FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記11 短くも温かな日々
実装されるか否かもわからないキャラクターが続々登場する中で、ようやく一人だけほぼ確定した。
ところで彼(彼女?)の性別はどちらなんだろう。
個人的には百合寄り両刀な僕っ娘と予想。期待とも言う。
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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています
シェフィールドの新王妃
意外とにくめないキャラ、ボガード
俺達のマシュに度重なる貞操の危機!
……な~んつってねww
エロゲじゃあるまいし、んなわけないじゃんwwwww
ってライターが言ってた。(※被害妄想)
全年齢作品なので、そりゃ落としどころはこのあたりだろう。
期待なんてしてなかった!
人妻とか未亡人とか“癖”な身としては、それはそれでアリだよな~とか思ってないんだからね!!
初登場時はイカニモいやらしい獣野郎な雰囲気と厳格な統治者の面がコロコロ変わっていたボガードだったが、初夜コメディを越えたことで一気に親しみが湧く男になり始めた。
なおかつ領主としての質も高く、なんだかんだで住民からも慕われているように見える。街の雰囲気自体が良いのも、ボガードが治めているからこそなんだろうと節々から察せられる。
人間(の女)好きなボガードの性癖と、100年かけて廃墟から復興を成し遂げた住民たちの真面目さと連帯感が、シェフィールドの『人間も妖精も対等に暮らす街』の居心地の良さに繋がっている。
そんな街で、マシュの存在はあっという間に噂の的になった。
住民たちが楽しそうに嬉しそうにしているのは微笑ましいけど、あまり騒ぎが大きくなりすぎると、モルガンに目を付けられそうでちょっと心配でもあるなぁ。
マシュ派のシェフィールドとアルトリア派の我々とで、真の予言の子をめぐる敵対関係なんてことになったら最悪だし……。
はぐれ者な妖精たち
盛り上がる街の中で、マシュ個人を気にかけ続けているのは馴染みの妖精三人組。
ちょっとバカなワグはもちろん、ロブさえも「ボガードが飽きたらマシュを連れて、エディンバラに行こう!」と今後の予定を立て始めている。もはや彼らはマシュを単なる商品ではなく、大事な仲間の女の子としか見られていないのは、本人たちが意地を張って言わずとも明らかだった。
ボガードの面前で直接庇われたのが、よほど効いたんだろうな。ロブとワグがすっかりマシュ大好き勢。
そんなロブとワグの勢いにウィンキーだけは乗り切れない。彼とてマシュのことはなんだかんだ憎からず思っているはずだが、このあたりは生き方・考え方の差なんだろう。
更にここで、ロブ&ワグとウィンキーの出身が異なるということも明かされた。
ウィンキーは妖精國出身だけど、ロブたちは「漂流してきた」? ちょくちょく語られていた“漂流物”ってヤツ? 物資のみかと思ってたが、妖精(人?)が流れてくることもあるのか!
漂流、あるいは「取り換え(チェンジリング)」。
型月好きの我々には馴染み深い言葉でもある。
……ロブたちは実は汎人類史出身の妖精だったりするのかな?
更に言えば、あのレッドラビットだって、漂流してきた汎人類鯖だったりするかもしれない。あのUMAについて真面目に考察する必要はさほど無さそうだが、一応考えとこう。
しかし、ハベトロットが漂流物について知らなかったのは少し意外でもある。
ムリアン(の親?)について「アイツまだ生きてるんだ」と言ったり、この世界の事情について詳しいようでいて、妙にチグハグな面もあるよなぁ。
ハベトロットとマシュ
実装ほぼ確定な回復系ライダー
立ち絵の雰囲気的にサーヴァントっぽいな……とは考えていたが、早くもハベトロットがNPC戦闘参加。
戦闘用グラフィックとモーションまで用意されているとか、もう確定じゃん! てっきりオベロン共々、『後半パートのお楽しみ』として焦らされるだろうと思ってた。
あと地味にマシュはレベル100になってる。オルテナウス姿ではない(≒ギャラハッドの力が使えている?)点といい、マシュには記憶喪失以外にも何かの変化が起きているようにも見えるんだよなぁ。
そして気になるハベトロットのクラスはライダー。宝具といいスキルといいガッツリ回復系サポーターな印象で、例えるならアンデルセンに使い心地は近い。
どれも有能だけど、宝具演出がヤケにあっさりしていたのが気になるなぁ。よくて☆3な雰囲気。再臨状態で演出の豪華さが大きく変わるタイプかもしれないが……。
戦闘アイコンは金表示、レベル80参戦&三番目スキル非表示な点なども気にはなるけど、シナリオ内NPC参戦状態ではレベルもレアリティも実装時性能とは異なる可能性とて十分にある。
……よし! 俺は『二年前みたく、周年記念に低レア大量追加される中の一人』って説にオベロンの土地を賭けるぜ!
