FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記08 絶対女王と各氏族長



Fateシリーズに留まらず月姫もやり直したくなっている昨今、皆様どうお過ごしでしょう。どうやってこの衝動に耐えてらっしゃいますか。
でもこれは完全に罠……。この欲求に屈したら負けだ。なんといっても、もう間もなくリメイクが出るからね!

おそらくライターもわかっているというか、月姫で披露される設定・月リメで再解説or再構成される色々を遠慮なく含んでシナリオが作られているのだと思われる。月リメをプレイし終えてから読み直すともう一回楽しい、みたいなギミックがふんだんに仕込まれてそうだ。
こ、この時間泥棒……! いやむしろ時間怪盗? この夏あなたの私的時間を大量に頂戴しに参上しますってか、やかましいわ。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



あつまれグロスターの街

次の目的地はオークション会場






トリスタンを失ったことに凹んでいる暇はない。
主人公もマシュもまだ気持ちの上では引きずっているけど、前を向いて無理やりにでも行動し始める。
次に目指すのはグロスター! ……って、マシュたちも向かってた街じゃん!

時系列に大きな差が生じているはずなので、マシュたちが未だに街に滞在しているとは限らないが、何かしら手がかりくらいは得られるかもと期待しておこう。
オークションに出された新商品『鉄で武装した珍しい妖精』とやらがマシュかもと主人公達は考えているようだが、タイミング的になんとなく胡散臭い。人間牧場の件に続いてスカで終わりそうだな~と勝手に悲観し始める読者。





マシュの旅路






人間牧場での騒動が一段落したこのタイミングで、節としてはナンバリングされない『断章』が挟まる。
おそらく断章はマシュ編を語るものになるのだろうが、こんな風に専用の枠が設けられていくのか……!
別行動期間が長くなりそうだな~と漠然と思ってはいたけど、予想よりずっとずっと長くなりそうな匂いがしてきた。少なくともグロスターのオークション商品として即再会の目はほぼ無いと思うんだが、どうか!?

記憶喪失なマシュもすっかり新たな名「アニス」を受け入れてしまい、妖精商人たちとそれなりに仲良く楽しく旅をしている。
登場直後は薄い本要員にしか見えなかった妖精連中も、それぞれの名前と個性が明らかになってきて、意外と憎めない感じになってきたなぁ。マシュと一緒にいると、連中も毒気が抜かれていくのかもしれない。









ボスっぽい雰囲気のロブ、純粋馬鹿なワグ、皮肉屋なウィンキー
彼らの口を通じて、この世界に関する情報がまた増えていく。彼らが現在向かっているのは、翅の氏族長ムリアンが仕切る流行と歓楽の街グロスター。この時点では予定通りの行程を進んでいるらしい。
翅の氏族というと……アルトリアも「よく知らない」と言ってた氏族か。ムリアンはロブによると「見栄っ張り」らしいが、文句を言いつつもロブもウィンキーもさほど嫌ってはいないようでもあった。大嫌いと断言したウッドワス(牙の氏族長)とは扱いが全然違う。

そして気になるニュースはもうひとつ。十日ほど前にキャメロットに賊が突入し、モルガンを狙って玉座にまで迫ったらしい。
てっきり前回聞いた円卓軍のパーシヴァルの話かと思ったが、戦った相手がランスロットだったり、空中戦の末に大穴に落とされたという顛末といい、完全に別件?
キャメロットを襲う勢力は、円卓軍以外にも更に存在する……?









そういえば、森脱出後のマシュはオルテナウス状態ではなく第一部の頃の鎧姿に戻ってしまっている。記憶を失っているせいだろうか?
それでも戦闘能力にさほど問題はなく、妖精たちを悪妖精ブラックドッグから守ったことで、打算と期待から「その強さ、『予言の子』に違いない!」と勘違いされてしまった。

これもまた時系列的には、現在よりも少し前になるわけで……ひょっとしなくても、噂の北の偽『予言の子』ってマシュのことか!?
記憶を失ったまま、『予言の子』としてブリテン北部で祀りあげられているってことになるのか……?
おいおい、マジかよ。なかなか面倒くさいことになりそうな匂いがプンプンするぜ。





