FGOイベント 愛の伝道師アムールちゃんのサン・バレンティーノ! プレイ日記06(完) このバレンタインがよかった2021




今年も去年と同じく、私自身の『このバレンタインがよかった2021』を勝手に発表していこうと思う。
順位付けはなく、今回はマテリアルに登録されている順(多分)で並べていく。
良かったキャラを片っ端から書いていくとキリがないので、【新実装部門】【実装済部門】それぞれ数人選抜という形になった。また来年も(多分)書こう!

あ、ちなみに私は対鯖では、女鯖なら男主人公&男鯖なら女主人公でシナリオを読んでいる。
同性同士とはイベント内容が若干違ったりもすると思うので、ご注意を。

 




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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています







この新サーヴァントが良かった賞

 

水着キアラ


始まってすぐにわかっちゃったね。このイベントはホラー。
キアラさんってば楽しそ~! アハハ!
ある意味では予想通りというか、期待したものがそのまま返ってきた気分でもあった。水着BBといい水着キアラといい、CCC関連の女は水着になると悪質さに拍車がかかるよなぁ(※誉め言葉)。
むしろバッドの方が真骨頂というか、文章も中の人の演技もノリにノリまくっている。尺もバッドルートの方が明らかに長いじゃねぇか。いい加減にしろ!

夏のイベントで垣間見せた“可愛げ”はほぼOFFになっているが、『絆5になった後の最終再臨台詞』がアレだと思うと、こっちの方が殺生院キアラの本性なんだろう。
水着や人魚にキャッキャしていた幼女(幼女ではない)は、真夏の太陽が作り出した蜃気楼だったんだろうネ。完。

まぁ可愛さ成分は通常なアルターエゴ・キアラの方で補完してくれってことかもしれない。あっちは予想外なくらい普通に可愛いキアラが見られる。
むしろ通常verが真っ当すぎた分、変化球を狙ってホラーバッド系になってしまった……って、本当に水着BBと同じじゃん。ムーンキャンサーって怖~。近寄らんとこ。







カイニス


実質新所長バレンタインイベントじゃねぇか(実質新所長バレンタインイベントじゃねぇか)。
こ、こんなのズルくない!?

いやしかし、カイニスのポジションがあくまでも『御礼を渡す側』でしかなかったのは素晴らしい。カイニスの解釈として完璧な設計だと思う。
もちろん“あっちの”カイニスも見たかったしチョコが欲しくなんかないと言えば嘘にはなるが、今のカイニスにとってはこの選択肢以外ありえないのだろう。あまりに繊細かつ複雑な問題なので仕方がない。
……いつか水着とかで“あっち”寄りになってくれるのなら、それはそれで大歓迎だぞ!
でも無いからこそ尊いんだろって言われたら否定できねぇ。

バレンタインなどという女々しく華やかなイベントにあっても、終始ちょっと不機嫌寄りで甘さも優しさも少ないカイニスの姿はいかにも彼らしかった。
それでも彼にしてはかなり穏やかな対応でもあり、以前に比べれば心を許してくれているんだなというのも伝わってくる。
今の「マスター」な主人公だけでなく、新所長やマシュのことも仲間として認めていることがわかって嬉しかったな。







ネモ


全部乗せとか豪華すぎない!? 最高かよ!!
しかも一人一人の尺もそれなりに確保されているし、各々ちょっとずつ意外な反応だったり珍しい表情だったりも見せてくれて、ともかく超お得。
こんなの、本当に一人分のイベントでいいんですか? 男の子も女の子も性別不詳も味わえるとかコスパ良すぎィ!
愛の数が多いのに雑でもなくて、ネモシリーズからの親愛と信頼がメチャクチャ感じられる本当に良い内容だった。ハーレムじゃんグヘヘ。

フルボイスならでは、中の人の見事な演じ分けっぷりが長尺で味わえたのもサイコーだった。
どのネモも好きだけど、ボイス付きマリーンの「ちゅっちゅ」はヤバかったな。ムニエルじゃなくても致死級。







このサーヴァントシナリオはやっぱり良いよね賞

 