偽の夫婦
シェフィールドでのマシュの暮らしは想像以上に明るく平和だ。
街の住民に慕われ、城の兵士にも慕われ、馴染みの妖精商人たちは彼女のことをずっと気にかけている。
懸念だったボガードとの関係も、じわりじわりと良い方向へと転がり始めていた。
あの男もまた、マシュに毒気を抜かれずにはいられない獣の一匹でしかなかった……。フォウくんすら手懐けるビーストマスターに敵うヤツなんていないんすわ。
冗談はさておき、彼らの雰囲気は本当に良い。男女がどうこう夫婦がどうこうという下世話な感覚は一旦放り出して、マシュがもたらす穏やかで静かな感傷に少しずつボガードは影響されているし、マシュもまたボガードやシェフィールドの人々から色々なものを教わっている。
綺麗だからこそ先が少し不安にもなる、そんな光景でもあった。
こんな「良い雰囲気」だけがいつまでも続くわけがないんだよなぁ……。
マシュの中の空白
『シェフィールドで慕われる予言の子マシュ』としての存在が高まれば高まるほど、本来のマシュとのズレは広がっていく。
それを薄々恐れてはいたが……ここでついに、マシュの中にある空白について一歩踏み込まれた。ただしこれは二つのマシュを離れさせるための後退ではなく、本来のマシュの歩みを進ませるための第一歩だ。と、思いたい。
自分の欲、自分の望み。無自覚あるいは意図的に目をそらし続けていたそれらについて、マシュはようやく立ち止まって考える時間を与えられた。
マシュが記憶を失った意味や、取り戻せないまま長く過ごすことになった意味……。それは「ココ」に繋げるためでもあったのか。
今回の物語でそう簡単に結論が出るものではないだろうけど、考え始めただけでも大きい。
マシュに語り掛けるハベトロットの姿は、なんとなく第一部の頃にマシュに色々なことを語って教えてくれた人々の姿に重なるなぁ。アマデウスとかドレイクとか。
……って、ハベにゃん途中退場早くも確定!?
まだ序盤なのに言っちゃうのかよ。語り手がフリーダムすぎる。
不吉な気配まみれ
マシュが穏やかに過ごせる時も、そう長くは続かない。
シェフィールドは反逆の準備を着々と進めており、既にニュー・ダーリントンから女王軍が近付きつつあるらしい。
ボガードは籠城で勝てると作戦を組んでいるらしいが……なーんか嫌な予感しかしないよなぁ……。
武器の話題の中で挙がったのは、マシュが持ち込んだ『鉄の筒』。
うーん、これもまた嫌な予感……。嫌な予感ダブル。
更に嫌な予感追加でスリーカード成立! もう駄目だ!!
ニュー・ダーリントンって聞いた時から不安だったが、この男が居たというのが最悪の中の最悪。コイツさえ絡んでなければ、まだもう少しマシな状況だったかもしれないのに……。
一方、アイツのスパイな裏切り行為については「ああ……」って感じで特にショックはない。そうなるかなぁとも思っていたし、悲しくはある。
だがそれは裏切りが悲しいというより、その行為を選ぶしかなかった彼の在り方が悲しく、むなしい。
最後まで微妙にマシュのこともぼかしていたあたり、旅の間に度々見えた彼の好意は嘘ではなかったのだろう。他の二人ほどあからさまにしないし出来なかっただけで、彼も心の底ではマシュや仲間に好感を持っていたはずだ。
……痛々しいし、悲しいなぁ。