FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記02 霧の中で見失ったもの



第二部第六章が『前編』『後編』として一ヵ月の時間をおいて公開されていくという話をはじめて聞いた時は、それこそ『アトランティス』『オリュンポス』くらい個別の物語が展開されていくのかとも思ったが……序盤の様子からして、そういうわけでもなさそうだ。
早く続きが読みたいという気持ちもあるけど、個人的にはありがたくもある。ネタバレを避けてネットを断つにも限度があるからね。まぁ断たないんだけど。
過去の例としては、強いて言えば1.5部セイレムに近いか?
読む(=理解する)ペースに合わせて、急がなくてもいいようにゆっくり公開してくれようとしているって印象





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



神秘の島へ上陸

参加者点呼






海岸までネモに送ってもらい、いよいよブリテン島に上陸! 冒険スタート!!
ダヴィンチちゃんとの旅ってのは単純に嬉しいけど、相変わらずネモが体調をこまめに心配しているあたり、不安が完全に拭えるわけでもない。
守る……ダヴィンチちゃんは俺が守る……ッ!
というかこんな別行動状態でダヴィンチちゃんに万が一の事が起きてしまったら、新所長やネモたちに申し訳なさ過ぎるよ。どのツラ下げてボーダーに戻るんだ?
絶対に三人とも無事で帰りたい。おうちに帰るまでが冒険ですよ。







そしてここでフォウくんの不在も再確認。
搭乗すらしていないってことは、フォウくんはシオン共々ノウム・カルデアでお留守番状態になるのか?
どういう意図があっての不参加なのかがわからず、なんとも気になる。さしあたり主人公はもちろん、ダヴィンチちゃんも「淋しいなあ」「ブリテンは嫌いなのかな?」程度にしか認識しておらず、特別には注目していなさそうだった。

ともかく今回の冒険開始時の面子は、主人公・マシュ・ダヴィンチちゃんの三人だけ。
ボーダーとの通信もほぼ不可能なのが寂しいけど、仲良し三人でガンバロー!!









……という空気をいきなりブチ壊す、トリスタンカットイン。
前回のうちに散々「この異聞帯では既存の英雄の力を借りることはできない……!」みたいなピンチを演出してたのに、いきなりこんなのアリ?
さすがトリスタン……。ヌルッとシレッとした性格に似合う召喚されっぷり。





いきなり追加メンバー






出身地コーンウォールの縁なのか、他にも何か要因があるのか……詳細は不明だが、いきなり仲間が一人増えたことはシンプルにありがたい!
どうやらカルデア登録済トリスタン本人ではないようだが、汎人類史側のトリスタンであることに変わりはない。
しかも今回の舞台はブリテン島、相手がアレだのソレだのってことを考えると、味方に円卓関係者が存在することは色々な意味で面白い展開にもなりそうだ。
よろしく、トリスタン! 頼りにさせてもらおう!!





名なしの森

霧に迷う






頼りになるはずの騎士トリスタン、早くも開眼。
ベストタイミングの召喚に加え、「任せとけ」オーラでさっきまではあんなにも格好良かったのに……。
出てきて早々に迷子ドジっ子アピールとか盛りすぎ。そんなことしなくてもアンタは十分キャラ濃いよ!

ただし“コレ”については、トリスタン個人に責任があるとも言い難い雰囲気。
霧が濃くなって奇妙なモンスターが現れ始めると、まず各々の『名前』に異変が生じた。
ダヴィンチちゃんは『轍の嬰児』に、トリスタンは『嘆きの騎士』に、マシュは『妖精騎士』に……、って、マシュは妖精騎士? なんで? ドユコト?