女王モルガンとその配下

冷酷無比な女王陛下




モルガンの真の目的は汎人類史への攻撃だ、とオベロンは語っていた。
ここで噂のモルガン陣営の様子が描かれる。氏族長・大使・宮司だの兵士だのに囲まれて現れたのは、妖精國の女王モルガン……。その顔は黒いベールでやや隠されている。喪服っぽいモチーフにも見えるが、単に黒が好きってだけかもしれない。
会議の場だからかもしれないが、モルガンの言動は噂通り冷酷で傲慢。悪の女王様って感じがスッゴイ。踏まれ隊が続出しそう。
カラーリングといい雰囲気といい、アルトリアはアルトリアでもオルタに似ている気がする。





各氏族の長たち






この場にて初登場となる人物が続々と顔出し。相変わらず新規素材が豊富ゥ!
まず口を開いたのは、ノリッジ領主スプリガン。土の氏族長でもあるらしい。土の氏族ってドワーフじみたビジュアルが多いけど、スプリガンは比較的スマートなシルエットだ。

そんなスプリガンと仲が悪そうなのが、オックスフォード領主ウッドワス。牙の氏族長。ロブに「乱暴者! 大きらい!」呼ばわりされてた男か。
外見は獣キャラとして格好いいし、オーロラにちょっと弱い様子とかも好感を抱かないでもないが……ロブの反応を信じるなら、嫌な奴なんだろうか?











会議の現場にいたのは上記二人だけで、他の氏族長は流行のリモート会議状態。
会話に参加していたムリアンのほかにも更に二名のシルエットが登場したが、ムリアン以外は欠席状態だった。なぜシルエットだけ出したんだ? サービス?

不在だったのは王の氏族の長ノクナレア。エディンバラの統治者。
そしてもう一人は鏡の氏族の長エインセル。予言を残して消えたといわれている人物だが、未だにあくまでも欠席扱いなんだな。
シルエット状態でも三人とも個性があるので、いつかは全員ノンシルエットで登場するのだろう。









氏族の長たちとの会議の中には色々な地名や妖精名が飛び交い、現時点ではなかなか理解しきれない。 ティンタジェルの村から逃げた16歳少女、シェフィールドの領主ボガードに、北の自称女王ノクナレア……って、ノクナレアといえばさっき欠席扱いされていた王の氏族の長? 王の氏族ってモルガン陣営と戦争寸前なのか?
しかも王の氏族というと、アルトリアが「ロクデナシ! 死んじゃえ!!」と吠えてた相手じゃなかったっけ。

厄災の気配高まるノリッジの処遇について話している最中には、やはりシルエット状態なベリル登場。
どうやら彼はニュー・ダーリントンに居るらしい。例の国立殺戮劇場か……。近寄らんとこ。
国立殺戮は妖精のたしなみかと思いきや、フツーに他の氏族連中に嫌われてて草。





妖精騎士トリスタン






更に新キャラクター。もうひとりのトリスタン、妖精騎士トリスタンがついに作中に登場した。
トリスタンがいなくなった途端にトリスタン。追いトリスタンってワケね。

今までアルトリアだの各種一般妖精だのに散々悪口を聞かされてきたが、実物を見て改めて驚く。噂通りどころか、想像以上の悪辣っぷり。
性悪さがやべぇ! 近年そうそう見ないレベルの“ワル”じゃねぇか!!
そして溢れ出るメスガキ感。こんなわかりやすい罠に乗ってはいけないと思うのに「なんて立派なわからせメスガキ……」と呟かずにはいられない。
ええー……こんなの……絶対に悲惨な結末しか待ってないじゃん……。







汎人類史のトリスタン&アルトリア(orモルガン)とは違い、妖精騎士トリスタンはモルガンを「お母様」と呼んでいる。
名前と設定と汎人類史異聞帯問題とで色々とややこしいけど、モルガンの子供というとどうしてもモードレッドのことを思い出す。たぶん異聞帯にモーさんは存在しないのだろうけど……。

そしてトリスタンはベリルにお熱っぽいが……ベリルはモルガンの恋人なのか? むか~しのクリプター会議で、厄介なお姫様に好かれて困っている~みたいな話をベリルが語っていた気がするけど、あれってモルガンのことだったんだろうか。もしくはトリスタンか。







どちらにせよ、ベリルと彼女達母娘の関係がキラキラな純愛に終わるとは到底思えない。モルガンの考え方については未だわからないが、さしあたりトリスタンの今後には早くも不安しか感じないなぁ。
相当な無茶をやる女のようだし、因果応報でもあるのかもしれないが……。

ただ、言動はスゲー悪質なメスガキではあるんだけど、それだけで終わるとも思えない。
彼女には彼女の、何らかの事情や物語が用意されているんだろう。色々な意味で楽しみではある。