリオは後半にかけて右肩上がりで“仕上がっていく”感じだった。
カレンというキャラクターの複雑さ、作り手の思い入れをガッツリと味わわされたぜ……。結果、かなりカオスな味付けになってはいたので、趣味が別れそうではあるが!

この女カレン、初対面の相手への気遣いというものが全く出来ぬ。ついでに言うと初対面じゃない相手への気遣いも出来ぬ。
派生作品の要素をちょっとずつ取り入れるとかメタなフリーダムが過ぎるぞ。










正直に言えば、今回のシナリオの最初のうちの数節はわりと「浅い」印象でもあった。
浅く広く楽しく、みたいな感じに当たり障りなくカレン及びアムールというキャラを掘り下げるのが今回の姿勢なんだなぁと思えて、仕方ないと納得しつつもちょっと寂しい……みたいな気分を味わっていた。

それがメディア登場あたりから少しずつ深みを増してきて、最終的にゴッドからのデビルに至った時には「やりたい放題かよ(笑)」と草生えて、そこからの専用グラ付きベイビィ降臨には「あ……あ……ああ……(畏)」と言葉を失うしかなかった。
ここまでされたら、もう何も言えねぇじゃん?

終盤にかけては台詞のひとつひとつもキレキレで、更には『今回は言及なしで(※マイルーム)』と言ってた例の件についてもガッツリ触れてきて、やっぱりきのこはカレンがだいすきなんだなぁとぼくはおもいました。
愛が重い。










最終的な味付けはかなりムチャクチャでフリーダムだったので、人によってはポカンとされっぱなしで終わったような気もするが……こういうバレンタインも、たまにはね! いいんじゃないかな!
ちなみに私はポカン半分、感動半分というカオスな気分に陥った。

何にせよ、聖杯をガチャポンケースから出されちゃった時点で降参するしかないっす。
はいはい俺の負け!










今年のバレンタインは色々な意味で決して「親切ではない」シナリオ&キャラクターだった。
でも作り手側もわかったうえ、狙ったうえでの位置に着弾してるっぽいので、やっぱ何も言えねぇわ。
更に言うと、カレン(アムール)というキャラクターにはまだまだ隠し玉が残されているようにも、個人的には予測しているのだけど……。
父親関連でストレートに絡むってのは逆に無さそうな気もするが、ともかく今後がまだまだ楽しみなキャラクターがまた一人増えてしまった。
再来年あたりにちゃっかり水着枠を勝ち取ったりしそうで今から震える。石を……石を貯めるのです。

では最後に、『鯖とのチョコイベント』についても語っておこう。
次回、最終回兼「このバレンタインがよかった2021」!