鈴鹿御前


FGOにおける鈴鹿はぐだの性別関係なく『女友達』ムーブ&距離感を保ってくるのが、これがまた凄く良い。
IF時空として恋愛的にデレる娘もそりゃ言うまでもなく可愛いけど、あくまでも友達な立ち位置のままで時に優しく、時に馴れ馴れしく接してくれるギャル(実は真面目)とかさぁ……こんなのサイコーじゃん?
決して恋愛関係にはならないからこその気安さとか隙とか、あえて同じ目線に立ってくれている感じとか、絶妙なんだよな。

鈴鹿のバレンタインイベントは、彼女とぐだの“いつも通り”な関係性がわかりつつ、ちゃんと鈴鹿なりに主人公のことを凄く気に入って&気遣ってくれているのが伝わってくる。
からかい姿勢な肉食JK言動の合間合間に、素の優しさとか頭のよさとかがしっかりガッツリ見えてくるのが素晴らしい。緩急の具合が完璧すぎない?
ちょい意地悪気味にイジってきてもフォローまで完璧に用意されている。こんな優しいギャルに恋するなって方が無理。







シャルロット・コルデー


鈴鹿が最高の女友達なら、コルデーは最高級の恋する乙女。最強の片思い。
ただただシンプルで、純粋で、どこか格好が付かなくて……全部ひっくるめて美しすぎる。コルデーの想いが眩しすぎて視力が下がった。
アトランティスで受けた生傷を想うとなおさら「ヒィ……ヒィ……」と呻き声を漏らすことしか出来なくなってしまう。
この女、アトランティスのみならずカルデアですら傷を刻み足そうとしやがる……!
いちいち殺伐しすぎてるんだよ! 殺意と気持ちが重いんだよ!!

わかりやすく主人公&ヒロインがイチャイチャラブラブする描写ではなく、『ここに至るまでのコルデーの苦悩』をコルデー視線の独白寄りで描いたのが、まずお見事。これもアトランティスからの流れだなぁ。グェッ(※継続ダメージ)。
数多の英雄・女傑には遠く及ばない、一般人に近い“恋する乙女”の心理をコツコツと重ねていく様がいかにもコルデーらしく、最後のオチまで含めて間抜けで愛らしかった。
それでいてコルデーならではのドロッとした重さも混ざってるのが素晴らしいのに、後味は軽くて爽やか。
……☆1キャライベントのクオリティじゃなくない? 質と密度がエッッグい。







項羽


項羽らしいフライング返礼っぷりに開幕から笑ってしまう。
コメディな空気だと天然キャラみたくなっちゃうんだよな……項羽様ってば、お・茶・目。
一方、シリアスな環境では昨年の虚数海域イベントのように超有能なムーブもしてくれるので、面白いキャラクターだよなぁとしみじみ思う。
“出来過ぎてしまう”ぶん、やや扱い辛そうな立ち位置でもある項羽を、ああいった形で大活躍させてくれた虚数海域イベは本当に良かった……とバレンタインからズレてきてしまった。

バレンタインの項羽シナリオは『未来視にまつわるズレ(で生じる天然)』という彼らしい出来事を描きつつも、各イベや幕間よりも更に一歩距離が近付いた空気が伝わってくる。
微かであっても確かにある項羽の“人間らしさ”が垣間見えて、彼との間に確かな信頼関係が構築されていることが再確認できた気分でもあった。
あそこまで言ってもらえるとマスター冥利に尽きる。







おわりのおわり





今年度の新実装キャラ、低レア少なくない!?
そもそも新実装キャラ自体が少な目ではあった……が、さすがに去年は仕方がないか。

実はこの記事を書くのが一番大変。選ぶのも大変だし読み直すのも大変だし、ともかく手間がかかる……。
本当はもうちょっと大人数の感想を書きたくもあるのだけど、来年以降の宿題とさせてもらいたい。

今年は『スーパーロックオンチョコ』のお陰で好きなキャラのイベントも回収しやすかったのが良かった。
ちなみに速攻で水着キアラに渡しました。開幕バッドエンドは縁起が良いぜ。
『ロックオンチョコ』も例年に比べると入手しやすかったようにも感じたが、比較したわけでもないので実際はよくわからない。
この記事を書いている現在では、そもそもチョコもイベントもまだ残っている……!
頑張ってひとつひとつ向き合っていこうと思う。ファイト! オー!!