奇妙な霧と魔物の只中で、バラバラになっていくだけで十分にマズい状況。
それに加えて、やはり彼らは自分たちの名前を忘れていっている。『名前』に生じた異変の演出は、やはり忘却と名無しを意味していたようだ。
うーんマズい状況。Fateエクストラを思い出すなぁ。素直にナーサリーが絡んでるって線はさすがに無さそうだが。









どう考えてもかなりの大ピンチだったが、そんな彼らを見守っている影がひとつ。
何者なのかはわからないけど、言動の内容を信じるのならば悪者ではない? 我々の味方になってくれる人物だろうか?
主に喋っていた『???』と、会話の相手の『ブランカ』の二人(?)がそこには居たようだ。ただし彼らが直接主人公一行を助けてくれたわけではなく、「気性の良さそうな妖精」が保護しているのを遠目に眺めていただけのようでもあった。

相手の素性も考えも、詳しい状況も何もかもわからないが……上陸したての我々にも、少なくとも二人(?)は好意的に見てくれる存在がいるようだ、ということがわかっただけでもちょっと嬉しい。
何もわからないなりに、少しだけ心強いような気もした。





失われた名前と仲間




更に出会いは続く。
「気性の良さそうな妖精」たちに保護されたらしき主人公が目覚めると、そこには同じく遭難&保護されていたと思われる女の子がいた。
自分の名前すら忘れていた主人公が「マシュ」という名前だけ憶えていたことで、やっぱり自分の名前を忘れている女の子は「わたしがマシュかぁ」と勘違いしてしまう。
記憶喪失同士で、なんか変に合致してしまった……。勘違いコントかよ!
というかこの女の子、どう見てもあの娘だけど……。日々のフリクエ周回から高難易度まで大活躍で絆カンスト不可避な彼女にしか見えないけども……。









ズッコケ騎士は相変わらずボケまくっているが、一緒に保護されていたのはありがたい。ボケでもドヤ顔でも円卓は円卓、騎士は騎士に間違いないので、いざという時にメチャクチャ格好いいし頼りにもなる。……はず!
マシュやダヴィンチちゃんも近くにいることを期待したが、少なくとも今は傍にはいないようだ。彼女たちは彼女たちで、別の場所に保護されているといいのだが……。

ところで気になるのは【名札】。
トリスタン、もといトリストラム曰く、【古英語で書かれた、葉で出来た名札】が胸についていたらしい。そのせいで主人公は己の名を「ライサンダー」、トリスタンは「トリストラム」と思い込んでしまうことになった。
この名札をつけたのは何者なんだ?
口振りからしてマシュ(仮)や保護した妖精ではないっぽいし……さっきの、遠目に見守ってくれてた奴らか?
うーん、わからない。わからないけど、なんとなく悪意はないような気もする。
名前を隠せるように間接的に誰かが助けてくれた、みたいな状況にも思えるが、とりあえず今の時点では何もわからなかった。





森の妖精たち








そしていよいよ妖精たちと出会う。
モブなのかメイン級なのかはわからないが、ともかく次から次に色々なタイプの妖精が現れて、知り合っていった。
汎用素材かと思いきや、それぞれ個別の専用グラフィック? すげぇ! なんか知らんけど超豪華!!

最初に出会った娘はThe妖精ってビジュアルだったが、エルフっぽいのやドワーフっぽいの、獣人っぽいのまでタイプは様々。でも全て『妖精』になるらしい。
うっかり受け入れてしまいそうになるけど、よく考えたら超ファンタジーな光景だよなぁ。ベタな中世西洋系異世界じみている。









意外だったのは、妖精たちが想像以上に歓迎してくれた点。
正体不明の流れ者に対してやけに優しい。ちょっと不自然で不気味にすら思えてくるくらい親切だ。

名前の件といい「人間である事を口にしてはいけない」という助言といい……一見すると平和なパートなんだが、な~んか怖いなぁ……。
明るく優しく愉快な雰囲気の裏で、人間には想像もできないような思想のナニカが蠢いていそうな気もして不安だ。
だがそれがいい……。ファンシーかつグロテスクって、いかにも妖精世界に迷い込んだって気分ですごく興味深い。

何にせよ、おそらくまだまだ序章も序章、プロローグの序盤ってところだろう。
この世界や妖精について学びつつ、物語を楽しんでいこう。